「あかぼり小菊まつり」は伊勢崎の最高峰▲峰岸山(168m)の南斜面一面に咲く玉菊を愛でるお祭りです。峰岸山は、旧・赤堀町の磯沼公園のすぐ北東にあり、すぐ東にはカリビアンビーチがあります
小菊はオレンジ、黄色やエンジ色等の洋種と、薄紫、白、黄色等の和種があります。洋種が先に咲きますが、両種を同時に咲かせるのは難しいとのことです。洋種が色が濃くて、和種が色が淡い感じでしょうか。 小菊の里は、地元の「小菊の里つくりの会」を中心にボランティアの皆さんの尽力で運営されています。見晴台入り口には寸志の受付箱がありますので、皆さんご協力を。 まつりの日には、野菜や饅頭、団子などが売られます。たこ焼き、たい焼きなどの出店も並びます。また、大きな鉢に植えられた小菊が500円、800円、1000円くらいで販売されます。 駐車場は「小菊の里」南西の礒沼の北側に整備され、またまつり期間中は常設トイレの他に仮設トイレも設置されます。(2006/10/15記、2009/10/12 更新) "Akabori Kogiku festival" is a festival which loves ball-like chrysanthemum which blooms on the southern slope whole surface of the highest peak Minegishi mountain( (168m height) in Isesaki. The Minegishi mountain locates north side of the Isonuma park, and just the east side, there is a "Caribbean Beach". Kogiku has imported kind such as an orange, yellow, dark red, and Japanese original kind such as lavender, white, and light yellow. Although imported kind blooms earlier, they say it is difficult to make both kinds bloom simultaneously. Generally speaking Japanese origin is light color, and imported kind is deep-colored. "Kogiku no Sato" is managed by efforts of volunteers, therefore sightseeing fee is free. But they wil be encouraged if you donate small money in the box standing in front of the site. During the festival,vegetables, steamed bun, sweet Dango, etc. are sold. Moreover, Kogiku planted in the big bowl is sold for 500 yen, 800 yen, and about 1000 yen. A parking lot is located on the north side of the Isonuma park, and a temporary lavatory is also installed during the festival. (2012/11/14) |
イベント日からやや2週間経過した2011年10月29日、赤堀小菊の里では黄色の玉菊が7〜8分の咲き具合を示し、ほぼ例年と同じように峰岸山の斜面一面が鮮やかに染まり、爽やかな秋晴れにも恵まれたこの日、来場者が三々五々訪れていました。 園の南側に設けられたテント周辺では小菊や野菜などが販売され、磯沼北側の駐車場脇に設置された露店では焼きそばやたこ焼き、たい焼きが販売され、また園中央の坂道の頂上に設けられた店ではたくさんの案山子が迎えてくれました。 この坂上の店にはここ数年必ず訪れていて、店主の女将さんが記憶力が良くて顔を覚えていてくれるので、あ〜だこ〜だと世間話に花を咲かせるのですが、今年はそれに輪を掛ける話題がありました。その話題は案山子。店の東側の小菊花壇に立つたくさんの案山子です。これが実にひょうきんにできていて、表情や姿が面白く、それでいて遠目には本物の人間の姿そっくりで、訪れた人のほとんどが騙され、その事をアハハ・オホホと笑顔で話すだけでまた話に花が咲いていました。 この案山子は全て女将さんが制作しましたが、案山子一体一体にかけた思いを語る女将さんがこれまた人間味タップリで、テレビのトーク番組を聞いているようでした。聞けば、上毛新聞にも掲載され、先日はNHKテレビが取材に訪れたとのことです。小菊の里に新たな観光の目玉の登場です。ところで、女将さんの店でいつも注文するのは味噌おでんとラーメン。良く煮込んだおでんに自家製の味噌ダレ、東京ラーメンのようなサッパリとしたラーメン、安くて美味くてお薦めです。女将さんが忙しい時には、漫才の内海桂子さんそっくりのお姉さんが店を切り盛りしています。(2011/10/30 記) |
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例年のように峰岸山斜面を鮮やかに覆う黄色の小菊 2011/10/29 テントの南側にもたくさんの小菊が咲いています。 2011/10/29 山の中腹から 2011/10/29 ベンチに座って夫婦仲良く 2011/10/29 磯沼北側の駐車場脇の露天ではたこ焼き、焼きそば、たい焼きを販売。 この駐車場は満車状態。カリビアンビーチや天幕城跡側の駐車場ならば余裕あり。 2011/10/29 |
園の南端部のテントでは 小菊や野菜を販売 2011/10/29 幟旗が風にそよぎます。 2011/10/29 小菊が咲くまでの ボランティアの皆さんの活動の様子 2011/10/29 募金にご協力ください 2011/10/29 臙脂色の小菊 2011/10/29 車椅子の皆さんも坂の下で見物 2011/10/29 白い小菊も咲きました 2011/10/29 |
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臙脂色の小菊は咲き具合が少し遅めでした。11月3日の文化の日辺りが見ごろでしょうか。 | ||
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山の東側の道路に立ち、目線を下げるとこんな感じに。少し西日が射していい感じです。 2011/10/29 |
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思い切って太陽にレンズを向けると陰影がクッキリと。 2011/10/29 |
10月30日にはこ先の杜で里山コンサート 2011/10/29 |
やっと小菊が咲いて良かったねぇ、花ちゃん。そうだねぇ、菊ちゃん。 柿をもぐ二人の姿を本物と思って坂上まで登って来たお客さんが 思わず笑顔になります。 2011/10/29 ※女将さん、スミマセン、花ちゃんと菊ちゃんは私が勝手に命名しました。 今日はいい按配だいね〜。もう稲刈りは終わったかい? 2011/10/29 小菊を販売する案山子の店員さん 2011/10/29 みなさん、ようおこしやしたなぁ。ゆっくりしてってくんねぇかいね〜。 この背中の丸まったおばぁさんは、近くに寄っても本当の人間みたいです。 2011/10/29 どうです?右の柿をもぐおばさんなんか、本物みたいでしょう 2011/10/29 西日を受けても柿をもぎ続ける花ちゃんと菊ちゃん 2011/10/29 |
あれ、花ちゃん、こんにちは。 おや、菊ちゃん、こんにちは。 2011/10/29 まぁ〜ったく、腰が曲がっちゃって ど〜しよ〜もねぇやい 2011/10/29 はい、毎度あり〜。 2011/10/29 さぁ、寄ってらっしゃ〜い 2011/10/29 2011/10/29 私が一番美人よ、どう、文句ある? 2011/10/29 深谷ネギはどうかいね〜? 2011/10/29 深谷ネギのお客さんが 毎年訪れてくれるとのことです。 2011/10/29 |
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店の女将さんにそっくり 2011/10/29 |
どう、私とダンスしない? 2011/10/29 |
おらぁ、菊より酒の方がいいで。 2011/10/29 |
案山子の顔はプラスティックの植木鉢に描いてあります。女将さんに、「お母さん、上手だね〜、表情がいいよね〜」と感心すると、「子どもの頃から絵がすきだったのよ〜、皆が笑ってくれるだけで嬉しいよね〜」、と思いっ切りの笑顔で応えてくれました。「来年はもっと面白い事を考えてんのよ」とも言ってたので、何が登場すのか楽しみです。 |
第9回 あかぼり 小菊の里まつり・イベント1週間前 | |
2011年の夏も昨年に引き続き猛暑日が続きました。昨年、猛暑のせいで開花が2週間ほど遅れたここ「あかぼり小菊の里」ですが、どうやら今年も10月16日の「小菊の里まつり」には開花が間に合わないようです。 一昨日の10月9日、そろそろ咲き始めているだろうかと訪れてみると、どの種類もまだまだ蕾状態で、例年早目に咲く洋種も全く蕾でした。花の開花期はお天気次第。イベント日の設定はなかなか難しいものです。でも、花よりダンゴとも言います。また今週1週間の天気で一挙に咲くかも知れません。色々な催しが用意された小菊まつり、ぜひお出かけください。(2011/10/11 記) 10:00〜 豚汁無料配布(数量限定) 10:00〜14:30 野点 10:30〜 小菊無料配布(先着150鉢) ※中学生以上 10:30 どんぐり一座のちんどん屋(笠懸ちんどん倶楽部) 10:30〜/13:00〜 風船無料配布(各100個) ※小学生以下 11:00〜 ポップライス無料配布(数量限定) ■販売コーナー 10:00〜15:00 だんご、菓子、野菜、農産物(JA佐波伊勢崎)、陶芸品(あかねの館福祉作業所) ■あかぼり小菊の里めぐり 「いせさきまちガイド」 10:00〜15:00 ※イベント内容は変更になる場合もあります。 |
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2011/10/9 |
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天幕城跡のサルビアとポーチュラカ | |
2011/10/9 |
2011/10/9 |
2010年の夏は全国各地の測候所で観測史上初めての猛暑を記録し、社会の様々な分野に影響を与えましたが、伊勢崎市内の花の名所においても、例年にない影響を与えました。境三ツ木の彼岸花の開花が例年より10日ほど遅れ、ここ「小菊の里」においてもイベント日の10月17日にはまだほとんど開花を見られず、文化の日の11月3日頃にちょうど見ごろになりました。植物は正直なものです。 11月3日、「あずま産業祭」の後、緩やかに延々と続く登り勾配を息を切らしながらペダルを踏み、赤堀曲沢から磯町に向かう途中で峯岸山方面を望むと、目にも鮮やかな真っ黄色の斜面が早くもその存在を知らせてくれます。 でも、開花が遅れているとは言え、例年よりも2週間も過ぎているので見ごろは過ぎてしまっているのだろうと、現地に到着するまでは内心不安に思っていましたが、その不安を簡単に撥ね退け、黄色や淡い桜色、白などの小菊がまさにちょうど見ごろで、咲き誇っていました。ビロード色の小菊はまだ多少早目だったようで、今週末辺りが見ごろでしょうか。 (2010/11/5 記) |
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紅白の鉄塔が小菊の里の目安です。 2010/11/3 田園風景が良く似合います。 2010/11/3 |
小菊で埋まる峯岸山の南斜面。ズームで撮ると赤城山がすぐ近くに見えます。 2010/11/3 | |
頂上付近で咲く黄色の小菊 2010/11/3 ワインレッドと言うのでしょうか 2010/11/3 お馴染みの黄色 2010/11/3 菊や野菜、草花の直売コーナー 2010/11/3 サイズによりいくつかの価格があります 2010/11/3 直販店のテント 2010/11/3 たこやき、焼きそば・・・ 2010/11/3 ボランティア活動の紹介 2010/11/3 花トピアコンクールの最優秀賞 2010/11/3 |
真っ黄色の小菊の香りが辺り一面に漂います。食べても美味しそう・・・ 2010/11/3 深紅と言うのかビロード色と言うのか。・・・実はお気に入りの色です。 後方の建物はカリビアンビーチ(桐生市新里温水プール) 2010/11/3 簡単に「白」とは表現しきれない淡く優しい桜色 の2010/11/3 見ごろを狙って訪れた人達がたくさんいました。 2010/11/3 複数の色がベルト状に咲きます。後方に赤城山の鍋割山。 2010/11/3 |
小菊が創り出す幾何学模様。真ん中のワインレッド色の帯がアクセントになっています。 2010/11/3 |
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南東の隅から斜面を見上げました。 見事な快晴です。 2010/11/3 募金箱です。この里はボランティアの皆さんを中心に運営されていて、資金が不足しているとのことです。 2010/11/3 皆さん斜面を登って来ます。 はるか遠方の風景も素晴らしい! 2010/11/3 燈籠の灯りのような 咲き始めの黄色の小菊 2010/11/3 |
午後4時を過ぎる頃、西日を受けた小菊の里はまた異なった趣に包まれます。 2010/11/3 斜面の一番南側から。魚眼レンズは使っていません。 峯岸山はこんな形です。 2010/11/3 黄昏の小菊。太陽光が反射して7色の球を作りました。 2010/11/3 |
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今年はイベント日の1週間前の10月11日に下見に行き、その日にはどの菊も全く咲く気配がなく、イベント日に向けてあれこれと準備している関係者の皆さんの事を思うと、例年どおりに紹介していいものかどうか一人勝手に気を揉んでいたのですが、これで晴れて紹介できました。 今度の土日(6、7日)辺りはまだまだOKです。皆さん「あかぼり欅まつり2010」と抱き合わせで是非出掛けてみてください。(2010/11/5 記) |
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10/18(日) 10:00〜15:00 (開園期間=10月11日(日)〜11月8日(日)) 峰岸山の傾斜の南端部で咲く黄色の玉菊 2009/10/11 |
10/18の催しの内容
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雲と黄色の玉菊と 2009/10/11 淡いクリーム色の玉菊と雲と峰岸山 2009/10/11 ビロード色の玉菊 2009/10/11 斜面中央付近には白い玉菊 2009/10/11 2009/10/11 |
風にそよぐ幟旗(南東端から) 2009/10/11 南側の水田地帯から眺める峰岸山(中央右) 後方には赤城山 2009/10/11 園内を南端部から 2009/10/11 2009/10/11 山頂付近では2種類の菊が模様を作っています 2009/10/11 真っ青な空と白い玉菊(斜面北端部) 山頂から下る時の自転車はブレーキをかけないと ジェットコースターのようです。 2009/10/11 |
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ボランティア活動の様子 |
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4/9:親株園場手入れ、5/30,31:挿し目、6/19,21:鉢上げ、 6/28:マルチ敷き、7/5:本舗植え付け、7/25:除草剤散布、 7/28:マルチ修復、8/23:株元除草 この間も、大雨による土砂流出の修復や 常日頃の手入れが行われています。 2009/10/11 |
[ 拡大 ] 2009/10/11 |
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峰岸山の南西には天幕城跡があり、ポーチュラカやサルビアが咲いていました。 ピークは越えたようですが、まだまだ可愛らしく咲いていました。 |
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白とピンクのポーチュラカ、赤いサルビア 後方に峰岸山の斜面 右の樹木は磯沼の堤防のサクラ 2009/10/11 |
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第6回 あかぼり 小菊の里まつり | |||
2008年10月13日、偶然にも昨年と同じ日の小菊の里の報告です。19日のお祭りイベントは1週間先ですが、小菊の里の洋種エリアは既に今が盛りと咲き誇る洋種の玉菊に覆われていました。和種はまだ1〜2分咲きでしたが、花が咲く前の緑の玉の様子が茶畑を連想させ、不思議な味わいがあります。(2008/10/16日 記) イベント案内1|イベント案内2 |
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斜面を鮮やかに覆う小菊。西半分は主に洋種。 2008/10/13 臙脂と黄色のコントラストが目にも鮮やかです。 2008/10/13 薄いピンク。既に満開。 2008/10/13 小菊の里の旗が反対に翻ってしまいました。 2008/10/13 山頂寄りには和種の黄色い玉菊 2008/10/13 |
お茶畑のような和種の玉菊。 近くへ寄ると、黄色の蕾が少し開き始めていました。 2008/10/13 淡いピンク色。和種でしょうか? 2008/10/13 山頂からの風景。遠くには華蔵寺公園の観覧車や波志江沼の水道タンクも見えます。この坂を自転車で上る切る頃には心臓が外にはみ出ますが、頂上からのこの眺めがはみ出た心臓を押し込んでくれます。冬の晴れた日の夕方の眺めは格別です。2008/10/13 南側に広がる水田は刈入れ直前の黄金色 2008/10/13 |
西半分の洋種 2007/10/13 2007/10/13 |
2007/10/13 全景 2007/10/13 |
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見晴台 |
駐車場が舗装されました 2007/10/13 |
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2007/10/13 |
2007/10/13 |
和種・表面に咲き始めたばかりの黄色い花びらが 丸い提灯に明るい光が点いたよう 2006/10/15 |
小菊の里・全景 2006/10/15 |
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鮮やかな色の洋種 2006/10/15 |
2006/10/15 |
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洋種の小菊 2006/10/15 |
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開花前・お茶畑のよう 2006/10/15 |
淡い色の和種 2006/10/15 |
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春の菜の花 ▲ページTopへ |
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→の画像は春の菜の花です。 ↑の画像と同じ斜面です。 辺り一面にほのかに甘い匂いが漂っていました。 南西の磯沼公園のサクラと同じ時期に咲いています。 (2007/4/1) |