映画「水の上の雲」!? 投稿者:春松 投稿日:2012/04/18(Wed) 21:56 No.1503 ▲ページTopへ ▼次の記事の先頭へ
こんばんは。 その後もGo!いせさきさんの島村特集を読み漁り、おかげさまで島村ワールドを堪能していい時間を過ごさせて頂いてます〜。 島村の歴史をひもとくと、実に様々な物語が目の前に現れてきそうですね〜。 丸男さんの作成された歴史年表を拝見しただけでも、江戸時代(或は更に遠い昔・・・)から繰り返された、何世代にも渡る島村の人々の、利根川の氾濫との壮絶な戦い。 また、田嶋弥平氏らのヨーロッパ渡航、利根川に囲まれた広大な桑園と養蚕農家の営み、教会の誕生、そして西那須野村に移住した人々・・・
これらのストーリーを小説にしたなら、「坂の上の雲」に匹敵するような何巻にも渡る壮大な歴史ドラマになりそうですね! 島村を題材として、お元気だったら、、ぜひ三浦綾子先生に書いて欲しかったです〜。 三浦先生だったら、度重なる被災にも負けず、ひたすら神を信じて歩む主人公の生涯、そして家族、村の人々といった尊き熱き群像が生き生きと描かれたことでしょうか。
その物語はいつか映画化される運びとなり・・・ (島村関係の皆様、勝手にすみません。この投稿はあくまでも一個人の独断と偏見、想像の世界でありますのでどうぞお許しください。)
映画の冒頭は・・・「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、 神がすべての事を働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」 といった、聖書の言葉で始まり、(これはキリスト教で言う「摂理信仰」というものを一言で表している新約聖書(ローマ8:28)の言葉です。)
続いて、「1909年」のテロップとともに、画面いっぱいの大水の映像。 劇場内はこの世の終わりのようなサラウンド大音響がとどろき、いきなり赤レンガ塀の衝撃的な崩壊シーンがドラマのプロローグになったらいいかもです。 その後はフラッシュバックで(ゴッドファーザーPART2のように)過去の世代をさかのぼったり、明治時代に戻ったりと、、 幾つかの時間軸が並行して流れたり、時には交錯したりして構築されている作品が個人的には好みなのですが・・・^ ^;
キャストは例えばですが田嶋弥平氏には、やはり明治が背景となった「剣岳・点の記」での名演が忘れられない香川照之さん。 西那須野への道を選んだ田嶋弥三郎氏に浅野忠信さん。 更に欲言って、、金井之恭氏に堤真一さん、弥平氏の娘で宮中で養蚕を行った田嶋民女史に堀北真希さん、 前島時代の島小、明るくて若い美人先生に「坂の上の雲」でも素敵だった石原さとみさん辺りが登場してくれたら最高です! 地元出演陣も負けずに頑張り、紙芝居の先生はそのまま特別出演! 威厳ある明治の髭をたくわえた、ふるさと校長先生!シルクハットにステッキなんかもお似合いになりそうです。 時代はさかのぼり天保時代の金井烏洲役に友情出演、我らがヒーロー、丸男さんが激シブ役で登場!という豪華キャストで最強の布陣です!!
ロケは言うまでもなく伊勢崎市は島村地区が中心。 養蚕農家群の風情ある古民家&緑豊かな田園風景、利根川の渡し船、島村教会・・・ 大ロケ隊がやってきても対応できる仮設トイレを増設しなくてはなりません。 また、前島時代、木造校舎の島小ロケはかつて丸男さんがロケハン?された中之条町旧第四中学校で決まり!
監督は「ALLWAYS三丁目の夕日」の山崎監督にお願いして、お得意なVFXで古地図の通り、明治時代、輪中の前島地区の風景をリアルに再現! そこには、300メートルの赤レンガ塀もしっかり健在、緑の桑園に囲まれた民家、お寺、神社もあり、そこは美しい村、日本の原風景が展開してます。 そして、映画のクライマックスは、、島小校歌「ふるさとの歌」を様々な思いを込めて、涙の大合唱シーンで終わったりしたら感動のラストシーンになるはずです!!
またまた、Go!いせさきで知りましたが、、「宮中養蚕日記」「上州島村シルクロード」という原作や素材となるようなこんなに素晴らしい著作物もあったんですね〜〜! 丸男さんは作者の先生にもお会いして、サインももらったというからスゴいです〜。 いつの日か、島村の養蚕農家群が晴れて世界遺産に登録され、記念事業にこんな映画もできるかもしれませんね。 その日を楽しみにしてます!
追記:先程、島村特集ページを拝見していて、、 >それが「二十四の瞳」や「瀬戸内少年野球団」のようなイメージを膨らませ・・・ >でも、その分、益々イメージが膨らみイメージだけで映画のシナリオが何本か書けそう。
といったありがたいフレーズを発見し!、島村を題材に映画作りを思ったのは私だけではなかったと。。 今晩の投稿はいささか独善色の強いものになってしまったものですから、ほっとしたというか救われた思いです〜。 今夜はお宅業?も炸裂してしまいすみません。長い間おつきあい、誠にありがとうございました。
Re: 映画「水の上の雲」!? - ふるさとの歌 2012/04/19(Thu) 00:24 No.1504 春松さん、丸男さん、こんばんは。
島村が大変なことになっているので驚いています。 島村を題材にした映画、実現しそうな予感がしてきました。
蚕種生産で栄えた伊勢崎市境島村地区の歴史を子供向けに紹介した本「上州島村シルクロード」は、主人公の「田島荘太郎」が蚕種生産に取り組む物語です。 蚕種を売るために渡ったイタリアから顕微鏡を持ち帰り、蚕の微粒子病拡大を防いだ田嶋啓太郎(1854〜1937)をモデルとしています。
島村勧業会社によるイタリアへの蚕種直輸出(1879〜1882) @第1回直輸出担当者 田島信、田島弥平、田嶋弥三郎 A第2回直輸出担当者 田島武平、田嶋弥三郎 B第3回直輸出担当者 田嶋啓太郎(田嶋弥三郎の長男) 田嶋弥三郎の長男啓太郎は、1881年から3年間イタリアに滞在し、直輸出に従事するかたわらイタリア語を学ぶとともに、イタリアの養蚕状況を調査する約束で派遣されました。 C第4回直輸出担当者 田嶋啓太郎 啓太郎は帰国にあたり、倍率600倍の微粒子病検査用の顕微鏡7台をみやげとして持ち帰り、微粒子病検査の必要性を報告しました。
田嶋啓太郎(後に弥三郎を襲名)は帰国後、1890年(明治23年)金井之恭のはからいで栃木県西那須野に開拓のため一家で移住。西那須野教会を創設。助役、町長に就任。
島村と西那須野、意外なところで繋がっているのでビックリです。 丸男さん、フィルムコミッションの立ち上げ、よろしくお願いします。
Re: 映画「水の上の雲」!? - 丸男 2012/04/19(Thu) 09:33 No.1505 春松さん、ふるさとさん、それから関係の皆々様方、 え〜、ここに、島村の映画制作内容を発表します。 ン、エ〜、コホン、ご静粛に・・・。
まず、脚本、監督は・・・春松さん 総責任者、渉外責任者・・・祥さん 歴史考証責任者・・・ふるさとさん
キャスト 田島家関係・・・タダで出演してくれれば春松さんプラン。有料ならば田島家の子孫の方々。 金井烏洲・・・祥さんのご主人 金井家関係・・・金井家の子孫の方々。 斉藤喜博校長・・・ふるさとさん 頑固一徹な紙芝居おじさん・・・北川さん(夢工房さん) 島小関係・・・現在の島小教職員さん 他・・・・・・・島村の現在の皆さん
あ、それから春松さんプランの私・丸男のキャスティングは金井烏洲役から下記のどちらかに変更。 ・利根川の洪水に呑み込まれて溺れる村民A ・赤レンガブロックの爆破の破片がぶつかって大怪我をする村民B
オープニングとラストシーン、それと、時代を錯綜させながら展開させる手法・・・私も賛成です。 ラストシーンなんか、ふるさとさんが実現したフェスティーナレンテコンサートの時に 児童たちが歌う「ふるさとの歌」を聴いて感涙してしまった私は、既に、ティッシュペーパーの用意をしています。
ウ〜、ウッ、ウッ、ウッ。 あ、大変失礼しました。 また思い出して泣いてしまいました。
ちょっとグダグダの記者会見になりましたので、この辺で。
Re: 映画「水の上の雲」!? - 春松 2012/04/19(Thu) 21:47 No.1507 ふるさとの歌さん、丸男さん、お返事ありがとうございます! 先日の投稿はすっかりオタクの世界にはまってましたので、敬遠されるのではないかと気が気でなかったのですが・・・^ ^; お二方の広く温かいお心でご賛同くださり深く感動してます。m(_ _)m
またまた、プロデューサーの丸男様には早速、涙の制作発表記者会見をお開き頂いて、このような若輩者に脚本、監督というこの上ないオファーを頂き、 その模様を身を引き締めておうかがいした次第です。
歴史考証責任のふるさと様には、今後のシナリオ作りの鍵ともなる田嶋家についての貴重なご指導を頂き、これにてストーリー全体の見通しが非常によくなり 茨城のレンコン状態を呈しております。 「上州島村シルクロード」で主人公のモデルとなっている田嶋啓太郎氏と、お父上の田嶋弥三郎氏はすでに「水の上の雲」においても重要なキーパーソンであることは確かです。 わたくしのまさかまさかの盲点であったのは、西那須野に移住されたのは実は啓太郎氏、襲名した二代目弥三郎であったということです。 予期せぬサプライズに鳥肌の立つような思いで、今、作品の壮大なイメージを粛々と思い描いております。
プロデューサーからご同意頂きましたように、作品は二つの大きな時間軸をメインに並行させ、時には交錯させた流れにしてゆこうと考えてます。 一つは少年時代からの啓太郎氏の成長をみつめ、成人後のイタリア渡航、蚕種輸出の低迷、微粒子病への取り組み等をたどる中に、青年期の様々な葛藤や挫折を経験しながらも、 尊き信念と希望を持って前進してゆく姿を描いてゆきます。 その啓太郎氏の成長と並行させて、若き日の父君弥三郎氏の活躍をもう一つの時間軸として、フラッシュバックで所々にインサートしてゆくといった構成を今の所の青写真としています。 同時にそれは、大きな意味で「幕末」と「明治維新後」という日本史を二つに分けた時代を対比させるといった狙いも当然含んでいます。
ぶっちゃけたお話を申しますと、「ゴッドファーザーPART2」で2代目マイケル・コルレオーネ(アル・パシーノ)がドンとして成長してゆく過程の中に、 若き日の1代目ビトー・コルレオーネ(R.デニーロ)がのし上がってゆくエピソードを所々に織り込んだ、コッポラ監督の手法にいまだ深い感銘を覚え意識している次第です。
先生方には、またいいアイデアがありましたらご指導どうぞよろしくお願い致します!! それでは、さよなら、さよなら、さよなら!
Re: 映画「水の上の雲」!? - 祥 2012/04/28(Sat) 22:51 No.1510 春松さん あれっ! 三浦綾子さん私も大好きで読んだのですが、「塩狩峠」を読んですごいショックを受けそのあと読んでいません、素晴らしい方ですね。 で、何を言いたいかというと、三浦さんの「氷点」の中で嵐の中出港した青函連絡船が沈む時 救命具を確か隣にいた娘さんに渡して自分は船と一緒に死んだ一人の牧師さんが居たと思う、その牧師さんが島村の教会に居た方だと思う。確か何らかの関係があったとように思います。 はっきりしなくてごめんなさい。ご主人の三浦光さんに聞いてみるか?
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