ニューイヤー駅伝 2012・第56回全日本実業団対抗駅伝競争大会[ Home ]




ニューイヤー駅伝 2012

第56回 全日本実業団対抗駅伝競争大会

2013年2012年2011年2010年|2009年(伊勢崎市役所赤堀・西久保)|2008年2007赤堀・西久保
掲載:2012/1/2
 2012年1月1日、「ニューイヤー駅伝2012inぐんま・第56回全日本実業団対抗駅伝競走大会」が群馬県庁を発着点として開催され、全国6地区の予選を勝ち抜いた37チームが、7区間100キロメートルの上州路を疾走しました。
 元旦の群馬県南部は天気予報通りに曇り空。例年より肌寒い一日でしたが、その分、上州名物空っ風の吹かない穏やかな日。選手の皆さんには絶好なコンディションだったのではないでしょうか。

 今年の優勝は日清食品グループ、記録は4時間49分32秒で2年ぶり2度目の優勝です。今回の優勝記録は、複数の区間で設定距離が修正された昨年の記録を更新し、大会新記録とのこと。昨年の記録は4時間51分56秒です。
 2位はトップと1分20秒差のコニカミノルタ旭化成が3位、昨年優勝のトヨタ自動車は4位でした。地元SUBARUは12位で、昨年の17位から5位アップでした。
各区間 (()内は予想通過時刻)
1区 12.3km  群馬県庁スタート(9:10)⇒高崎市役所
2区 8.3km  高崎市役所(9:45)⇒前橋市公田町
3区 13.6km  前橋市公田町(10:07)⇒伊勢崎市役所
4区 22.0km  伊勢崎市役所(10:46)⇒太田市役所
5区 15.8km  太田市役所(11:50)⇒桐生市役所
6区 12.5km  桐生市役所(12:38)⇒伊勢崎西久保
15.5km  伊勢崎市西久保(13:15)⇒群馬県庁ゴール(14:02)


 私は、昨年同様、伊勢崎市役所中継所の様子をテレビで見た後、MBに跨って西久保中継所へ。撮影の場所確保のために、通過予想時間13:15に1時間以上の余裕を取り、現地に到着したのはちょうど12時。
 先頭の日清食品グループが予想時間より2,3分早目に到着し、それまでの1時間と十数分、歩道に立ったままじっと我慢の待機です。先頭が到着する30分前頃にはすでに歩道前面はギャラリーで埋まり身動きできず、途中で小用を足したいなどと一旦その場所を離れてしまうと、写真撮影は諦めるしかありません。毎年見物に出かけると、プチノウハウが身に付きます。
 
 37チームが通過する時間は20分余り。連写で撮影するため、複数画像のメモリ保存の数秒間に次の選手が到着した場合には残念ながら撮影できません。これもプチノウハウですが、デジカメを2台準備するか、メモリ保存を瞬時に行うハイスペック機種を用意するしかなく、どちらも叶わぬ贅沢。それでも今年は到着のタイミングが少しずれたので、この理由で撮影を逸したチームは4チームでした。以下、次々にたすきをつなぐ選手の様子をご覧ください。(2012/1/2 記)

伊勢崎西久保町中継所(赤堀JA)

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 伊勢崎西久保中継所(赤堀JA)は6区(12.5キロ)から最終区である7区(15.5キロ)への中継所です。
 6〜7区はほぼ東西方向に走る国道50号を東から西に向かって走り、ゴールの群馬県庁を目指します。道路南側は運営側以外は立ち入り禁止なので、タスキ渡し位置の北西側の歩道に場所を確保します。

 場所確保でも微妙な神経を使い、私より遅れること10分後位に到着した若い父子連れがずっと私と横並びで待機していたのですが、選手到着の直前に、孫を連れた年配者に割り込まれて、肝心の選手通過時に後列に押しやられてしまいました。
 その孫と年配者が先に帰った後、若い父親は「1時間待っていたあの時間は何だったんだ!」と怒り心頭の様子でした。おじいちゃん、割り込みは禁止ですよ、お互いにマナーは守って気持ち良く観戦しましょう。

今年のスタッフオーバーは昨年と同じ。
JAAF:日本陸上競技連盟
(Japan Association of Athletics Federations)


目の前をロータリー車が通過。
ピッカピカのタンクに沿道のギャラリーが映りました。
 選手が控室から徐々に外へ出て来てウォーミングアップを開始します。徐々に気運が高まります。





スタートから3時間35分経過。
時刻は12時45分

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 時刻は13時13分35秒。スタート後4時間3分35秒。先頭チームの日清食品が到着しました。今年は1位から3位までの到着時間がそれぞれ少し空き、4位と5位がほぼ同時到着でした。ゴールでもこの順序は変わりませんでした。

日清食品グループ(座間選手から安西選手へ)



旭化成(荒川選手から出口選手へ)



左:九電工(高井選手から吉川選手へ)
右:トヨタ自動車(大石選手から高林選手へ)

コニカミノルタ(松宮選手から下重選手へ)



コニカミノルタ(下重選手)



トヨタ自動車(大石選手から高林選手へ)

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Honda(堀口選手から豊田選手へ)



Honda(豊田選手)


中国電力(池淵選手から新井選手へ)

トヨタ自動車九州(竹内選手から酒井選手へ)



安川電機の到着シーンの撮影を逸しました。
画像は安川電機の飛松選手


富士通(阿久津選手から高嶺選手へ)

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YKK(岩田選手から上條選手へ)



三菱重工長崎(横山選手から岩田選手へ)



三菱重工長崎(横山選手から岩田選手へ)

NTN(山下選手から大久保選手へ)



NTN(大久保選手)


左:愛知製鋼(前田選手から安田選手へ)
JFEスチール(藤田選手から土久岡選手へ)
右:トヨタ紡績(田口選手から白柳選手へ)

 4チームの選手が一団になって到着しました。最初の先週を追ってファインダーを移動させるので、後続選手の姿を逸してしまう瞬間です。この写真に8人の選手が写っていますが、全員の選手を特定できません。

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左:愛知製鋼(前田選手から安田選手へ)
JFEスチール(藤田選手から土久岡選手へ)
右:トヨタ紡績(田口選手から白柳選手へ)



佐川急便の選手が到着するや否や倒れ込んでしまいました。


自衛隊体育学校(板垣選手から工藤選手へ)

左:佐川急便(辰巳選手から末吉選手へ)
右:マツダ(増田選手から住本選手へ)



大塚製薬(辻選手から三岡選手へ)



到着後、力尽きてうずくまる選手の皆さん

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カネボウ(森田選手から中村選手へ)



日立電線(川上選手から大和田選手へ)



NTT西日本(関戸選手から益田選手へ)



NTT西日本(益田選手)

左:カネボウ(森田選手から中村選手へ)
右:ヤクルト(西村選手から加藤選手へ)



ヤクルト(加藤選手)



JR東日本(伊藤選手から五十嵐選手へ)



JR東日本(伊藤選手から五十嵐選手へ)

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到着後、力尽きてうずくまる選手


プレス工業(木村選手から村上選手へ)



黒崎播磨(祝田から坂田選手へ)



そして、厳しくも繰り上げスタートの時間。


 高田自衛隊(中村選手)と警視庁(篠崎選手)、西鉄(久佐賀選手)の3選手がラインに並びます。その時、繰り上げスタートのピストルの号砲直前に警視庁(家高選手)が到着しました。篠崎選手はしっかりとタスキを受け取り、ガッツポーズで高々と揚げます。観衆から大きな声援が飛びました。


西鉄(有隅選手)。お疲れ様でした。

愛三工業(選手から選手へ)



四国電力(岡田選手から野口選手へ)



中電工(宮本選手から橋本選手へ)



重川材木店(三浦選手から樋口選手へ)





篠崎選手(警視庁)の後を、繰り上げスタートした中村選手(高田自衛隊)久佐賀選手(西鉄)の2選手が追います。




高田自衛隊(松田選手)。お疲れ様でした。
観衆から熱い拍手が惜しみなく送られました。

選手到着シーンの後方では、区間賞インタビューが行われました。
区間賞は九電工の高井和治選手。記録は36分35秒。
 伊勢崎西久保中継所で今年もまた熱き闘いが繰り広げられました。最終走者と言えど、トップを競う上位チームとの差は20数分。全区間の記録でもたった8%の差です。その少しの差を競って37チーム総勢259人が力を尽くして走ります。その姿を見ているだけで、清々しいエネルギーがみなぎる想いです。
 「Go!伊勢崎」の開設を機に、中継所へ出かけて今年で6年目。それ以前の正月は、何となく家でマッタリと過ごしていましたが、今では私にとって欠かせぬ元旦のイベントになりました。私の新年もニューイヤー駅伝からスタートです。このような素晴らしいスポーツイベントを地元で迎えられること、大いに感謝しています。(2012/1/2 記)



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