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我が家の黄色い彼岸花

 リコリスオーレア(Lycoris aurea) 

別名:ショウキズイセン(鍾馗水仙)、ショウキラン(鍾馗蘭)

202420232022202120202020・分球・移植に挑戦2019
20182017201520132011成長記録春の姿冬の姿

鉢植えが元気に開花 2024年

分球・移植後5年目

掲載日:2024/11/11

眩しいほどに黄金色に輝くリコリスオーレア 2024/10/19
 今年の10月17日と18日、東京時代の設計仲間4人と年恒例一泊旅行。初日午前に我が家に集合し、出発前の遅い昼食。メインディッシュは群馬のソウルフード”登利平弁当(竹)”。毎年のお決まりの流れですが、今年はちょうどリコリスオーレアが満開だったので、
 「よ〜し、今年は4人に見せなくっちゃ。花に興味ありそうなのは一人もいないけど
と目論んで4人の到着を待っていると、”ピンポ〜ン♪”と玄関チャイム。
 「お、来た、来た」と玄関に向かい、ドアを開けると、「あれっ、いない?!空耳?えっ?」

 ナント、皆さん、庭のリコリス・オーレアのところへ集まっていて、
 「庭の黄色い花が目を惹いたから。彼岸花なんだね〜。黄色い彼岸花があるんだね〜」と驚いた様子。どうやら私の目論みも不要だったようで、それだけ黄色い彼岸花が珍しかったのでしょう。

 彼岸花族は、一日花のワスレグサ属と異なり一週間ほど咲き続け、個々の花茎もほぼ一週間以内には開花するので、全部の花茎が咲き揃う姿を眺めることができます。友人が訪れた10月17日と18日はまさに全部が咲き揃った時で絶好のタイミングでした。とは言え、寒さを知ってから咲くリコリスオーレア。夏の猛暑の影響を受け、満開時期は年によって数週間ズレますが・・・。(2024/11/11 記)


鉢の中で咲き揃ったリコリスオーレア 2024/10/17

鉢の中にギッシリ詰まったリコリスオーレア。花茎が伸びた茎は約4割。2024/10/19

真上から撮影すると花火のようなリコリスオーレア 2024/10/15

ほぼ満開。鉢の西側の茎はまだ伸びて来ません。 2024/10/15

花の下から見上げて撮影。太陽光の方へ傾いています。2024/10/14

一つの花が一週間程度は咲き続けるので、日に日に密集度が増します。2024/10/14

黄金色に輝くリコリスオーレア 2024/10/13

根元を見ると花茎が伸びたのは全体の約4割。鉢の西面の花茎が伸び悩み。2024/10/13

1本がなぜか横に倒れ始めました 2024/10/11

開花が始まりました 2024/10/9

黄金に輝くリコリスオーレア 2024/10/13

地植えのリコリスオーレア・開花経緯 2024年

掲載日:2024/11/11 ▲ページTopへ
 リコリスオーレアを最初に植えたのは半日陰の場所。そこで年々増殖したので5年前に分球し、半分を鉢植えに、半分を元の場所に植えました。昨年までは鉢植えの花茎が伸びず、地植えが元気でした、今年は逆転し、鉢植えからたくさん花茎が伸びてたくさんの花が咲き、一方で地植えが頼りなく、結局・・・

最終的に花が付いた茎(花茎)は7本

でした。鉢植えとの差で最も大きかったのは日射量鉢植えは日当たりのいい場所に置き、地植えは朝晩のひと時に日が当たるだけで、ほかの時間はハゼや馬酔木、柚子の日陰でした。土壌や栄養分、水分など、ほかの条件も影響したでしょうが、日射量の影響も大きいようです。(2024/11/11 記)

写真に撮ると山中のようです(右後方の赤い車が見えなければ・・・)。2024/10/17

ほぼ満開 2024/10/15

花径の数は7本 2024/10/14

開花が始まりました 2024/10/11

掲載日:2024/3/27 ▲ページTopへ

リコリス・オーレア 春の姿

 「花は葉を見ず、葉は花を見ず」・・・悲恋の花、リコリス(彼岸花)。その黄花の種類のリコリス・オーレア。開花期は10月。初旬から咲き始める年もあれば、中旬から咲く年も。寒さを知ってから咲く花なので、夏が長いと開花期が遅れます。
 どんな時期に咲き始めても、満開を過ぎる頃から葉っぱの成長が始まり、寒い冬にはタップリと太陽光を浴びて、球根に栄養を蓄えます。この時、開花後の花を放っておくと結実が始まり、そちらにも栄養分を取られるので、茎の根元付近で切り取ります。かつて、この実が硬くなるまで待って、その種を蒔いてみましたが、一つも発芽しませんでした。増殖には親の球根脇から出て来る子供の球根を分球する方法が確実です。
 10月下旬から始まる葉っぱの成長はその後も成長を続け、5月頃には姿を消しますが、3月下旬にはまだ緑が濃くて青々としています。
 この時期の地植えと鉢植えの葉っぱには、見た目の差は少ないですが、開花に至る茎は地植えが多く、大地の強さに納得します。限られた庭のスペースですが、今年も鉢植えの開花が少なければ、どこか場所を探して地植えに変えようと考えています。(2024/3/27 記)

地植えのリコリスオーレア 春の姿 2024/3/24


地植えのリコリスオーレア 2024/3/24

鉢植えのリコリスオーレア 春の姿 2024/3/24


鉢植えのリコリスオーレア(鉢は葉っぱに隠れて見えません)2024/3/24

掲載日:2023/11/2 ▲ページTopへ

2023年 分球・移植後4年目の開花状況

 我が家のリコリス・オーレア分球・移植後4年目のレポートです。今年の夏は猛暑続きで、9月に入ってからも暑い日が続いたせいか、寒さを知ってから咲くリコリス・オーレアは例年よりだいぶ遅めの開花で、咲き始めが10月7日頃、満開が10月19日頃でした。昨年2022年も夏が暑くて長かったため、開花が例年より遅くなりましたが、今年はそれより更に4,5日遅かった感じです。9月まで続く夏の暑さも”異常”ではなく、新しい”標準”だと言う識者の見解もあるので、今後、リコリスオーレアの満開時期は10月中下旬になるかも知れません。

 今年、地植えの花径の本数は昨年同様でした。鉢植の花径数は昨年はたった一本でしたが、今年は2本になりました。いずれ、鉢の容量に制限された土の力と、地植えの大地の力との差が大きく、早めに地植えしたいと考えています。
 今年はオーレア開花時期に、コロナ感染後後遺症に悩まされていたので、詳細な観察をする気力が湧かず、開花状況を画像で紹介するだけとなりました。(2023/11/2 記)

地植えのリコリス・オーレア

葉の成長始まる 2023/10/30


葉っぱの成長が始まった地植えのリコリスオーレア。 2023/10/30

地植えのリコリスオーレア・満開 2023/10/19


花弁と雄しべ雌しべとが花火のよう 2023/10/19


満開のリコリスオーレア 2023/10/19


満開で咲く花径の付近では、やっと葉っぱが出始めた球根もあります。 2023/10/19


地植えのリコリスオーレア・開花中盤 2023/10/14


1つの花径から6つの花が咲いたリコリスオーレア 2023/10/14


花径の数は7本 2023/10/14


ガーベラも一緒に咲いています 2023/10/14


鉢植えのリコリスオーレア

(植えた球根は9つ。3年3か月後に約60球に増加。
その中から今年付いた花径はたったの2本)


鉢の中で窮屈そうに葉っぱを伸ばすリコリスオーレア 2023/10/30

たった2本花径を伸ばしたリコリスオーレア 2023/10/19


植え付け後3年3か月で早くも密集状態になった鉢植えのリコリスオーレア 2023/10/19


更新日:2022/10/27、掲載日:2022/10/17 ▲ページTopへ

2022年 分球・移植後3年目の開花状況

 初回紹介時から11日経過した我が家のリコリス・オーレア。前回、僅かに葉っぱが出ていた球根は、その内に花茎が出て来るものと期待していましたが、結局、前回以降に花茎が出た球根はなく、葉っぱが伸びただけでした。
 結果的に花の数は80個、花茎あるいは葉っぱが伸びた球根数は106個。昨年はそれぞれ99個と41個でした。花の数は減りましたが、球根数は2.6倍になりました。ただ、鉢植えの球根からは花茎が付いた球根がたった1本だったので、是が非でも地植えの場所を確保して移植した方が良さそうです。(2022/10/27 記)

  今年もまた我が家のリコリス・オーレアが咲き始めました。分球・移植後3年目です。
 10月15日時点でまだ満開には至らず、今年は例年より遅い開花です。寒さを知ってから咲くリコリス・オーレア今年の秋は暑い日が長く続いたので、遅い出足になったのでしょう。
 地植えの場所は鉢植えに比べて陽当たりが悪く、寒さも早く訪れたせいか、10月15日時点で7〜8割りの茎が背丈を伸ばし、開花が始まりましたが、鉢植えはまだ一本茎を伸ばしただけで、残りは伸びる気配がありません。
 分球後、地植えした球根は逞しく育っていますが、鉢植えの球根は成長が鈍いままです。根を張るにも鉢の中では狭苦しく、土の力も鉢の容量では不足なのでしょう。地植えの場所を工面したいのですが、なかなか用意できません。今年の最終レポートは10日後頃になりそうです。(2022/10/17 記)

2022/10/26時点
地植え 大きな鉢 小さな鉢1 小さな鉢2 合計
2020年に分球移植した
球根の数(2球付きも含む)
13 9 2 2 26
茎の数 地植え 大きな鉢 小さな鉢1 小さな鉢2 合計 花の数
花が4個付いた茎 4 0 0 庭に見当たらず 4 16
花が5個付いた茎 8 0 0 8 40
花が6個付いた茎 3 1 0 4 24
花が7個付いた茎 0 0 0 0 0
花茎が付かず、
葉っぱだけ伸びた球根
31 51 8 90 0
合計 46 52 8 106 80

地植えしたリコリスオーレア 2022/10/26


咲き終えつつあるリコリスオーレアと花茎を付けなかった球根 2022/10/26

花茎を付けなかった球根 2022/10/26

大きな鉢に植え付けたリコリスオーレア 2022/10/26


花茎を付けたのはたった一本。葉っぱのみ伸びた球根が51個。 2022/10/26


地植えしたリコリスオーレア 2022/10/15


夕陽を受けて輝くように咲くリコリスオーレア 2022/10/15


気品高きリコリスオーレア 2022/10/15


黄色い照明のように輝くリコリスオーレア 2022/10/15

大きな鉢に植え付けたリコリスオーレア 2022/10/15


大きな鉢で一本だけ茎を伸ばして咲いたリコリスオーレア 2022/10/15

大きな鉢のリコリスオーレア。一本を除き、まだまだ延びる気配がありません。 2022/10/15

更新日:2021/10/17、掲載日:2021/10/12

2021年 分球・移植2年目の開花状況

 分球・移植2年目の我が家のリコリス・オーレア開花状況レポートです。
 分球・移植した昨年も無事に開花してくれましたが、今年は2年目のせいか、昨年より多く咲きました。開花は10月1日頃から始まり、10月6日には満開になりました。昨年は特別に遅い開花でしたが、今年は例年より数日早め、3年前の2018年とほぼ同時期でした。
 今年咲いた花の数は99個、過去最多です。しかも、分球して移植した小さな鉢が一つ見当たらないので、この分も含めれば100個を超えました。
 今年は一本から9つの花が咲いた茎がありましたが、過去12年間で初めてのことです。
 花を付けた茎と付けなかった茎の合計は、分球・移植した昨年と全く同じだったので、この一年間での増殖はなかったようです。地植えと鉢植えでは、花の数の多さや勢いなど、地植えの方がが勝っていたのは、昨年同様でした。昨年、この差を確認したので、鉢から地植えに植え替えてあげようと思いましたが、適当な場所が見つからず、保留のままです。(2021/10/12 記)
地植え 大きな鉢 小さな鉢1 小さな鉢2 合計
2020年に分球移植した
球根の数(2球付きも含む)
13 9 2 2 26
茎の数 地植え 大きな鉢 小さな鉢1 小さな鉢2 合計 花の数
花が5個付いた茎 3 1 0 庭に見当たらなくなりました。誰かにあげたのかも知れません。 4 20
花が6個付いた茎 4 3 0 7 42
花が7個付いた茎 2 1 1 4 28
花が9個付いた茎 1 0 0 1 9
花茎が付かず、
葉っぱだけ伸びた球根
13 11 1 25 0
合計 23 16 2 41 99

地植えしたリコリスオーレア 2021


夕陽を受けて輝くように咲くリコリスオーレア 2021/10/8


リコリスオーレア満開 2021/10/7


ほぼ咲き揃ったリコリスオーレア 2021/10/6


幸せを呼ぶ黄色・リコリスオーレア 2021/10/4

大きな鉢に植え付けたリコリスオーレア 2021


大きな鉢で咲くリコリスオーレア・満開 2021/10/7

小さな鉢に植え付けたリコリスオーレア 2021

10月4日 → 10月8日


小さな鉢で咲くリコリスオーレア(咲き始め) 2021/10/4

小さな鉢で咲くリコリスオーレア(満開) 2021/10/8

掲載日:2021/1/11 ▲ページTopへ

リコリスオーレア 冬の姿

を見ず、を見ず・・・相思華

  今年の7月に分球して移植し、10月中旬には花を咲かせてくれた我が家のリコリス・オーレア。鉢植えよりも地植えの方がたくさん咲いてくれたのは想定内でしたが(→開花記事はこちら)、色々な草花や樹木を所狭しと植えてある庭なので、地植えできる場所はそれ程多くはなく、鉢植えでも仕方ありません。
 ところでリコリスと言えば、「葉は花を見ず、花は葉を見ず」、ひいては「葉は花を思い、花は葉を思う相思華と言われています。日本では真っ赤なリコリス(彼岸花、リコリスラジアータ)は、球根が有毒のためか、葬式花や墓花、地獄花など、不吉な別名が多くつけられていて気の毒ですが、最近は野に咲く花として認知されてきたようで、公園や河川敷、水田の畦道、郊外の路傍、時には個人宅などでたくさん見かけるようになりました。

伊勢崎市や近隣の彼岸花→彼岸花散歩彼岸花の里御嶽山自然の森公園

 我が家には真っ赤な彼岸花(リコリスラジアータ)はありませんが、白い彼岸花(リコリスアルビフローラ)と赤紫の彼岸花(リコリスジャクソニアナ)、そして当ページで紹介しているオレンジ色の彼岸花(リコリスオーレア)があります。

 下世話な話で恐縮ですが、アルビフローラは1球100円程度で購入できますが、オーレアは2009年にカインズ伊勢崎店で1球400円ほどで購入しました。11年間で40球に増え、1球400円とすれば11年間で16,000円の利殖です。11年で40倍の利殖・・・などと夢のような話ですが、趣味の範囲に留めておいた方が良さそうです。下世話ついでに、リコリス同様、開花期と葉の成長期がずれるコルチカムも、子供の拳くらいの大きさで1球500円ほどします(2019年、ジョイフルホンダ価格)。高いようですが、毎年楽しませてくれることを考えれば、安い買い物です。

 余談が長かったですが、我が家のリコリス・オーレアの冬の姿です。太陽光をたくさん浴びて、活発に光合成をして、立派な球根を育てて欲しいです。(2021/1/11 記)


地植えしたリコリスオーレアの冬の姿 2020/12/31

鉢植えしたリコリスオーレア 2020/12/31

掲載日:2020/10/21 ▲ページTopへ

2020年 分球・移植後の開花状況

 今年の7月に分球して移植した我が家のリコリス・オーレア
 初めての体験なので適切な植え付け作業を行えたか自信がなかったのですが、無事に成長して開花してくれました。ただ、今年は移植のせいか、夏の猛暑期間が長かったせいか、例年よりも4,5日遅い開花でした。
 今年の開花状況は下表の通りでした。花の数は2017年の63個に次いで2番目に多い56個、茎の数は過去最多の43本でした。2位は2019年の29本。
 球根から花茎が出た率は
 地植え(69%)>大きな鉢(33%)>小さな鉢(0%)
 の順でした。植え付けた球根の個体差にも依存するとは思いますが、地植えと鉢とでこれだけ差が出ることは想定外でした。鉢植えの球根については、地植えの場所を探して植え替えてあげようと思います。(2020/10/21 記)
地植え 大きな鉢 小さな鉢1 小さな鉢2 合計
2020年に分球移植した
球根の数(2球付きも含む)
13 9 2 2 26
茎の数 地植え 大きな鉢 小さな鉢1 小さな鉢2 合計 花の数
花が4個付いた茎 3 2 0 0 5 20
花が5個付いた茎 5 1 0 0 6 30
花が6個付いた茎 1 0 0 0 1 6
花茎が出ず葉っぱだけ出た球根 14 13 2 2 31 0
合計 23 16 2 2 43 56
球根から花茎が出た率 69% 33% 0% 0%

地植えしたリコリスオーレア 2020(分球移植後初年度)


地植え移植したリコリスオーレア 2020/10/18


地植え移植したリコリスオーレア 2020/10/13


地植え移植したリコリスオーレア 2020/10/11

大きな鉢に植え付けたリコリスオーレア 2020(分球移植後初年度)


大きな鉢に移植したリコリスオーレア 2020/10/18

大きな鉢に移植したリコリスオーレア 2020/10/13

小さな鉢1 2020/10/6

地植え 2020/10/6

小さな鉢2 2020/10/6

大きな鉢 2020/10/6

掲載日:2020/8/16

2020年 分球・移植に挑戦

 我が家のリコリスオーレア球根を一個植えてから10年目の2019年、茎の数が29本と過去最大になったものの、花の数は2017年から減少傾向を示したので、
 「これはきっと分球して移植する時期に違いない
 と判断し、先月7月24日、その作業を行いました。余談ですが、昨年分球をしようと思い立った時、「来年のことなのできっと忘れるだろう」と、iPadのカレンダーにメモしておいたところ、「ピロロン♪」と知らせてくれたので気付いた次第です。タブレットやスマホが年間スケジュールを知らせてくれるので助かります。

掘り上げ、分球、移植手順は・・・

(1)現在植えてある場所の周辺の草や木の根っ子を除去

 植えるともなく増えたヤブランを移植し、周辺の樹木から伸びて来た根っ子を除去しました。


分球移植前の状況 2020/7/24

周囲の草を除去 2020/7/24

(2)根の状況を確認しながらスコップで外回りから堀り進める

 初めての作業なので慎重に行いましたが、球根全体が一塊になっていて、土も柔らかかったので、予想外に簡単でした。掘削中に出て来た周辺樹木の根っ子も除去しました。

根の様子を確認しながらスコップで少しづつ掘削。リコリス以外の根は丁寧に除去。
2020/7/24

(3)球根の掘り上げ

 球根の一塊の周囲をお堀のように掘り進め、塊全体をスコップに乗せて掘り上げました。

(4)無理なく分離できる球根を分離

 土を落とし、複数の球根が一体化している球根の内、無理な力を加えずに分離できる球根を分離
 その結果、下記球根数を確認。
   2球付き・・・14個、1球付き・・・12個     合計 40球
 11年前にたった1球を植えたリコリスオーレア。11年の年月を経て40球に増えました。


掘り上げて土を除去 2020/7/24

全球根を並べてみました 2020/7/24

大きい球根のサイズは直径5cmほどあります。 2020/7/24

(5)植えつけ

 2球付き、1球付きと全26個の球根を下記のように植えつけました。
   元の場所付近・・・13個、大きな鉢1つ・・・9個、小さな鉢2つ・・・2鉢×2個=4個

元の場所へ13個 2020/7/24

大きな鉢(内径約32cm)に9個(植える前)

小さな鉢2つに2個ずつ 2020/7/24

大きな鉢に9個(植えた後) 2020/7/24

(6)その他

 リコリスオーレアは害虫や病気には強いようなので、掘り上げた球根の消毒はしませんでした。
 連作障害については情報を入手できませんでしたが、我が家では、同じ場所で11年間繁殖し続けているので、問題はないだろうと判断し、元の場所にも植え付けました。
 元の場所の土に自家製腐葉土と鶏糞の固形肥料、化成肥料等を適当に混ぜました。

 初めての分球と植え付けを行いましたが、今年も花が咲いてくれるのか不安と期待を抱きながら見守りたいと思います。例年の開花期は10月10日前後、今日から55日後です。開花せずとも、せめて発芽だけはして欲しいと期待しています。(2020/8/16 記)

成長記録

更新日:2020/10/21 ▲ページTopへ
茎の数 花の数 花の数
2020 最初の球根を
植えた後11年目
(分球・移植後初年度)
43
地植え 大きな鉢 小さな鉢1 小さな鉢2 合計
植え付けた球根の数
(2球付きも含む)
13 9 2 2 26
茎の数 地植え 大きな鉢 小さな鉢1 小さな鉢2 合計 花の数
花が4個付いた茎 3 2 0 0 5 20
花が5個付いた茎 5 1 0 0 6 30
花が6個付いた茎 1 0 0 0 1 6
花茎が出ず
葉っぱだけ出た
球根
14 13 2 2 31 0
合計 23 16 2 2 43 56
56
2019 球根を植えた後、10年目 29
茎の数 花の数
花が4個付いた茎 4 16
花が5個付いた茎 4 20
花茎が出ず葉っぱだけ出た球根 21 0
合計 29 36
36
2018 球根を植えた後、9年目 15
茎の数 花の数
花が4個付いた茎 1 4
花が5個付いた茎 6 30
花が6個付いた茎 2 12
花茎が出ず葉っぱだけ出た球根 6 0
合計 15 46
46
2017 球根を植えた後、8年目 11
茎の数 花の数
花が5個付いた茎 5 25
花が6個付いた茎 4 24
花が7個付いた茎 2 14
合計 11 63
63
2015 球根を植えた後、6年目 10
茎の数 花の数
花が5個付いた茎 2 10
花茎が出ず葉っぱだけ出た球根 8 0
合計 10 10
10
2013 球根を植えた後、4年目 4 16 16
2012 訳あって咲くに至らず ? ? ?
2011 初開花 2 7 7
2010 葉っぱだけ 1 0(花茎が出ず葉っぱだけ出た球根) 0
2009 球根を一個植える - - -
※2014年、2016年は記録忘れ

掲載日:2019/10/13 ▲ページTopへ

2019年

 我が家のリコリス・オーレアの成長記録です。今年も増え方は昨年同様でした。花を咲かせた茎の数は昨年より更に1本減って8本。4つ咲かせた茎と5つ咲かせた茎と4本ずつで、合計36個の花を咲かせ、花の数としては過去3番目です。その代わり、10月10日時点で、背丈3〜5cmほど伸び、花を咲かす気配がない茎が21本あり、茎の総数は過去最高の29本でした。

 これは”そろそろ分球して増やしなさい!”と伝えているに違いない。

 ・・・と言うことで、来年の植え付け時期に分球し、増やしてみたいと思います。オーレアは彼岸花よりも開花時期が遅く10月上旬に咲くので、植え付けは7月下旬〜8月上旬頃がよさそう。問題は、来年のその時期まで覚えていられるかどうかです。iPad の Diary に予約しておきましょう。
 NHKの「趣味の園芸」のウェブサイトには、種からオーレアを増やした方の記録が掲載されていましたが、運良く発芽しても、咲き始めるのは3年後頃のようなので、辛抱強さが必要です。気が向けば種からも挑戦してみようと思います。(2019/10/13 記)


掲載日:2018/10/7 ▲ページTopへ

2018年

 我が家のリコリス・オーレア。今年は増え方が昨年の延長ではありませんでした。
 花を咲かせた茎の数は昨年より2本減って9本。代わりに、根元で背丈3〜5cmほどで伸び悩んでいる茎が6本でした。茎の総数では昨年より4本増えて15本となりましたが、開花した花の数は46個で、昨年より17個減りました。過去の成長記録を確認すると、3年前と同様でした。予想するに、種を増やす年には、開花させる茎の数を減らしてエネルギを分配するようです。

 種を蒔いてから開花まで2年を要したので、今年芽吹いた6本の茎も来年か再来年には咲くかも知れません。平均6個花を付けるとすれば36個の花が増え、80個以上の開花が期待できます。発想が単純過ぎますが、そんな期待を込めて来年以降も見守りたいと思います。(2018/10/7 記)


大方が咲いたのに、まだ芽吹いて間もない茎 2018/10/6

同左(別の角度から) 2018/10/6

もう少しで満開・我が家のリコリスオーレア 2018/10/4

掲載日:2017/10/9 ▲ページTopへ

2017年

 今年も我が家のリコリス・オーレアが咲いてくれました。茎の数は11本、花の数は63個。2009年に球根を一個植えてから8年目。今年は茎の数も花の数も過去最高記録です。過去の成長を整理すると、茎の数が10本に増えたのが2015年。その内、花が付いた茎は2本でした。この年に花を付けなかった茎が、その後の2年で養分を蓄えたのでしょう。
 8年前、リコリスオーレアの球根は、ホームセンターで一個300円程度でした。その後、人気が上昇しているようですが、現在はいくらくらいなのでしょう。
 リコリスと言えば、真っ赤な彼岸花が有名。最近は白花のリコリスアルビフローラを見かける機会も増えましたが、黄色のリコリス・オーレアはまだ見る機会が少ないです。様々なヒガンバナ科の花たち、葉っぱがなく茎の先に花を付ける姿は清々しくて気品があり、秋の庭を楽しませてくれます。(2017/10/9 記)


茎の数は11本 2017/10/8

右の2本の茎も翌10/9には開き始めました 2017/10/8

掲載日:2015/10/13 ▲ページTopへ

2015年

 2009年に球根を植えて、2010年は葉っぱのみ成長。2011年に始めて咲いた我が家のリコリス・オーレア。その時の茎は2本でした。翌2012年は訳あって咲くに至らず、2013年には茎が4本で花弁が16個。昨年2014年はレポートを忘れ、今年は花を咲かせた茎が2本。それぞれ5輪ずつ花が付き合計10個の花。地面から少し芽を出して丈が伸びなかった茎が何と8本。きっと小さな球根が親球根の周りにワワワワワっとくっ付いていたのでしょう。花が咲き終えたら分離してあげればいのかな?
 キツネノカミソリやナツズイセン、スプレンゲリなどと同じヒガンバナ科のリコリス・オーレア。ヒガンバナよりも少し遅く、10月上旬に咲き、庭を楽しくしてくれます。(2015/10/13 記)


掲載日:2013/10/12 ▲ページTopへ

2013年

 伊勢崎周辺の野原や水田を真っ赤に彩った彼岸花も10月中頃になると流石に姿を消しましたが、その仲間であるリコリス・オーレア(Lycoris aurea)が、今年も我が家の庭で咲き始めました。
 最初に紹介したのは2年前。その時には花弁の数は7つでしたが、今年は9つ増えて16個になりました。ちょっと嬉しい、小さな幸せ。茎の数は4本です。こんな感じで徐々に増えるのでしょうか。それとも自分で球根を分けて増やした方がいいのでしょうか。後で、お師匠さんのKさんに聞いてみましょう。

 ところで、何で昨年のレポートがなかったか、興味ありませんか?え、ないって?ま、そう言わず。実は昨年、リコリス・オーレアの茎がほんの少し出始めた頃、我がカミさんがその辺一帯の草むしりをして、バッサリと刈ってしまったのです。確かにリコリスは、葉は花を思い、花は葉を思う相思華と言われ、開花時期には葉っぱがないので気付き難いとは思うのですが、それにしても、1年じっと開花を待ったオーレアをバッサリと。何と可哀想。このまま絶えてしまうのかと心配しましたが、今年は見事に復活してくれました。
 バラしついでにもう一つ。実はカミさん、このバッサリ刈り込みの時、私が長年一番大切に育てていたヒメシャジンもバッサリ。ギョエ〜! ヒョエ〜! ドッヒャ〜! 更にカミさんの言い訳が凄い!「だって雑草に見えたから〜」。「え、え〜?!言い訳の前にゴメンナサイって言えよ〜!。」
 ま、確かに我が家の庭は、良く言えば自然の風情、分かり易く言えば未手入れ状態なので、リコリスもヒメシャジンも花が咲く前はただの雑草です。そんな放置と伐採との過酷な環境を生き抜く我が家の花たち、可哀想。(2013/10/12 記)


掲載日:2011/10/27 ▲ページTopへ

2011年

 我が家でリコリス・オーレア(Lycoris aurea)が咲きました。
 この花はヒガンバナ科・ヒガンバナ属に属し、伊勢崎周辺で毎年9月に咲く真っ赤な彼岸花の仲間です。

 この花を知ったのは一昨年のこと。私の花と樹木の先生である伊勢崎市公園緑地課のKさんと彼岸花の話をしていた時、「彼岸花は実にたくさんの種類があって、外国じゃ多くの人に親しまれてます。今ならホームセンターで何種類かの球根を売ってますよ」と教えてもらって、早速に買って来て植えた次第です。白い彼岸花(リコリスアルビフローラ/シロバナヒガンバナ(白花彼岸花)/Lycoris albiflora)があるのは、境三ツ木の彼岸花の里で知っていましたが、まさかそんなにたくさんの種類があるとは知りませんでした。
 ところが、昨年は茎が立派に育ったものの花が咲かず落胆していたのですが、Kさん家でも同じように咲かなかったと聞いてひと安心。自分の不幸も他人の不幸を聞いて立ち直る小市民の丸男でした。
 今年はご覧のようにシッカリと咲いたので早速にKさんに伝えると、「あ、私ん家も咲きました」と。今度は幸福を共有する単純な丸男でした。先程、リコリスを販売しているサイトを見つけたのですが、147種類のリコリスを扱っていました。このサイトで紹介したキツネノカミソリも販売しています。
 ところで我が家のリコリス・オーレア、来年は増えるでしょうか。ネットで調べると、来年のためには咲き終わった花柄は早目に切り、葉はそのまま伸ばして球根を太らせるといいらしいです。(2011/11/27 記)

我が家の庭で咲いたリコリス・オーレア 2011/10/16

2011/10/16



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