上武大橋・架け替え工事 工事概要■工事延長=1,620m■橋梁区間 橋長=888m ■有効幅員=11.00m ■車道幅員=7.50m、片側歩道 ■形式=13径間連続鋼細幅箱桁橋 ■架け替え完成=平成29年度 ■現橋の撤去=新橋完成後、順次撤去。 |
県道伊勢崎深谷線 上武大橋 完成記念式典昨日2018年3月17日(土)、10時から11時30分の間、群馬県伊勢崎市境平塚の平塚公園内特設会場と左岸側橋上会場において、県道伊勢崎深谷線上武大橋完成記念式典が執り行われました。式典に先立って深谷市指定無形民俗文化財「血洗島(ちあらいじま)獅子舞」が披露され、公園内特設会場では式辞や工事経過報告、感謝状贈呈等が行われ、その後、会場を橋上会場に移し、テープカットと久寿玉開被が行われました。橋上イベントを盛り上げたのは深谷中学校の吹奏楽演奏。 久寿玉開被の後は新しい上武大橋の渡り初め。解放されたのは左岸から橋梁中央までの車道と、歩道の全区間。車道に関しては、上流側車線を自由に歩ける唯一の機会です。上流に架かる旧橋の路盤高は新橋より数メートル低く、眼下に望むことができ、この光景を歩きながら見られるのもこの日限りの機会です。 渡り初め後、トリを務めたのは伊勢崎市の「上州・境・雉子尾太鼓」。元気いっぱいの演奏で式典を締めてくれました。 会場には埼玉県のマスコット「コバトン」と「さいたまっち」、群馬県の「ぐんまちゃん」、深谷市の「ふっかちゃん」、伊勢崎市の「くわまる」と「もじゃろー」の6人が応援に駆け付け、会場のあちらこちらで人気を集めていました。(2018/3/18 記) 動画で紹介上武大橋 完成記念式典 2018/3/17(4分18秒) (*)今回の開通は、群馬県から埼玉県に向かう車線のみ新しい上武大橋に切り替えるもので、埼玉県から群馬県に向かう車線の切り替えは7月頃の予定。 |
式典式典は平塚公園内特設会場と橋上会場の2ヶ所で執り行われました。最初に行われたのは、こちら平塚公園内の特設会場。 |
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式典受付 埼玉県知事、群馬県知事ほか |
式次第 深谷市長、伊勢崎市長ほか |
開式を待つ列席者の皆さん 招待者や一般参加者ら 会場の人気を集めたマスコットキャラクター |
渡り初め左岸側に設けられた橋上会場 県境を示す標識。後方は埼玉県(下流側に設けられた歩道から) 県境を示す標識。後方は群馬県。左は旧橋。 新橋(左)と旧橋(右)。新橋は多径間連続桁構造のため、支承位置のジョイントがありません。 |
新橋から見た旧橋旧橋は昭和9年竣工。橋の中央部10径間は垂直材付き下路式鋼曲弦ワーレントラス橋。側径間はゲルバー式プレートガーダー。部材の接合方法はリベット接合。貴重な土木遺産です。今年84歳の老兵もその役目を終えて、新橋にバトンタッチです。旧橋は、平成30年度から4ヶ年をかけて順次撤去予定とのことです。 |
垂直材付き下路式鋼曲弦ワーレントラス橋 橋脚上の支承。路面の継手はフィンガージョイント。 |