伊勢崎駅周辺で進む区画整理事業。伊勢崎駅の南側が第一地区、北側が第二地区です。それぞれの地区内では既存家屋の解体撤去や都市計画道路・区画道路の築造が進み、整備された街区には新しい住宅や商業施設の建築が進んでいます。 それらの工事と歩調を合わせるかのように、区画整理地内の行政区の公民館新築工事も進んでいます。当ページでは、それらを紹介します。 伊勢崎駅周辺の公民館位置 @大手町一区公民館 A大手町二区会議所 B大手町三区日吉会館 C曲輪町三区公民館 |
伊勢崎駅周辺第一土地区画整理事業内で進む各行政区の公民館や会議所の建設。紹介が今頃になってしまいましたが、記憶ある範囲では曲輪町一区会議所の新築移転は最も早い時期だったように思います。曲輪町一区会議所は駅の西方徒歩数分のJR両毛線の南側側道沿い(*)にあり、大手町と曲輪町の全6つの建物の内、伊勢崎駅に最も近い距離にあります。 2021年11月時点で、会議所南側は区画整理事業が進んでいないようで、倉庫と思しき建物が数棟残されています。会議所西側に接する区画道路工事も会議所南端部で止まっています。(2021/11/28 記) (*)(都)7・7・19号線 |
曲輪町一区会議所入り口の木製銘板 2021/11/17 曲輪町一区会議所(南側から)。後方にはJR両毛線高架橋。 2021/11/17 曲輪町一区会議所(西側から)。後方は伊勢崎高架駅舎。 2021/11/17 曲輪町一区会議所。右に蔦が絡まる倉庫。 2021/11/17 |
新しい曲輪町三区公民館の建設は、現在の公民館の北東に隣接した場所で進んでいます。2021年10月8日現在、現公民館と建設中の新公民館が並んだ姿を見ることができます。現在の公民館を東側(伊勢崎織物会館北東の交差点辺り)から眺めると、赤石楽舎の庭に建つ時報鐘楼と伊勢崎織物会館と、3つ並んだ姿を眺めることができます。(2021/10/13 記) 曲輪町三区公民館 完成 2022/1/22022年、新年が明けた2日、伊勢崎駅南口線の工事現場に訪れると、南口線脇で建設が進んでいた曲輪町三区公民館が完成し、玄関には正月飾りが飾られていました。(2022/1/19 記) 完成した曲輪町三区公民館。右の建物は屋台庫。2022/1/2 栄町区碑栄町区碑(栄町〜曲輪町への変遷が刻まれています) 2022/1/2 防護シートが外れ、姿お目見え 2021/11/25平屋づくり、南面がガラス張りで使い易そうです 2021/11/25 左端に時報鐘楼、右隣に屋台庫。手前は工事中の伊勢崎駅・南口線。2021/11/25 左端から、現・公民館、時報鐘楼、一軒置いて新・公民館、屋台庫。2021/11/25 北隣には屋台庫 2021/10/24建物外観を現しました。右側の高い屋根は、屋台庫のようです。2021/10/24 新旧並んだ姿 2021/10/8建設が進む曲輪町三区公民館 2021/10/8 建設が進む曲輪町三区公民館 2021/10/8 基礎工事進行中 2021/7/31交差点北西角地で同時に進む曲輪町三区公民館新築工事 2021/7/31 |
現・曲輪町三区公民館現・曲輪町三区公民館入り口の木製銘板 2021/10/8 現・曲輪町三区公民館(西側から) 2021/10/8 現・曲輪町三区公民館(西側から)。右端は伊勢崎織物会館。 2021/10/8 現・曲輪町三区公民館と時報鐘楼 2021/10/8 現・曲輪町三区公民館(東側(伊勢崎織物会館北東の交差点)から) 2021/10/8 |
大手町三区日吉会館は、栃木県道・群馬県道39号足利伊勢崎線(通称「足利県道」)に沿った南側で、福島病院跡地の少し西側。足利県道は現在拡幅改良工事が進んでいて、日吉会館の区間は側溝布設を完了しています。旧日吉会館は、新しい日吉会館のすぐ西側にあり、2021年9月25日時点でまだ解体されずに残っています。 余談ですが、旧日吉会館の北東には、小さなお社があって、地元の氏神様と思われる神様が祀られていました。このお社も日吉会館の東側に移築されています。元のお社は狭いながら樹木が植えられ、桜の木も植えられていました。街中をブラリサイクリングした時、ちょっとホッとする風景で、境内や開花中の桜を撮影した記憶があるのですが、PCのどのフォルダに保存したのか分からなくなり、見つかりません。数年に一度はPCも買い替えるので、どこかへ行ってしまったのかも知れません。新しお社は全面石畳に覆われているので、木々に囲まれた以前のお社は貴重な風景でした。 余談ついでに、「日吉会館」の名前で思い出すのが、60年ほど前に、この場所から少し西側にあった映画館「日吉劇場」。子供向けの映画を上映していて、やっぱりこの近くにあった映画館「スカラ座」と共に、たまに映画を観に来ました。「日吉」はこの辺の地名なのかも知れません。(2021/9/30 記) |
通り側の壁に設置された「大手町三区日吉会館」の銘板 2021/9/25 建物周囲の舗装と車椅子用斜路完成 2021/9/25 外構工事が進む大手町三区日吉会館 2021/7/31 移築したお社(庚申塔)→庚申塔の歴史については後日掲載します(2021/10/24)移築後のお社と大手町三区日吉会館 2021/7/31 移築後のお社(庚申塔) 2021/7/31 |
大手町三区日吉会館と、その東隣に移築された小さなお社を紹介した時、「お社の以前の風景を撮影した記憶があるものの、PCのどのフォルダに保存したのか分からなくなってしまった」とお伝えしましたが、昨日、別のページ(「伊勢崎市の旧市街地風景」)を追加編集したところ、なんと、そのページで掲載していました。残念ながら、桜が咲いた写真は含まれていませんでした。桜の写真は撮影し忘れたか別のフォルダにあるのかも知れません。 話が逸れましたが、庚申塔と公民館は移築前から隣接していましたので、移築前の画像を当ページにも転載しておきます。移築前のお社が、狭い境内ながら緑に包まれ、きちんと手入れされて守られている様子が伝わると思います。移築後の床面は石畳と白砂利で覆われ、植栽は施されていません。 今日、日吉会館に立ち寄ったところ、たまたま会館の新築お披露目会を開催中で、区長さんから色々な話を伺うことができました。区長さんによれば、移築を機会に、庚申塔と建立場所の基礎その他の埋蔵物等について、詳しく調査したとのこと。この庚申塔は今から260年前の宝暦年間に建立されたようで、庚申塔の側面下部に建立年と、当時の4つの町名が刻まれています。 庚申塔については、後日改めて紹介しますが、移築にあたって植栽を施さなかったのは、巨木化した木の根っ子が周辺地面に根を伸ばし、建物に悪影響を与えてしまうためとのことでした。そう言えば、自転車族の私も、巨木化した街路樹が歩道の舗装を凸凹に盛り上げて、ガタンッ、バタンッと通行に難儀することがあります。街中の限られたスペース内で樹木を管理することの大変さを理解した次第です。(2021/10/24 記) |
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大手町の一隅で守られる庚申塔(移築前)新緑に覆われる庚申塔。ご近所さんに守られているようです。 2015/4/26 |
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北側の通りに面した鳥居 2015/4/26 |
築山(つきやま)が施されています。2015/4/26 |
庚申塔御体を移築後の境内 2021/7/31 |
大手町二区会議所は、駅東・南北道路に沿った西側、「中台寺」南側の区画道路を挟んだ南側にあります。残念ながら、移築前はどこにあったのか、分かりません。 |
青空を背景に撮り直しました 2021/10/8 玄関脇に掲げられた「大手町二区会議所」の銘板 2021/9/25 「大手町二区会議所」(南東側から) 2021/9/25 「大手町二区会議所」(北西側から) 2021/9/25 |
壁に設置された「大手町一区公民館」の銘板 2021/9/25 大手町一区公民館(北東の(区)1号線から) 2021/10/8 大手町一区公民館(北西側から)。手前の駐車場は公民館の施設ではありません。2021/10/8 大手町一区公民館(北西側から) 2021/9/25 大手町一区公民館(「大手町」交差点から)。右は区画道路1号線。2021/9/25 大手町一区公民館(北東側の(区)1号線側から) 2020/4/4 伊勢崎駅前通り(一番街通り)の「大手町」交差点から 2020/4/4 移築前の大手町一区公民館 2016/8/31移築前は、旧・美原診療所の西側(新・美原診療所の南)の小路沿いにありました 2016/8/31 |