毎年1月11日に開催される”いせさき初市”。 伊勢崎神社の参拝者や”上州焼き饅祭”見学者、本町通りのダルマ市や露店、からくりり時計交差点の猿まわし、明治館の銘仙企画展や邦楽コンサート、100円協賛店などなど、どこもかしこも大賑わいでした。 初市と言えば、例年空っ風が吹く寒い日が多いですが、今年は穏やかで温か。しかも祝日に当たり、子ども連れや若い人たちもたくさん訪れました。 私は伊勢崎神社境内で執り行われた「上州焼き饅祭」を見学した後、ダルマ市や猿まわしで賑わう本町通りを横目に、明治館の邦楽コンサートへ。2階和室のコンサート会場は既にお客さんで溢れています。皆さんの背中越しに三味線や尺八、歌声をしばらく聴き入り、再び本町通りへ。猿まわしの周囲も分厚い人だかり。見えるのは人の背中。雰囲気だけを味わい、ダルマ市と露店並びを一巡りして来ました。 (2016/1/12 記) |
「上州焼き饅祭」は午後2時から伊勢崎神社にて開催。 神社神殿で、まんじゅうや味噌ダレ、大刷毛、長串などを奉納、お祓い。4人の福男福女(年男、年女)の皆さんがまんじゅうに願いを込めた文字を書き込む「福文字入れの儀」から始まり、「お鈴の儀」、「串刺しの儀」、「焼き入れの儀」、「お福分け」などが厳かに執り行われました。 まんじゅうの大きさは直径55p。4個を竹の長串で刺し、炭火で焼き上げ、味噌ダレを付けます。群馬県のソールフード「焼きまんじゅう」の香ばしい匂いが神社境内に漂い、大勢の参拝者や見学者が「福分け」された焼きまんじゅうを食べて、今年の幸せ願っていました。(2016/1/12 記) →リハーサルの様子(2015年12月23日)はこちら |
伊勢崎神社で行われた「上州焼き饅祭」 (9分20秒) |
1月11日、毎年恒例の群馬県伊勢崎市の”いせさき初市”。今年は1月の第2月曜日に当たり、「成人の日」の祝日となりました。祝日で好天に恵まれたせいか、ダルマや露店で埋まる本町通りには昼間から大勢の人が訪れていました。 |
いせさき初市、2016年。本町通りのダルマ店と露店。(3分54秒) |