菜の花で埋まる「小菊の里」伊勢崎市の最高峰▲峰岸山(168m)。秋には南斜面が小菊で埋まり、市内外から大勢の見学者を寄せますが、いつの頃からか、春には斜面一面が菜の花の黄金色に染まるようになりました。 春には、小菊が咲く10月下旬から11月上旬の賑わいはなく、すぐ南西の磯沼公園の桜の時期においても同様で、訪れる人も少なく、静かな空気に包まれています。磯沼の桜→(2014年|2020年) 誰もいない菜の花畑に包まれ、峯岸山の南のピークまで登り、大きなクジラの背中のような山頂部を北のピークまで歩き、北に赤城山と南麓の景色、西に浅間山や榛名連山、北西に三国の山々を眺め、静かに物思いにふけるなどすれば、しばし詩人になることでしょう。 ただし、花粉が心配な人、また最近はイノシシ出没の心配もありますので、その点は要注意です。(2021/4/29 記) |