以下の記述は『スタンランの世界』(須長康一さん著)からの引用です。 スタンランが作品を提供した書籍は、E・ド・クロウザ『スタンランの銅版及び石版作品集』によると、112点が記載されているが、童話や小説さらにシャンソン集などの多方面の分野に作品が提供されている。 それらの挿絵には表紙絵と挿入絵があり、両方が付されているものと単独のみのものが存在する。中でも表紙絵が付されて、書籍の性格付けに大きな意味を持った作品には、次のものがあることを確認している。 |
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『猫』 スタンラン 1898 |
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スタンラン作品集 |
『通りにて』 アリスティド・ブリュアン 1888 |
『犬の唄』 シャンボ・ジリエ 1895 |
『シャンソン・ルージュ』 モーリス・ブーケ 1897 |
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『アリステッド・ブリュアン』2 |
『おもちゃのコメデイ』 |
『アリスティド・ブリュアンの 唄と独白』 アリスティド・ブリュアン 1896 |
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『大衆の心』 2 『通りにて』3 アリスティド・ブリュアン 出版年不詳 |
『ブロー二ュの森の季節』 モーリス・ボーブール 1896 |
『真面目な客』 ジョルジュ・クートゥリーヌ 1897 |
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『フイユ』 ゾー・ダクサ 1900 |
『バルバラ』 ルシアン・デカーブ 1914 |
ビリビ |
『人生』 スタンラン 1901 |
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『ヌーベルシャンソン』 |
『シャンソン・ダムール』 モーリス・ブーケ 1893 |
『愛のプロレタリアート』 アンリ・トゥロ 1904 |
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『幼稚園』 レオン・フラピエ 1904 |
『陽気なブルジョワ』ジュール・モノー 1898 |
『貧者の独白』 ジャン・リィテュ 1897 |
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『田舎の女教師』 レオン・フラピエ 1906 ● |