6月中旬頃から我が家のヘメロカリスとヤブカンゾウ、ノカンゾウ、ユウスゲのワスレグサ属の花たちが順次咲き続け、咲き終えた茎を一本、ニ本と切り取る日々が続き、そんな毎日のお決まりの作業から夏の日の移ろいを感じていますが、数年前からは株数が増えてまとまって咲くようになったオニユリがワスレグサ属の後をバトンタッチし、夏の庭仕事が少し増えました。 オニユリが咲き続けるのは2週間程度。例年ならば、このオニユリが終わると、庭で咲く花はミソハギやムクゲ、ハギ程度になり、早咲きのリコリス系の花が咲くまでの間は、葉っぱ中心の庭に代わります。 ところが今年は、オニユリの後に、優雅でゴージャスなユリの仲間が咲くことになりました。その名はカサブランカ、品種は新潟県中魚沼郡津南町育ちの「 カサブランカ・津南の「雪美人」 。色は白。 実はこのカサブランカ、今年の4月24日に知人から球根をいただいたもの。資料を読むと、球根の植え付け適期は、10~11月。 「あちゃ~、4月じゃ遅過ぎか!」と思いながら、慌てて翌4月25日に植え付けました。いただいた球根は5球。一球が児童の握り拳ほどの大きさで、スカシユリに比べるとかなり大きいです。2球を鉢に植え、残り3球は2ヶ所に分けて地植えしました。植え付け時の注意は・・・
ウェブで調べると、カサブランカは細菌などに弱く、乾燥にも弱いとのこと。植え付け後の土の乾燥には注意とのことなので、植え付け後の2週間ほどは特に注意しました。 初めて栽培したカサブランカ。しかも植え付け適期から半年も経過しているので、「今年は花は期待せず、球根が腐らなければいい」程度の気持ちで様子を見ていると、発芽後、茎がグングンと伸び、葉っぱもたくさん付け、その内に花芽も付けて来ました。しかも一つの球根から茎が数本発芽し、正確に数えてはいませんが、全体ではざっと10本を超えています。それでもまだ「咲くのだろうか?」と期待半分で待っていると・・・ 7月25日に最初の一輪が咲きました。球根を植え付けてからちょうど3ヶ月後の開花です。その後は毎日一輪、二輪と咲き続け、ワスレグサ属のように一日花ではないので、開花中のカサブランカが日々増えてゴージャスな光景に代わり行く姿が毎日の楽しみとなりました。 オニユリ等と異なり、カサブランカはきちんと世話をしないと数年にわたり咲かせ続けるのは難しいよう。取りあえず、今年は咲き終えた花弁を付け根から切り取る程度の処理を行い、 カサブランカの植え替えは・・・
・・・と言うことで、初挑戦のカサブランカの開花観察記録です。(2020/8/3 記) |
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ほぼ満開状態となったカサブランカ 2020/7/30 甘い香りなので、一本切り取って室内に飾りました。 2020/7/30 |
17輪開花中 2020/7/30
17輪開花中 2020/7/30 17輪開花中 2020/7/30 17輪開花中 2020/7/30 いっぱい開花中 2020/7/27~29いっぱい開花中 2020/7/29 いっぱい開花中 2020/7/28 いっぱい開花中 2020/7/27 三輪開花中 2020/7/26三輪開花中 2020/7/26 三輪開花中 2020/7/26 三輪開花中 2020/7/26 一輪開花 2020/7/25一輪開花 2020/7/25 一輪開花 2020/7/25 間もなく開花 2020/7/23間もなく開花 2020/7/23 |
六輪開花中 2020/7/29 六輪開花中 2020/7/28 六輪開花中 2020/7/27 間もなく開花 2020/7/23 |
いっぱい開花中 2020/7/30 いっぱい開花中 2020/7/29 三輪開花中 2020/7/28 三輪開花中 2020/7/28 間もなく開花 2020/7/23 |