Wikipediaによれば、種としてのユリは・・・
日本に15種あるとされるユリ。このうち我が家にあるのは3種類。先日紹介したスカシユリとオニユリ、そしてここで紹介するカノコユリ(鹿の子百合)です。 植えたつもりもなく生えてくるのがタカサゴユリ(高砂百合、シンテッポウユリ)。背丈が高く、白く大きな花を咲かせ、我が家に姿を見せるようになったのは十数年前。当初は咲くに任せていましたが、在来種に悪影響を与えるとして、環境省の「生態系被害防止外来種」に指定されていることを知ってからは、茎が成長する前に伐根しています。(2023/7/25 記) |
我が家の初夏を彩ってくれるユリ族・オニユリ、スカシユリ、カノコユリ3種のうち、しんがりを勤めるのはカノコユリ(鹿の子百合)。 今年の背丈は150cmほど。株数は昨年と同じく3株ですが、背丈が昨年より一回り大きく育ち、花の数も昨年の2倍近く増えました。 ”捕らぬ狸の皮算用”ではありませんが、この感じだときっと球根も増えているはず。オニユリは勝手に周辺に増殖していますが、スカシユリとカノコユリはきちんと分球してあげた方が良さそう。 晩秋頃に分球で増やしてみましょう。 移植でいつも悩むのが植える場所。 地植えが望ましいですが、限られた庭のスペースなので、場所探しに苦労します。カノコユリ近くで生えていたユスラゴの木が今年、突然に枯れてしまったので、その辺を整理して植えようと思います。 このユスラゴ、実家で育っていたもので、我が家に来てから40年、毎年赤い実をタップリと付けて楽しませてくれました。子供の頃は熟す前に摘んで食べてしまいましたが、果物が溢れている現在、食べるより赤い実が可愛いので眺めているだけです。それにしても突然枯れてしまったこと、根切り虫にでもやられたのでしょうか。(2024/9/14 記) ほぼ満開 2024/7/24咲き始めてから約2週間。ほぼ満開になりました。 2024/7/24 やや7分咲き 2024/7/22木立の下で太陽を浴びて咲くカノコユリ 2024/7/22 木々に囲まれて咲いています 2024/7/20カノコユリの上にはモクレンやハゼが枝を広げています 2024/7/20 開花も中盤 2024/7/18背丈は150cmほど。見上げて撮るのが楽になりました。 2024/7/18 隣ではオニユリも咲いています 2024/7/18 今年も咲き始めました 2024/7/13今年も咲き始めました。蕾がたくさんあるので、暫く楽しめそうです。 2024/7/13 |
我が家のカノコユリの背丈は120cmほど、株数は3株、地植えです。いつ植えたのか忘れましたが、2023年の今年、花の数は過去最多、茎の大きさは過去最大です。 カノコユリを増やすには分球か木子(きご)で増やすのが一般的のようですが、固有種保存のためには種子による実生(みしょう)繫殖が適切とのこと。ただ分球ならば翌年には開花の可能性がありますが、実生繁殖では開花に至るまで5年程度を要するようなので、そこまで待っている余裕はありません。 10月下旬頃には葉っぱが落ち切って、茎も枯れるので、その頃に分球と木子による繁殖を試してみましょう。 ・・・なんて、「捕らぬ狸の皮算用」の如し、猛暑の地・伊勢崎市の夏を乗り切れずに消えてしまうかも知れませんが・・・。(2023/7/25 記) カノコユリの木子(きご):カノコユリは球根の下と上に根が付き、球根の上に付いた根のもとにできた小さな球根を木子と言う。 下向きに咲くカノコユリ。下から見上げないと顔が見えません。 2023/7/20 全体の7割ほどが咲き、萎れた花もなく、蕾もあり、ちょうどいい塩梅です。2023/7/20 上から見るとこんな感じで後ろ姿を見ているよう 2023/7/20 思いっ切り下から見上げたら曇り空に僅かに覗いた青空が写りました。2023/7/20 |