近藤蔵人さんエッセイ 投稿者:えふ 投稿日:2015/07/03(Fri) 20:45 No.413
エッセイ拝読致しました。 良し悪しは別としても最近の政府の動きの慌ただしさ。何なんでしょうか。 日本はこれまで、中庸という形で外交バランスを取ってきた面もあると思います。 強い姿勢を明確に示すべきでは無い事案というものもあると思います。 近隣諸国にとっては強硬な姿勢を示した日本を放置する訳にも行かず、 互いに挑発しあう負の連鎖となることは目に見えています。 国民に取ってそれはメリットなのでしょうか? 私には最近の政府の姿勢は、外交努力を放棄して、内側から外部を拒絶するサボタージュに思えるのです。 今の外務大臣って誰でしたっけ?蚊帳の外にやられて悔しく無いんでしょうかね? YES/NOをハッキリ言うのは受けがいいでしょう。 実際はそんな単純な話じゃ無いんですけど。 各所でこういった政権に物申す光景が見られるようになったのが日本の自浄作用の現れであって欲しいです。
Re: 近藤蔵人さんエッセイ - 丸男 2015/07/04(Sat) 08:38 No.414 えふさん、コメントありがとうございます。 皆さんからの反響、近藤さんも大歓迎と思います。
・・・で、政治問題は控えている私もちょっと一言。次の記事で掲載します。
日本人の本質と総意は? - 丸男 2015/07/04(Sat) 08:42 No.415 戦争放棄を唱えた日本の平和憲法。 世界大戦勝利国アメリカに作らされた平和憲法、 でも現実的には”自衛隊”と言う軍事力を持っている奇妙な実態。 喧嘩を売られたプロボクサーが、相手の攻撃に対してパンチを出せない状態です。 非常時が発生すればアメリカに守ってもらえるはずの”安保”。 そのためアメリカに従属するのは必然的結果。
今回の集団的自衛権行使の解釈についても 安倍内閣がやろうがやるまいが、 また、それが合憲であろうが違憲であろうが、 本質的な問題は、我々日本人の意識の中にあって、そちらが重要です。
高度な科学技術力、アニメやファッション等のサブカルチャー、 ”和食”、”おもてなし”のホスピタリティー、豊かな自然や観光力、 これら平和的要素で世界に認知されつつある日本。 またどんな困難な状況においても、慌てず騒がず、自己主張せず、大人しく従順な日本人。
一方で、かつて大日本帝国として世界に領土を拡大しようとした日本。 これが一部軍部の暴走だったと言う調査もあるようですが、 そもそも日本人は平和的気質なのか、 あるいは”やられたらやり返す”戦闘的気質なのか、 総意があやふやで問われています。 安倍内閣もその辺のあやふやさを”読んで”の政略だろうと思います。
「右の頬を打たれたら左の頬を差し出す」か 「目には目を、歯には歯を」なのか。 誰しもが望む平和。一方で誰にも潜む牙や爪。
ISISや北朝鮮からの威嚇、中国や韓国、ロシアからの高圧的な行動、 命も領土も相手が望むものを全て差し出せるのか、 そしてその行動の先に平和が保障されるのでしょうか?
理想と現実と、個々人の中に両者が存在し明解を得られない難問です。
|