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伊勢崎から見る赤城山

赤城山・晩秋から冬

更新日:2018/1/20

冬の赤城山

 上州伊勢崎市の冬。空気は乾燥し、晴天が続きます。降雪は年に数回。たまには大雪が降って大混乱になりますが、そんな時は関東全県に降った場合です。テレビの天気予報で、「群馬県山沿いでは雪が降るでしょう」と言い、画面に草津町や水上町の雪景色が映されると、「お〜、群馬ってこんなに雪が降るんだ」と、群馬県はどこもかしこも冬には雪が降ると思われるようで、東京方面から冬に来客を迎えると、「あれ?雪がない?」と不思議に思われます。
 空気を柔らかくし、庭木を潤すためには、たまには雨や雪に降ってもらいたいものですが、なかなか降りません。
 「ニッポン美肌県グランプリ」なるものがあって、群馬県は2015年に44位、2016年と2017年は最下位の47位です。冬の空っ風と乾燥が肌によくないのでしょう。
 そんな空っ風吹く乾燥した伊勢崎市の冬ですが、いいこともあります。冬の間も戸外で遊びや仕事ができること。洗濯物が乾くこと。ガーデニングを楽しめること。それと・・・ 

がきれいに見えること

 何だか、前置きが長くて、無理矢理に「良かった探し」をした感じを否めませんが、ちょっと郊外に出て見渡す山々の風景は、伊勢崎の冬ならではの特別な風景で、素晴らしい財産です。
 今回紹介するのは定番の赤城山ですが、伊勢崎からはたくさんの山々を眺めることができます。日本百名山も16山確認できます。(詳しくはこちら→三座同定)(2018/1/20 記)

冬の赤城山 2018/1/9(1分46秒)

冬の西日に映える赤城山(伊勢崎市波志江町から) 2018/1/9

掲載日:2013/12/29 ▲ページTopへ

冬の水田と赤城山

 冬になると、郊外をぶらりサイクリングしていてもカメラを向ける頻度が増える赤城山。空気が冴え渡り、上州名物空っ風が吹けば吹くほどその存在を主張します。主張しながらも、そのなだらかな裾野と、目立った鋭鋒がない分、いつも穏やかに上州人を見守っているように感じます。そんな赤城山の優しい雰囲気をお伝えするには、長い裾野を外さずに、空や大地の空間もタップリと含めてお見せするのがいいのだろうと、いつもなら切り取ってしまうこれらの要素を十分に残してみました。どこにでもありそうで、探してみるとそれ程は残されていないそんな立地条件、ぶらりサイクリングのお土産的楽しみとして、これからも心に留めておきましょう。(2013/12/29 記)

赤城見台公園の紅葉と稲の株が残る五目牛の穀倉。たなびく雲を辿れば赤城山。(伊勢崎市五目牛町)
2013/12/8


遮るもののない広々とした穀倉で芽生えた麦の緑。遠くから眺める赤城山。
空っ風が肌を刺します。(前橋市力丸町) 2013/12/28

掲載日:2012/2/1 ▲ページTopへ

冬の赤城山

 いつもそこにいて当然な存在、家族や仲間が急に目の前からいなくなってしまったらその寂しさは測り知れません。でもいつもそばにいる時には、その存在に改めて感謝することは稀です。
 多くの伊勢崎市民に取って赤城山はきっとそこにいて当然な原風景。そんな赤城山がある日突然消えてしまったら・・・な〜んてSFのようなことは起こりませんが、実は、赤城山がクッキリと見える日はそれほど多くありません。
 雨天の日は当然ですが、気温が高い期間はぼんやりとしていて、空との対比が鮮明ではありません。見ごろは11月〜2月の気温が冷たく冴えた日でしょうか。このページに掲載した過去5年間の赤城山を確認すると、大半がこの期間でした。
 改めて、心の風景・赤城山の存在に感謝しつつ・・・(2012/2/1 記)

広瀬川と赤城山(伊勢崎市宮子町)
荒砥川との合流部 2012/1/14


夕方の田園と赤城山(伊勢崎市安堀町)
2011/12/25

下増田・広瀬川サイクリングロード(前橋市下増田町)
後方は拡幅工事中の新須永橋。

2012/1/28
下増田・広瀬川サイクリングロード


夕方のうぬき橋と赤城山(伊勢崎市太田町)
この日は凍てつくように寒い日で、その分、赤城山が美しく輝いていました。
流石に西部公園にもラブリバー親水公園・うぬきにも人が見当たりませんでした。
2011/12/25
夕方の田園と赤城山(伊勢崎市安堀町)。横スクロールバーを移動すると全体をご覧になれます。
2011/12/25

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晩秋から初冬にかけて
冴え渡る山肌

 伊勢崎市民に取って赤城山はいつでもそこにいる存在、と大方の人が思っていることと思いますが、これが結構そうでもありません。雨や曇りの日は当然ですが、晴れの日でも大気温度や水蒸気の関係で、薄らボンヤリとした姿しか見せない日が多く、特に梅雨の頃から夏の終わり頃までは、雨上がりの翌日午前中くらいでないと、なかなか凛とした姿を見せてくれません。そんな事もあって、春から秋にかけてはなかなか赤城山にカメラを向ける機会がなく、この特集ページも手薄になります。
 前回の紹介を確認してみると1月16日で、以来、実に11ヵ月ぶりです。今回は主に前橋市の南側の写真が多くなりましたが、伊勢崎市と隣接した地域なので伊勢崎から眺める赤城山とほぼ同じような形状をしていて、左右シンメトリーに広がった長いすそ野と、鍋割山(なべわりやま)から黒桧山(くろびやま)まで、ほぼ横並びに水平に並んだ姿が特徴です。
(2011/12/13 記)


粕川と赤城山と観覧車
天増寺橋から(昭和町)
2011/12/11

新土塚城跡と荒砥川の間から覗く赤城山(鍋割山)(前橋市下増田町)
河川敷の草紅葉と新土塚城跡の黄葉が夕日に反射して輝いています。

2011/12/11

新土塚城跡・上野国霊場智技授山文殊尊


木三橋(きさんばし)から眺める荒砥川と赤城山(伊勢崎市安堀町)
風景を遮る人工物が少ない場所です。 2011/12/11

赤城山とイチョウ、
クッキリと見える山肌。
(前橋市東善町。
東隣りは伊勢崎市稲荷町)
2011/12/11

稲刈りを終えた水田と赤城山とイチョウ(前橋市東善町) 2011/12/11

稲刈りを終えた水田と赤城山とイチョウ(前橋市東善町。東隣りは伊勢崎市稲荷町) 2011/12/11
 2011年11月20日、久々に帰省した娘たちと孫たちを連れて、群馬ヘリポートや前橋みなみモールへ出かけた帰り、赤城山を眺めれば、何と、二重の虹が架かっているではありませんか。
 車を運転中だったので、どこにでも駐車できる訳ではなく、この貴重な映像を撮っておきたいとエキサイトする気持ちと、その内に消えてしまうだろうと焦る気持ちと葛藤しながら車を走らせること約5分。稲荷町で路肩が広い場所を見つけて、どうにか消え去る前の虹を撮影することができました。

 最初に気付いた時には、鍋割山の西側の虹も濃く出ていたのですが、駐車スペースを探している内に薄くなってしまい、ちょっと残念でしたが、滅多に見られない二重の虹に遭遇し、貴重な体験ができました。(2011/12/13 記)

虹と水田と赤城山(伊勢崎市稲荷町)
2011/11/20

虹と水田と赤城山(伊勢崎市稲荷町) 2011/11/20


二重の虹と水田と赤城山(伊勢崎市稲荷町) 2011/11/20


2011/5/15

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冬の赤城山

 寒い冬の間にも時々ホッとするような暖かな日が訪れます。空っ風さえ吹かなければ伊勢崎辺りの冬もそんなに悪くない。寒そうな日でも思い切って外に出てみれば、歩いたりサイクリングしたりしている内に身体も温まり、陽だまりに身を寄せればしばし感じる小さな幸せ。幸せの尺度は相対差。20度の部屋から5度の戸外に出れば「お〜、寒い!」。でも、5度の戸外で10度の陽だまりに身を寄せれば「お〜暖かい♪」と幸せ気分。幸せは苦労の先からやって来る。
 ・・・なんて、説教っぽくなりましたが、今回紹介する赤城山には初登場の場所が一ヶ所あります。前橋市下増田町の新土塚城跡・上野国霊場智技授山文殊尊の北側の荒砥川の堤防から眺める赤城山です。左端の鍋割山が伊勢崎の多くの場所から眺める形と多少異なり、そんな変化に気が付くのも楽しいことですが、何よりもいいのは視界に人工物が少ないこと、広い河川敷内を蛇行して流れる荒砥川の流れ、堤防の途中何ヶ所かに自然に生えたのか人工的に植えたのか篠竹の林があること、そんな風景です。この場所から車で10分も走らない内に伊勢崎市の商業エリア・西部モールに到着するのが不思議なくらいの、荒砥川と広瀬川に囲まれた地域です。(2011/2/26 記)

伸び伸びと広がる田園と赤城山
(前橋市下増田町)2011/1/16


あずま水生植物園から
(伊勢崎市東小保方町)
2011/1/9


→あずま水生植物園で行われた
緑化フェアイベント



オートレース場の裏
(伊勢崎市宮子町)
2011/1/8

荒砥川と赤城山・・・寒さの中にも一歩ずつ春の足音が聞こえて来ます。
(前橋市下増田町) 2011/1/16


観覧車と赤城山と粕川。空のグラデュエーションが静かな夕暮れを演出します。
(伊勢崎市鹿島町) 2011/1/8

冬の赤城山

 冬の赤城山はもったいないくらいに美しい。手に取るようにハッキリと見える山肌は、冠雪や夕方の黄ばんだ太陽光を受けて更に陰影が濃くなり、そのまま歩いて登ってみたくなる衝動にかられます。特に伊勢崎市の北端の西野町や磯町から眺めると、既に赤城山に包まれているような気分にしてくれます。冬の伊勢崎市の原風景的な存在です。(2011/1/5 記)

粕川と公園と赤城山(堀下町)
2011/1/1

アシに覆われる粕川と赤城山(五目牛町)
2010/12/26

荒砥川とかすむ赤城山(前橋市下増田町)
2010/12/11

夕焼け前の西日を受ける水田と赤城山
(西野町)
2010/11/3

小菊の里と赤城山(磯町)
2010/11/3

小菊の里と赤城山(磯町)
2010/11/3

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冬の赤城山


峰岸山西側斜面と赤城山(赤堀・磯町) 2009/12/20
峰岸山から見る赤城山の【動画】
1分1秒

撮影:2009/12/20
掲載:2011/1/5



地蔵山古墳の西側 2009/11/15
 赤城山最後の噴火は、およそ2万4000年前と言う説があります。
 国定忠治も日光例弊使たちも今見ているこの赤城山と同じ姿を見たに違いない。そして私が死んでも、子供が死んでも、孫が死んでも、我らの10代後、20代後の子孫たちもきっと同じ赤城山を見るに違いない。
 初冬から初夏にかけて、風が吹く冷たく寒い日、人家の少ない郊外に出て裾野を広げた赤城山を見るたびにそんな事に想いを寄せます。

西部うぬき橋と広瀬川と赤城山
2009/11/15

蟹沼の南から
2009/11/15

観覧車と粕川と赤城山
2009/11/15

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 JR両毛線の高架化工事も残すところ1年4ヶ月になりました。全区間で不連続に施工されている橋脚が順次繋がり、連続した高架橋としてその姿を現し始めました。
 粕川の鉄橋の北側にも、既に新しいプレストレストコンクリート橋梁が架設され、交代を待っています。現在の橋梁はご覧のように鋼橋です。老兵のような存在感を示すこの橋梁も、もうしばらくで永い間のお役目を終えようとしています。
 車で近くまで行くことはできませんが、平和町ショッピングモールの東の天増寺橋から数分上流側へ歩けば辿り着きます。古き時代の建造物遺産、消え行く前に足を運んでみてください。

粕川の鉄橋を渡る
JR両毛線と赤城山(宗高町)
2009/2/14

建設中の名和幹線の側溝
(中町)
2009/1/31

田は既に春の息吹 (中町) 2009/1/31
田園風景と赤城山
伊勢崎では、ちょっと足を伸ばせば田園風景に収まった赤城山。ビル街が果てしなく続く都会では手の届かない贅沢。
当たり前の贅沢を、改めて噛み締めたい、ゆっくりと噛み締めたい。

前日の雨で濁った水で
増水した広瀬川と赤城山
(茂呂南町) 2009/1/31

未舗装の道が良く似合う。
古里の温もりの風景
(前橋市粕川町) 2009/1/3

赤城山が少し近くに
(前橋市粕川町) 2009/1/3

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流れる雲と田園と赤城山 (中町)
2008/12/6

広瀬川の流れと赤城山。新開橋から(曲輪町) 2008/12/6

「裾野は長し赤城山」 この伸びやかな姿・・・伊勢崎市の貴重な財産。 2008/11/23

広瀬川・競運橋下流(新栄町)
2008/11/23

西部うぬき橋 2008/11/23

西部うぬき橋 2008/11/23

アイタワー花の森から
2008/11/23

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 ふと気が付いて見ると赤城山の写真は冬に撮影したものが多い。冬には空気が冷たく澄み、空っ風が大気中の汚れを吹き飛ばし、赤城山が顔を洗ったようにスッキリとした素顔を見せるので、良く考えて見れば当然なのでしょう。上毛カルタで「裾野は長し赤城山」なので、いつも東西両サイドの長い裾野まで撮影しますが、たまには一山一山の姿も撮ってあげないと・・・

鍋割山(なべわりやま) 2008/1/14

荒山(あらやま) 2008/1/14

地蔵岳(じぞうだけ) 2008/1/14

黒桧山(くろびやま) 2008/1/14

伊勢崎市最高標高の赤堀上水道の山から(西野町、磯町) 2008/1/14

2008/1/14

南東斜面は [小菊の里]

2008/1/14
 広瀬川の若葉町-上泉町を繋ぐ広瀬川水管橋は鋼斜張橋のスマートな橋で、橋面中央にはバルコニーがあってベンチも置いてあります。
 ここから眺める広瀬川や赤城山の風景は私のお気に入りスポットで、サイクリング途中の休憩所として利用しています。川面にはたくさんのカモが泳ぎ、季節にはキジも見かけ、のどかな風景です。赤城山は空気が冷たく澄み渡る冬の時期が似合っているようです。

広瀬川水管橋のパイプ桁と
斜めのケーブルが美しい
2007/4/14の画像もご覧ください
2008/1/6
 2008年元旦の実業団ニューイヤーズ駅伝の「赤堀JA」中継地点の様子を見物し、その帰り、粕川沿いの「せせらぎ公園」へ立ち寄り、堤防の道を下りましたが、そこには全国中継の元旦のビッグイベントの賑わいは届かず、いつもと変わらず粕川が静かに流れ、赤城山が鎮座していました。
 かすかに川の流れが聞こえるだけの、静かな冬の風景です。

赤堀・五目牛町から
2008/1/1

赤堀・堀下町から 2008/1/1

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 赤城山は多くの群馬県民が無意識の内に心に刻んでいる山なのではないでしょうか。

 東京へいた頃、上野駅から高崎線の電車に揺られて群馬へ戻って来た時、何気なく見やる窓外の風景の中に、遠く赤城山が見えて来る頃になると、心のどこかで古巣に帰って来た安堵感のような感情を覚えたものです。その気持ちはUターンして20数年が経過する今も変わらずにあり、たまの上京の帰りに同じ思いに駆られます。

 高崎線の窓外から、また坂東大橋や三ツ家橋、伊勢崎大橋を渡る時、北へ向かう道路の延延長線上に見える赤城山、特に大袈裟な感動が沸く訳ではありませんが、「お、赤城」と、いつも当たり前にそこに居てくれる姿にほっと安心感を覚えます。私に取って赤城山がある風景は原風景になっているようです。

雲の上の赤城山
手前はトンガラシ地蔵
2007/12/23

[トンガラシ地蔵]

北関東と赤城山
北関東自動車道・側道のJR跨線橋から。真ん中辺りに両毛線の架線の柱が見えます 2007/6/16

[北関東自動車道]

伊勢崎市と玉村町の
境界近辺から望む赤城山
2007/2/12

五料橋からの利根川と赤城山
東や境から見る赤城山とは
形が少し異なります
2007/2/12
 そして、すでにその実際の細かい形がどうであってもあまり拘らない自分がいて、それは多分既に赤城山が私に取っては心象風景になっているからかも知れません。
 実際、伊勢崎市内をくまなくサイクリングしていても、まだまだ赤城山の新しい姿を発見します。
 例えば伊勢崎の西の端と東の端では鍋割山や黒桧山の形が違っていたり、鈴ケ岳が見える場所と見えない場所とあったり、長七郎の西の窪みが目立つ場所とそうでない場所と、色々ですが、いずれ赤城山は赤城山なので、何となく丸い鍋割りが左端にいて、三角形の荒山が真ん中にいて、隣にオッパイのような地蔵岳が、右端に頂上の尖った黒桧山がいれば、それだけで十分に有り難い話です。
田園風景と赤城山
右側は袈裟丸山
五目牛町と波志江町の境近辺
2007/2/3

粕川を渡る北関東横断道
後方に赤城山
2007/1/27
 海をSheと呼び、大地を「母なる大地」と言うように、万物を男女の性で呼ぶ事がありますが、赤城山は私に取っては母なる赤城山です。「単に地蔵岳がオッパイに似ているから」ではオチがお笑いですが、皆さんにとってはいかがでしょうか。(2007/5/15 記)
境平塚の東・早川サイクリングロードから 2007/1/13
[早川サイクリングロード]

広瀬川サイクリングロード
オートレース場の北 2007/1/8

[広瀬川サイクリングロード]

雪雲に覆われる赤城山
安堀町から
2007/1/7

女堀史跡から
2006/12/10


[女堀史跡]

夕日に映える乾谷沼と赤城山
2006/12/2

[乾谷沼]

粕川と赤城山
左側は粕川サイクリングロード
のイチョウの黄葉
華蔵寺公園の南東
2006/12/2




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