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我が家のシモツケ

咲き分けシモツケカラス葉手鞠シモツケ|赤花シモツケ
更新日: 2023/6/7、掲載日: 2023/5/18 写真下の日付は撮影日
 我が家にシモツケが加わったのは30数年前。山野草好きな友人からいただきました。珍しくて育てるのが難しい山野草を丁寧に大切に育てるこの友人、いただいたシモツケもピンク花と白花を咲き分けるシモツケでした。このシモツケ、最初は鉢で育て、その後は地植えして現在も元気に咲き続けていて、時々、伸びすぎた枝を剪定しています。数日前から咲き始めたので、満開の頃に紹介する予定です。
 その後、ピンク花のシモツケ2鉢をそれぞれ別の友人からいただき、鉢で育てていますが、植木は本当に正直なもので、成長の度合いは鉢の大きさに比例し、大鉢は大きく、小鉢はそれなりに育っています。全て地植えや大きな鉢で育ててあげたいのですが、植える場所や鉢を置く場所など、庭のスペースに限りがあるので悩むところです。
 我が家のシモツケの新人は3年前に購入したカラス葉手鞠(てまり)シモツケ。→紹介はこちら。(2023/5/18 記)

シモツケ:バラ科シモツケ属

 咲き分けシモツケ(ゲンペイシモツケ) 

掲載日: 2023/6/1 ▲ページTopへ
 我が家でシモツケを育てるきっかけになったのがこの咲き分けシモツケ。30数年前に山野草好きな友人からいたきました。咲き分けるのはピンクと白。最初は鉢で育て、その後は地植えして現在も元気に咲き続けていますが、伸び放題にするスペースもないので、晩秋以降、毎年バッサリと剪定しています。自由に伸び放題にすればどれだけの大きさになるのか興味はありますが、試してみる訳には参りません。
 ところで、咲き分けシモツケなる種類がなぜあるのでしょう。白かピンクのどちらかを台木にして残る色の木を接ぎ木(つぎき)するのか、あるいはピンクか白のシモツケの突然変異種で産まれるのか、はたまた最初から存在していたのか、どうなんでしょう。ウェブには接ぎ木で作り出した記事が見つかりますが、咲き分けシモツケが全て接ぎ木なのか、また咲き分けシモツケを挿し木で増やした種は咲き分けシモツケなのか、台木の種に戻ってしまうのか、新たな疑問が湧きます。
 園芸のプロならば分かり切ったことなのでしょうが、花木が好きなだけの素人なので正解は分かりません。そんな関心を湧かせる咲き分けシモツケ、今年は大半が白花でしたが、赤花が多い年もありました。今回の記事掲載を機会に今後の咲き分け具合を記録してみましょう。(2023/6/1 記)

花序(かじょ):枝上における花の配列状態。シモツケは複散房花序(ふくさんぼうかじょ)。

白花の花序の中にピンクの花


雪の結晶のような白花シモツケの中に僅かな赤い花弁 2023/5/25

白花の中に2輪の赤花 2023/5/25

糸のような雄しべが光のよう 2023/5/31

隣り合う白とピンクの花序


ピンクと白の花序が別々の枝から伸びています 2023/5/31


花は5弁 2023/5/25

何とも不思議な咲き分け 2023/5/31

一つの枝からピンクと白の花序


こちらは一つの枝からピンクと白の花序が発生 2023/5/31

ほぼピンク


この辺は全てピンク 2023/5/31

濃さが異なるピンクの花序。1つの枝から伸びています。 2023/5/31

ほぼ白花


こちらは全て白。フンワリ感が漂います。 2023/5/31

全体では白花が目立ちますが・・・

年によって白とピンクの比率は異なります。今年は大半が白花でした。

今年は全体的に白が多いですが、昨年以前はピンクが多めでした。 2023/5/31

こちらは我が家の庭ではありませんが・・・ほぼ半々の咲き分け

伊勢崎市西久保町(赤堀地区)の市道脇で咲いていました

伊勢崎市西久保町(赤堀地区)の市道脇で咲く咲き分けシモツケ 2023/6/3

 カラス葉手鞠シモツケ 

掲載日: 2023/5/18 ▲ページTopへ
 我が家のシモツケの新人は3年前に購入したカラス葉手鞠(てまり)シモツケ。その頃、銅葉色のスモークツリーなど、銅色の葉物が流行っていて、カミさんが花屋さんから購入してきました。ビニールポットに入った小さな苗でした。
 カミさんは「生みの親」(気に入ると財布の紐が緩い)、私が「育ての親」なので、普段の手入れは私の役目。すぐに内径10cmほどの鉢に植え替え、2年目には内径20cmの鉢に植え替えました。大きな鉢で成長が促進されたせいか、3年目の今年、たくさんの花を咲かせてくれました。2年間は花芽を付けず、葉っぱだけを楽しむのかと期待せずにいたので、ちょっと感激。カミさんも大喜びで、花が付いた小枝を切り取っては知人らにあげていました。

 我が家、銅葉色の草花や樹木は数種類しかないので、更に大きく育てようと、開花の峠を過ぎた先日、内径33cmの鉢に植え替えてあげました。冬から春にかけての移植ではないので枯らさないように要注意ですが、鉢植えの便利さで、鉢の内径に沿った土を根気よく少しづつ削り取れば、そのままスポッと引き抜けるので、失敗することは少ないです。問題は大きな鉢に植え替えると重くなるので、移動時に足腰を痛めないように要注意です。それと、鉢物は、地面の同じ場所に数年置きっ放しにすると地中に根を張ってしまうので、受け皿を置いたり、時々移動したりする必要があります。
 この鉢でどこまで大きく育ってくれるのか、今後の楽しみです。(2023/5/18 記)











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