Go!伊勢崎 我が家のキョウガノコ [ 我が家の花や樹木・Index ]  [ Home ]



我が家の  キョウガノコ(京鹿の子) 

2025年|2023年|我が家の放置栽培
更新日:2025/6/24、掲載日: 2023/7/8

キョウガノコ 2025

更新日:2025/6/24
 赤花のシモツケアスチルベに似て、小さな花がポポポと咲くキョウガノコ。異なるのは葉が大きいこと。半日陰で育てていますが、今年もまた咲いてくれました。
 コナラやマユミ、咲き終えた白ヤマブキやクレマチス、オニユリ、シダ等の緑に囲まれ、小さな花が宙に浮いたように咲く風情が、夏山登山で出会った花たちを思い出させてくれ、しばし登山気分に浸らせてくれます。

 繁殖力が旺盛でもなく、と言って絶える訳でもなく、何年にもわたって咲いてくれるキョウガノコ。開花時期は5月中旬前後。庭の新緑が益々濃くなる頃、緑の量に気圧されながら咲く濃いピンク色のキョウガノコ。色が強烈ながら、主張は遠慮気味。緑の中にフンワリと咲いています。(2025/6/24 記)


キョウガノコ 2023

掲載日:2023/7/8 ▲ページTopへ
 和菓子の名前のようなこの花、日本原産のようです。花はシモツケに良く似ていますが葉っぱは全く異なり、こちらは大きくてモモジによく似た形をしています。入手経路はうろ覚えですが、数十年前に山野草好きな友人からもらったように覚えています。大きな葉っぱが目立ち、シモツケのような小さな花が群れて咲く姿は地味ですが、山野で咲く花の趣があって、見ていると心が安らぎます。
 もらってから数年は小さな鉢で育てましたが、何度か大きな鉢に植え替え、現在は内径38cmの大きな鉢で育てています。人間も植物も正直なもので、いつの間にか容器の大きさに応じて成長し増殖します。数年前、我がカミさんが、「この花可愛い。少しちょうだい」と言うので、ザックリと半分に根分けしましたが、植える場所が決まっていて欲しがったわけではないようで、結局、自由に増殖できるようにと、庭の隅に地植えしました。それから数年、根分けして半分になった鉢植えは今では元同様に増えていますが、地植えした方は、周囲にゴチャゴチャと植えてある草花と養分を分け合っているせいか、増殖はイマイチです。


我が家の放置栽培

▲ページTopへ
 多くのウェブサイトでは、用土や植える場所、鉢植えの場合の置く場所、冬の管理法、肥料や害虫対策など、丁寧な記述が見られますが、これらに比べると、我が家は基本的に”放置”栽培
 ”放置”の現状は・・・
植えてある場所・・・2か所(地植えと鉢植え。鉢の内径=38cm)。共に半日陰(樹木の陰)、西日は少々当たる。
用土・・・自家製腐葉土(→こちら
水あげ・・・春~秋=土の表面が乾くとあげる。晩秋~初春=地植えは降雨任せ、鉢植えはたまに。
施肥・・・顆粒状の化学肥料を冬季を除き年に3,4回パラパラと撒く。
害虫対策・・・かつて目立った虫害に遭ったことがありません。
増やし方・・・根分け。鉢植えを根分けして地植えした体験が1回。無事に根付き、開花に至っています。
 晩秋から初春の間に根分けすれば、問題なく根付くように思います。
冬・・・地上部は全て枯れるので、葉と茎は腐葉土の材料へ。茎は面倒でなければチップにしてから。

 「いつまでもあると思うな親と金」じゃありませんが、草木は突然に絶えることもあるので、今冬辺りに退避用に1鉢増やしておこうかと目論んでいます。(2023/7/8 記)

【キョウガノコ(京鹿の子)】 バラ科シモツケソウ属の多年草。


アップで見ると、数ミリの小さな花が密集して咲くキョウガノコ 2023/5/17

枯れた株といい感じで調和しています(と、自画自賛) 2023/5/17

春先にはヒトリシズカやイカリソウ、ボケが咲き、GW過ぎにはチゴユリやキョウガノコ、
初夏から夏にかけてはギボシやオニユリなどが順次咲く山野草コーナー。 2023/5/17



▲ページTopへ