群馬県内、過去2年間で12→29店舗へ現在建設が進むドラッグコスモス大手町店の出店を機に、ドラッグコスモスの2024年8月時点の群馬県内への出店状況を調べると、29店舗ありました(→ドラッグコスモス公式ウェブサイト)。過去2年間で17店舗の増加です。また、群馬県ウェブサイトの大規模小売店舗立地法による新設の届出(法第5条第1項)では、2024/7/19時点で5店舗が届け出られています。この5店舗を加えると全部で34店舗となります。クスリのアオキの群馬県内の店舗数(2024年8月時点)86店舗(うち、伊勢崎市内に15店舗)には及びませんが、後発であることを考えると、今後、その差は縮まると思われます。(2024/8/14 記) 群馬県内の既存店 29店舗(2024年8月時点)
群馬県ウェブサイトの大規模小売店舗立地法に新設の届出(法第5条第1項) 更新日:2024/7/19 (群馬県ウェブサイトから一部抜粋し要約)
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1年半の間に群馬県内に12店舗を出店するドラッグコスモス先日、当サイトの「伊勢崎市と周辺のお店、会社、施設」の掲示板に、尚さんから「伊勢崎市内にドラッグコスモスが出店するようだ」との情報を寄せていただきました。ドラッグコスモスを調べると、福岡市に本社を置き、西日本を中心に全国展開するドラッグストア。同社ウェブによれば・・・ ■コスモス薬品 全店舗数=1180店舗(2021年12月31日現在)) その内、 九州(7県):575(全体の49%) 四国(4県):123 山陽(3県):150 山陰(2県):37 近畿(2府4県):178 以上合計:1063店舗(全店舗の90%) 九州を拠点とし、西日本中心に展開しています。 群馬県内の既存店は下記2店舗。
また同社ウェブには未登録ながら、他のサイトでは下記の3店舗が見つかります。
これらのほかに、群馬県ウェブの大店法届出情報によれば、更に群県内に下記7店舗の出店が計画されています。
東日本の他の都道県への出店計画を調べていないので何とも言えませんが、群馬県への積極的な出店攻勢とみなしていいように思います。この勢いを知って思い出すのは「クスリのアオキ」(本社:石川県白山市)。同社が伊勢崎市田部井町に群馬県内1号店を出店したのが2012年4月。以来9年間余り、県内に77店舗を出店し、伊勢崎市内には14店舗あります(2021/6時点)。 群馬県から遠く離れた石川県や福岡県の企業が、積極的に攻勢をかけてくること、流通や小売業界の競争の厳しさを知る思いです。もっとも、ベイシアやカインズ、ワークマン、ヤマダ電機など、群馬県発祥の企業が全国展開していることを考えれば、この業界には県境は存在しないのでしょう。(2022/1/16 記) ドラッグコスモス概要(※同社ウェブを参照しました)社名 : 株式会社コスモス薬品 本社 : 〒812-0013 福岡県福岡市博多区博多駅東2丁目10番1号 第一福岡ビルS館4階 TEL : 092-433-0660(代) 設立 : 1983年(昭和58年)12月 資本金 : 41億7,856万6,600円 年商 : 7,264億24百万円(2021年5月期) |
先日、当サイトの「伊勢崎市と周辺のお店、会社、施設」の掲示板に、”とある通りすがり”さんから、群馬県のウェブサイトに公開中の大店法の情報(→こちら)によれば、「ティアラガーデンズ伊勢崎の跡地にドラッグコスモス大手町店が出店するようだ」との情報を寄せていただきました。 今年の5月8日、当該地の南側を東西に走る伊勢崎市道「(伊)1号線」((都)3・5・27号線)の建設現場に出かけた時、既に建物が壊され、整地された現場を紹介しましたが(→記事)、その後の利用を気にかけていたところです。 現在進行中の伊勢崎駅周辺第一土地区画整理事業の換地対象区画でもなさそうなので、権利者が何かの事業を始めるのだろう、とすれば、旧市街地に活気を取り戻すためにそろそろ大型商業施設に進出してもらいたい、でも、結局は無難な集合住宅や分譲住宅なのだろうと、勝手にあれやこれやと想像していました。 今回進出するのはドラッグコスモス(本社:福岡県福岡市)。現在、群馬県内に出店攻勢が著しいドラッグストアで、伊勢崎市内には4店舗目です。ドラッグストアとは言え、現在は生鮮も扱い、この傾向は今後さらに強まるよう(→記事)。実際は医薬品や化粧品、衛生用品、日用品等のドラッグ商品が充実したスーパーと言えるでしょう。 現在、伊勢崎駅周辺のスーパーは駅前のベイシアSM伊勢崎駅前店と 伊勢崎ショッピングモール(平和町ショッピングモール)の「とりせん」 の2店舗。新伊勢崎駅近くにあった「ベイシアIS伊勢崎店」は2023年10月29日に閉店したので、旧市街地の買い物圏はこの2店舗か、近隣のベルク(美茂呂町、寿町)やクスリのアオキ(寿町)、あるいは少し足を伸ばして西部モール等。車社会の地方において、車に乗ってしまえば5分も10分も変わらないと、距離に関係なく買い物する人もいますが、日常のことになると、あるいは車に乗らない人にとっては、徒歩圏のスーパーは貴重な存在。 スローテンポながら、区画整理事業が少しづつ進み、旧市街地にも徐々に住宅が建ち進んでいます。既成市街地の空洞化と郊外への商業施設の集積は多くの地方都市で起きている現象。今回、既成市街地のド真ん中へのドラッグコスモスの進出が、流れを変えるトリガーになるでしょうか。 大店法によれば、オープンは2025(令和7)年3月13日(予定)です。(2024/8/10 記) 工事塀に掲示された看板 2024/8/9 ▲ページTopへ 建設状況2024/10/11
建物南側から(手前の道路は伊勢崎市道1号線) 2024/10/11 建物南西側から(手前の道路は伊勢崎市道1号線) 2024/10/11 建設地南東の[信用金庫前]交差点から 2024/10/11 建物南東側から(手前の道路は「一番街通り」) 2024/10/11 建物北側の東西道路から 2024/10/11 オープンと求人案内の看板 2024/10/11 ▲ページTopへ 基礎工進行中 2024/8/9建設地の南東角地から。手前の信号は[信用金庫前]交差点。 2024/8/9 建設地の北東角地から。手前の道路は一番街通り。 2024/8/9 後方左の建物:アパホテル伊勢崎駅南 後方右の建物:大手町ICビル |
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施設概要群馬県ウェブサイトの「大規模小売店舗の案件(5条1項)処理状況」(→記事)から一部引用(※大店法案件情報は一定期間を過ぎると、ウェブから削除されますので、リンク切れの場合はご容赦ください) 1 大規模小売店舗の名称及び所在地 名称:ドラッグコスモス大手町店 所在地:伊勢崎市伊勢崎駅周辺第一土地区画整理事業29-2街区 外 2 大規模小売店舗を設置する者及び当該大規模小売店舗において小売業を行う者の氏名又は名称及び住所並びに法人にあっては代表者の氏名 (1)大規模小売店舗を設置する者:山万株式会社 (2)大規模小売店舗において小売業を行う者:株式会社コスモス薬品 3 大規模小売店舗の新設をする日:令和7年3月13日 4 大規模小売店舗内の店舗面積の合計:1,382平米 5 大規模小売店舗の施設の配置に関する事項・・・<略> 6 大規模小売店舗の施設の運営方法に関する事項・・・<略> 7 届出年月日:令和6年7月11日 |
国道50号[西久保町]交差点の南西角地(元JA佐波伊勢崎あかぼり支店)で建設が進んでいたドラッグコスモス赤堀店。2023/11/14時点で建物は既に完成し、駐車場は舗装も区画線工事も終え、オープンに向けて準備中の様子でした。現場に掲示されていたオープン情報には日付が明示されていませんが、ウェブサイトには2024年1月25日と言う情報も見つかります。同じ敷地内で同時に工事が進んでいたマクドナルドは既に10月4日にオープンしています(→こちら)。(2023/11/19 記) |
建物が完成し、駐車場整備を終えたドラッグコスモス赤堀店 2023/11/14 完成した建物の正面 2023/11/14 |
ドラッグコスモス赤堀店の建設現場では2023/6/25、鉄骨建方を終えて躯体全体に足場が組まれ、外壁工事等が進んでいました。建物の平面形状はL型で、伊勢崎市周辺の大型商業施設では長方形が多い中、特徴的です。 建物位置は敷地内の南西角地で、敷地への出入口は東側の群馬県道73号伊勢崎大間々線側と北側の国道50号側で、南面と西面からの出入りはできないようです。 同じ敷地内で同時に工事が進むマクドナルドはコスモスと国道50号との間に位置しています。左図に、現地で概観した2施設の位置を示します(正確である保証はしていません)。 施設以外の場所は駐車場になるのか、ほかの商業施設が建つのか分かりませんが、伊勢崎市辺りのモール化した他の商業施設と比べると、敷地面積は狭いようです。 敷地東側の工事用出入り口脇にはコスモスの求人案内が掲示されました(右の画像)。この案内によると、オープンは今冬になるようです。(2023/6/27 記) 敷地東側の工事用出入り口から 2023/6/25 敷地北側(国道50号側)の工事用出入り口から 2023/6/25 |
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建物の南西角から(西面と南面) 2023/6/25 |
建物の南面 2023/6/25 |
ここ数年、北関東圏への進出が顕著なドラッグコスモス。2023/5/11時点で、茨城県内23店舗、栃木県内20店舗、群馬県内16店舗と、かつての「クスリのアオキ」の勢いを彷彿させます。 伊勢崎市では当ページで紹介している田部井店が1号店ですが、現在2号店「(仮称)ドラッグコスモス赤堀店」の建設が進んでいます。建設地は「元JA佐波いせさき・赤堀店」の跡地。国道50号と群馬県道73号伊勢崎大間々線、同102号三夜沢国定停車場線との五差路[西久保町] 交差点の南西角地です。 JA佐波いせさき・赤堀支店と隣接していたヨシダトータルサービスの施設も解体され、全体が一つの敷地として整地されています。ドラッグコスモスは敷地南側で建設が進み、5月10日時点で外構工事と基礎工事が進んでいました。現地掲示の労災保険関係成立票に示される事業期間は2023年4月5日~2023年9月28日です。 赤堀に住む友人からの地元情報では、この場所にコスモスとマックができるらしいとのことでしたが、まずコスモスの建設で一店舗当たったので、マックも当たるかも知れません。敷地の広さは2店舗分程度はありそうです。(2023/5/11 記) |
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外構工事、基礎工事が進む現地 2023/5/10 |
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敷地東側に建つ現場事務所。 右側は県道・伊勢崎大間々線 2023//5/10 |
建設現場(敷地東側の工事用出入り口から)。 2023/5/10 |
工事塀で囲まれた建設地(敷地北西側・国道50号側から)。後方は[西久保町]交差点 2023/5/10 |
工事前(JA赤堀、ヨシダトータルサービス)の頃JA佐波いせさきあかぼり支店が営業中の頃の通りの様子 (c)Google street view JA佐波いせさきあかぼり支店が営業中の頃の航空写真 (c)Google earth |
(仮称)ドラッグコスモス田部井店の住所を調べると、元「ファームドゥ 伊勢崎」があった場所です。営業中だった頃、入り口脇の蕎麦屋さん目的で出かけたり、駐車場一画の草花や店内の豆腐・乳製品、手作りパン等を購入しました。建物の半分には農機具や農業用品も扱っていて、バケツや長靴等を買ったことがあります。ただ、建物や店内施設が古く、細々と経営している雰囲気が漂い、買物の度に「今後、どんな方向に行くのだろう」と思っている内に閉店してしまいました。 農家の味方だった「ファームドゥ」。作業着と長靴を履いたままでの入店も違和感がなかった親近感。農業従事者が減少し、農業用品はホームセンターで、食品部門はスーパーで買い分ける昨今、経営方針が時代に合わなくなったのかも知れません。 その後、建物が解体され、南側の隣接地が整地され、「県道桐生伊勢崎線脇のまとまった土地なので、何ができるのだろう」と関心を寄せていました。空き地のまま何年経過したか正しく記憶を辿れませんが、県道沿いの立地なので、商業施設でよかったと思っているところです。(2022/1/16 記) (仮称)ドラッグコスモス田部井店・店舗概要群馬県ウェブサイトの「大規模小売店舗立地法に係る公告」を参照しました。
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ドラッグコスモス建設地と既存の近隣のスーパー、ドラッグストア、ホームセンター 「ファームドゥ伊勢崎」があった頃の現地(Google earth..撮影年月不明) 整地後の現地「ファームドゥ伊勢崎」解体・撤去・整地後の現地(Google street view。撮影年月不明) 「Farmdo(ファームドゥ)伊勢崎」があった頃「ファームドゥ伊勢崎」があった頃の現地(Google street view.撮影年月不明)。 「ファームドゥ伊勢崎」入り口左手にあった蕎麦屋「白虎」の看板も建っています。 |