| 2009年8月8日、はっきりしない天気が続く今年の夏、いせさきまつりの初日のこの日も、厚い雲に覆われながらも降りそうで降らず、それが真夏の暑さを少し和らげ、例年よりも幾分か涼しいまつりとなりました。 昨年のまつりの記録を見ると、ご当地伊勢崎市が連続猛暑日のために夕方のテレビニュースで話題になっていました。暑かったり涼しかったり、色々な天気のいせさきまつり、今年も元気に開催です。 | 
| 2010年|2009年 [初日|2日目]| 2008年[初日|2日目]| 2007年 [初日|2日目] | 
| オープニングパレード | ||||||
| おまつりのスタートは「オープニングパレード」から。 西町から本町四丁目のベイシア駐車場までの区間を一部の団体を除き、往復します。 参加者は総勢870人。 |  先頭を横断幕を持って歩く少年野球チーム | |||||
|  各団体のプラカードを 掲げるのは 少年野球チーム |  横断幕に続き「消防音楽隊」が軽快にマーチを演奏  |  
 | ||||
| 五十嵐市長さんと ミスひまわりの皆さんが オープンカーに乗って行進 車はSUBARU |  【拡大】 | |||||
|  |  南小学校マーチングバンド  | 私はこの日、往路のスタート時間に少し遅れてしまい、 「大丈夫、帰路に撮ればいいから」 と気が付いたものの、帰路にはいくつかの団体が参加しませんでした。 と言う訳で、先頭からいくつかの団体をカメラに収めることができませんでした。掲載できなかった団体さん、ゴメンナサイです。 | ||||
|   |  坂東小学校マーチングバンド |  | ||||
|  | 伊勢崎まちガイドの皆さん。 伊勢崎の各地のイベントを取材していると、色々な場所でお見かけするようになりました。いつもご苦労様です。 | |||||
|  |  北第二小学校マーチングバンド |   | ||||
|  | ドコモショップ 伊勢崎店 おまつり限定の 半額サービスのチラシ を配布していました。 | |||||
|  少年野球団のユニフォームに 「赤石」の名前が。 |  | 北小学校マーチングバンド | ||||
|  ドッ、ドッ、ドッっと 重低音を響かせて ハーレーの一団の行進です。 |  上州国定ハーレー会  |  
 | ||||
|   |  群馬ダイヤモンドペガサス | 
|  | 伊勢崎オートレース ムーンライトナイターの 横断幕を掲げて | |
|  1口にハーレーと言っても 良く見ると装飾や形が みなそれぞれ異なります。 |  群馬伊勢崎ハーレー会  あれ、運転席にいるのは? 笹川代議士 |  仲良くお二人で♪ | 
|  |  ダンピアいせさきの皆さんが踊りながら行進 |  | 
| 祭りの街中・寸景過去2年、いせさきまつりを追い掛けて多くの写真を撮りましたが、それらを改めて見てみると、その多くはメインイベント的な風景でした。 3度目の今年はカメラを持つ手にも多少余裕が出て来たので、 それらに加えて、祭りの街中風景を色々な角度から撮ってみました。 | ||||
| 各区や団体のコスチューム | ||||
|  中屋敷組の半被は 裾が長くて一色  黒、赤、緑、黄色の コントラストも鮮やかな 曙町区の半被   ほんのり素朴な稲間組 稲岡(いなおか)と 間之山(あいのやま)の合併区 |  横並びするとそれがまた新たな模様になって 目を惹きます  五十嵐市長さんや市の三役の方々。 伊勢崎市の半被はシンプルな絣(かすり)模様 ←背中には伊勢崎市のシンボルマークの勾玉(まがたま) 
 |  赤、黒、白の 上植木本町  シンプルな白地に 雷神の絵 お祭りに良く似合います  | ||
| 女性達  ▲ページTopへ 祭りでより華やかになるのはやっぱり女性達。 お祭りを見に来るだけでなく、着て楽しみ、歩いて楽しみ、そして見せて楽しみ。 | ||||
|  仲良く友達と  目にも鮮やか、赤と黄色 縁取りには黒 |  仲良く友達と  お母さんと一緒 |  外国の女性達も 大勢見かけました 視線が合って、思わずドキリ!  笑顔が素敵なお母さん達 若い者に負けては いられないわ。 |  このファッション、 最近見かけます さしずめファッショナブル甚平?  お父さんの背中でショー見物 落っこちないでね  疲れたから座っちゃお | |
| 静かに鎮座する神輿、出番を待つ屋台 ▲ページTopへ | ||||
|  |  |  伊勢崎神社の神輿 | ||
|  茂呂南町 |  太田町  稲岡(いなおか) 間之山(あいのやま) |  本町一区  |  | |
| 街中寸景 ▲ページTopへ | ||||
|   大手町区の山車に掘られた 見事な彫り物  |  古さと新しさの調和。仲を取り持つまつり。  本町通りと直交する道路には露天が並びます |  くじ引きの景品 大型テレビや ゲームが当たります  | ||
| 各区や団体の本部や控え所 ▲ページTopへ | ||||
|  曙町区  伊勢崎商工会議所 工業部会 |  区長会やまつり本部、 警備本部  大平祭好会  建設部会 |  いせさきFM中継基地  伊勢崎商工会議所 |  波志江町二丁目  本関町 | |
| 屋台の巡行夕刻迫る頃、本町通りには各区の地元を巡行して来た屋台が次々に集結し、通りを西から東へ、東から西へとゆっくりと縦列で巡行します。 それはちょうど、夜の屋台囃子の競演のウォーミングアップのようで 大通りが次々に屋台で埋まって行く光景は、何かドラマのオープニングを見るようで 胸躍る光景でもあります。 | |||
|  上植木本町  三ツ橋  鹿島町・植木区 |  山王町(さんのうちょう)  太田町 夕刻のお囃子は 子供達が主役 |  下波志江(しもばしえ)  稲間組  鹿島町・中下区 | |
|  茂呂南町区  鹿島町  美茂呂町 屋根の上に立つ勇敢なお嬢さん |  ウンショ、ヨイショ!と本町一区  縦列でゆっくりと本町通りを巡行する各区の屋台  | ||
| 屋台の巡行が終わる頃、通りには神輿が練り歩き、会場を更に盛り上げます。 | |||
|  | 大平祭好会 の神輿の練り歩き 大勢の若者が神輿を背負い、 大きな1つの塊になって、 右に左に、 力を持て余しているかのように 押し寄せます。 誰かがそのパワーを押し返さないと 神輿は沿道の観衆の中に 突入しそうになります。 担ぎ手も観衆も その危険な感じをまた 楽しんでいるようです。 |  セヤセヤと揺れ続ける神輿 カメラの焦点が追いつきません | |
| ◆ 民謡流し ◆夕刻6時頃、水分をタップリと溜めながらも踏ん張っていた雨雲がついに耐え切れなくなったのか、少し如雨露の口を開いたようで、本町通りの舗装を濡らしました。 本降りは困るなぁ・・・と気に掛けている内には雨も上がり、 出番を待っていた大勢の女性たちの民謡流しの始まりです。 | |||
|  |   | ||
|  | チームごとに それぞれ異なる浴衣を着て 大勢の女性達が民謡を踊りながら 本町通りを流します。 その後には青や黄色のTシャツ、 また、北欧や中南米の 民族衣装を想像させる衣装を身に付け 大勢の女性達が 楽しそうに踊ります。 |   | |
| おまつり広場「おまつり広場」では、本町通りのイベントと時にはラップし、時には主役として様々な催しが繰り広げられました。ここで紹介するのは、夕方6時から行われた i-kidsダンスフェスティバル | |||||
|   
  |   |   | |||
|  | |||||
| 夜の屋台の競演 ▲ページTopへ | |||||
|  一向に止まない雨。 人通りもなくなってしまいました。 | 夕方、舗装を濡らした雨が民謡流しの間だけ少し静かにしていたものの、再び雨脚が強くなり、一向に止む気配がありません。 この分では屋台はみんな地元へ引き上げてしまうだろうと通りを見やると、案の定、屋台の姿がどこにも見えません。見えるのは路面の雨に反射する夜の灯りだけ。人通りもありません。 私も、家に帰る踏ん切りが付かないまま雨に濡れながら愚図愚図していると、あれれ、おやおや、どこからか1台、2台と屋台がやって来るではありませんか・・・。 おお、逞しきかな、 |  雨に濡れる本町通り SOAビルの灯りが通りに反射します。 | |||
|  
 |  次々に姿を現します。 どこで待機していたのでしょうか。 |  新宿(あらじゅく) 
 | |||
|  緑町 |  濡れた路面に反射する屋台の灯り |  三光町 | |||
|  鍛冶原(かじはら)  本町一区  稲間組  三光町   |  豊城町  稲間組  上植木本町  屋台同士がギリギリ近寄ります  鹿島町  ・  北千木町 |  三光町  上泉町  いくつもの屋台が交差点に集結  屋台を覆うビニールシートが 淡く照らされて不思議な光景  ・  南千木町 | |||
|  本町通りの各交差点に集まった屋台 一体、何人の人がこの一点に 集まっているのでしょう。 少し離れた位置から眺めると その場所からユラユラと 何か大きなパワーが 高く高く昇っているかのようです。 |  | ||||
| いせさきまつり・初日の夜、本町通りは数十台の屋台の灯りに照らされ、赤や黄色、青に染まりました。 我を忘れたかのように、熱く、激しく演奏されるお囃子。 近くへ寄れば各区ごとに微妙に異なる演奏内容も、 少し離れると全体が大合奏になり、新たなお囃子サウンドを生み出しています。 演奏しているのは人々ですが、 演奏者の振りに合わせてユラユラ揺れ、お囃子を発している屋台を見ていると、 屋台その物が一つの生き物のように感じられてきます。 まつりは日常的に人々が持つ情念の昇華である と感じる一時です。 ● カメラを持って屋台や人々にぶつかりながら動き回っている内に、 私にも確実にこのエネルギが伝播し、充実感に満たされました。 自転車のペダルを踏んで家路に着く己の身を 雨降る暗闇が心地よくクールダウンしてくれました。 | |||||