伊勢崎オートレース場の北西、須永橋の少し上流で伊勢崎市(宮子町)に入り、その後南東へ向かって伊勢崎市内をゆったりと流れ、利根川に架かる上武大橋の少し上流(伊勢崎市境平塚)で利根川に合流する「広瀬川」。
右岸堤防は全区間舗装されていますが(→広瀬川サイクリングロード)、安堀町や太田町、曲輪町などの左岸堤防は、右岸に比べて標高が高く、盛土で築堤された護岸堤防がないため、堤防上の管理道路はありません。 ここで紹介する「広瀬川遊歩道・緑歩道」は、これらの区間に整備された道路で、上流側は「ラブリバー親水公園うぬき」(安堀町)と接続し、三ツ家橋(太田町)や栄橋(曲輪町)、新開橋(三光町)をアンダーパスし、新開橋下流の人道橋まで繋がっています。下流端は階段を登れば左岸堤防の舗装道路に接続します。以前、MBを抱えてこの階段を登ったこともありますが、安全ではないのでお勧めできません(→赤石稲荷)。 「広瀬川遊歩道・緑歩道」のうち、三ツ家橋上流から平釜川手前の約130m区間は「ひろせ川左岸遊歩道をきれいにする会」の皆さんが世話をしていて、いつもきれいに掃除され、四季折々の花々が咲き、ちょっとした休憩コーナー等も設けられています。 「ひろせ川左岸遊歩道をきれいにする会」(代表:佐々木さん)は今から10年前、平成24年(2012年)4月の設立。設立時会員数は約40名。その後も多少の増減を経ながら現在に至っています。地元太田町の皆さんを中心に、隣接の安堀町と曲輪町の方もおり、年齢層は年配者中心ながら、地元の若い世代の方もいるとのこと。 地域の幅広い年齢層の人々による「我がまち」を綺麗にするボランティア活動。この素晴らしい活動が市全域に広がりますように。(2022/9/17 記) お花畑の一画に掲げられた看板 2022/9/11 すぐ先に幹線道路が走り、左岸高台は住宅地であることを忘れさせてくれる風景 2022/9/11 |
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「ひろせ川左岸遊歩道をきれいにする会」の皆さんが世話をしている区間(上図■区間) |
「ひろせ川左岸遊歩道をきれいにする会」の皆さんが世話をしているお花畑の一画で、彼岸花が咲き始めています。この場所で咲く彼岸花、過去にも何回か紹介していますが(当ページ下部)、今年は例年より少し早い開花のようです。辺り一面に真っ赤に広がる彼岸花の群生地もインパクトがありますが、お花畑の中でほかの花と混じって咲く風情もまた優しい感じがしていいものです。(2022/9/17 記) |
伊勢崎市太田町の広瀬川左岸を走る遊歩道。ジョギングや散歩、サイクリングの道路として利用されています。その内の「三ツ家橋」から「平釜川」までの遊歩道約130m区間の遊歩道と一帯は、いつきれいに清掃され、四季折々の花が植えられ、オブジェなどが置かれ、憩いの空間が創出されています。世話をしているのは「ひろせ川左岸遊歩道をきれいにする会」の皆さん。今年は例年にも増して、多種類多数の花を咲かせてくれたようです。(2022/9/17 記) 2022/9/11 2022/9/11 2022/9/11 2022/9/11 |
伊勢崎市を北西から南東に向かって斜めに流れる広瀬川。いせさきオートレース場の北側で荒砥川の水を集めて流入し、伊勢崎市境平塚の上武大橋上流で利根川に合流します。堤防上にはサイクリングロードが走り、西部公園やラブリバー親水公園・うぬき、林公園、まゆドーム・子供の森公園、御嶽山・自然の森公園、(境)ひろせ公園などの公園にも接しています。 そして、河川敷内に整備されているせいか、なかなか気付かれない散策道がここ「ひろせ川遊歩道」。三ツ家橋の上流左岸にあって、三ツ家橋下流の「広瀬川緑歩道」とラブリバー親水公園の遊歩道と連続しています。一帯には、春には菜の花やハナダイコンソウ、ユキヤナガイ、センダン、梅雨にはアジサイ、秋には彼岸花が咲き、四季折々に季節の変化を見せてくれます。 そんな花の季節のほかにも遊歩道を楽しませてくれるのが、石積護岸やベンチの周りに置かれた様々なアート。釜めしの容器や石に描かれた顔や模様が何ともひょうきんで可愛いです。制作しているのは「ひろせ川遊歩道をきれいにする会」の皆さん。河川敷の木々が葉っぱを落としている今、ベンチに座ってアートに囲まれているとほのぼのとした空気が流れます。(2017/2/2 記) ひろせ川遊歩道のアート 2017/1/21 |
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2017/1/21 2017/1/21 2017/1/21 |
2017/1/21 2017/1/21 左後方:伊勢崎市民病院 2017/1/21 |
右:広瀬川。後方:三ツ家橋 2017/1/21 |
広瀬川左岸河川敷で咲く彼岸花(伊勢崎市太田町、三ツ家橋上流)2015年の夏。7月下旬から8月上旬にかけて連日の猛暑日。お盆を過ぎる頃からは台風や前線の影響で雨が降ったり止んだりの連日不安定な天気。そんな例年と異なる気候が秋の花たちに与える影響を気に留めていたところ、何と、昨日5日、早くも彼岸花の開花を確認しました。場所は伊勢崎市太田町、三ツ家橋上流左岸の遊歩道脇です。過去9年間、境三ツ木「彼岸花の里」や「御嶽山自然の森公園」、市内各所で咲く彼岸花を見て来ましたが、記録を辿ると、昨年も早かったものの今年は更に早く、この9年間で最も早い開花になったようです。 彼岸花は秋の気配を察知して咲く花。例年ならば9月中旬から下旬頃が開花時期。お盆以降の涼しさが開花を急がせたのかも知れません。(2015/9/6 記) 開花条件は日射量や土壌の栄養や水分、風通し、個体差など、様々な要因があると思われ、生育場所ごとに異なります。当記事も伊勢崎市全域での開花を伝えるものではありません。 |
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2015/9/5 |
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広瀬川左岸河川敷で咲く彼岸花(伊勢崎市太田町、三ツ家橋上流左岸)三ツ家橋の下を通る小路。時々散歩の人に出会います。 |
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2014/9/20 |
2014/9/20 |