伊勢崎市あずま支所(伊勢崎市と合併前の佐波郡東村役場)の南東の水田地帯に大きくそびえる大鳥居。高さが22.17mあり、群馬県内一の高さとのこと。小泉稲荷の場所を知らなくても、この大鳥居の存在を知る人は多いことでしょう。 小泉稲荷神社はこの大鳥居の東方800m程の住宅地にあります。大鳥居の巨大さもさることながら、小泉稲荷を始めて訪れた人が驚くのが境内の鳥居の数。道路側のコンクリート製の鳥居の後ろに、数百基の鳥居が3列に並び、しかも隙間なくビッシリと並んでいるので、始めて見た時の驚きは衝撃に近いものがあります。 私が初めて訪れたのは、多分、子供の頃に親に連れられて初詣か何かに出かけた時だと思いますが、残念ながら当時の記憶はおぼろで、自分の意思できちんと参拝したのは、当「Go!伊勢崎」の開設以降で、最初の訪問は2009年4月12日でした。 大鳥居の下を通ったのは数知れずのことで、また周囲の水田で毎年秋に行われるコスモス祭りには2006年から出かけてはいたものの、小泉稲荷までは足を延ばしませんでした。 今回、赤堀西久保で元旦恒例のニューイヤー駅伝を見物し、その後、早川サイクリングロードを南下して境町まで足を延ばした時、途中の大鳥居近くの道路が何やら異様に渋滞しているのに気が付き、近付いてみるとどうやら初詣の参拝者の車。渋滞の車を尻目にMBでサ〜っと列の先頭へ行ってみると神社から少し離れた付近の畑が臨時駐車場になって、警備員が何人も出ていて、神社手前の道路は車両進入禁止に。 道路には大勢の参拝客が列を作り、境内に入る順番を待っています。小泉稲荷の初詣は混雑すると噂には聞いていましたが、まさかこれ程までに混雑するとは。 神社の斜め前には臨時の甘酒やおでん、お土産店が並び、境内の中にもたくさんの露天商が並び、まるで初市のような風情です。 きっとたくさんのご利益があるのでしょう。 (2012/1/10 記) |
初詣で混雑の中、順番にお参りする参拝者 2012/1/1 |
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正面付近の初詣の参拝者の列 2012/1/1 正面から西側の初詣の参拝者の列 2012/1/1 密集して並ぶ大中小の鳥居と、 鳥居の数に負けない参拝者の数。 2012/1/1 |
正面から東側の初詣の参拝者の列 2012/1/1 正面の大きな鳥居と順番を待つ参拝者 2012/1/1 東側の初詣の参拝者の列 2012/1/1 |
道路はす向かいのお土産屋さんや甘酒屋さん | ||
海産物や漬物、お土産 2012/1/1 |
お茶、和菓子、赤飯など 2012/1/1 |
おでんや甘酒 2012/1/1 |
境内の露天商 | ||
お好み焼き 2012/1/1 カステラ 2012/1/1 クレープ 2012/1/1 |
いか焼き 2012/1/1 柚子やシクラメンなど 2012/1/1 |
ほうきや刃物の道具類 2012/1/1 ダルマ置き場 2012/1/1 |
拝殿 2009/4/12 |
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西側の鳥居の列 2009/4/12 正面左側の鳥居の列 2009/4/12 東側の鳥居の列 2009/4/12 |
境内内の駐車場と社務所 2009/4/12 正面左側と正面の鳥居の列 2009/4/12 手水舎 2009/4/12 |
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通りに面して3列に並ぶ鳥居 2009/4/12 |
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鳥居のトンネル 2009/4/12 |
青空と真っ赤な鳥居と 2009/4/12 |
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イチョウの新緑に包まれる拝殿前 2009/4/12 |
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社務所 2009/4/12 拝殿前から振り返ると 2009/4/12 |
本殿 2009/4/12 手水舎 2009/4/12 |
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元小泉稲荷社奉納手洗盤 2009/4/12 |
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小泉稲荷神社・由緒御祭神倉稲魂命、大己貴命をお祭りする小泉稲荷神社は、人皇十二代崇神大皇の御代に豊城入彦命東夷征討の際、案内の武臣が勅命によって山城国伏見稲荷大明神の御分霊を奉祀し住民の安穏と五穀豊穣を祈願し崇敬の道を教えるため創建されたと伝えられています。其の後、慶長五年此の地の領主久永源兵衛崇敬の念があつく社殿を修理し敬神の範を示した為に領民は氏神としたといわれています。特に江戸時代末期の祭礼日には近郷近在の参詣人で非常ににぎわったといわれています。 明治、大正時代を経て昭和の御代に入り社殿も老朽化したので社殿造営の奉賛会を組織し崇敬者の多数の御協賛により、昭和三十六年四月、現在の社殿を造営しました。 |
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