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赤堀花しょうぶ園(女堀史跡)桜風景

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更新日:2015/6/15 画像下の日付は撮影日
 この公園は波志江沼の上沼の北隣にあります。自転車や徒歩でならば波志江沼からも行けますが、車で行く場合には、県道・深津伊勢崎線と上武道路との交差点を北へ数百m行った所を左折するのがいいと思います。県立ふれあいプラザのすぐ東側にあります。
 この公園が人々を寄せるのはやっぱり花菖蒲や紫陽花が満開の頃です。公園の名前の通り花菖蒲がたくさん植えられていますが、市内の他の公園のような広場や遊具もないので、普段家族連れが訪れることは少ないようです。
 公園には南の端と中央に駐車場とトイレがあります。南の駐車場は20台くらい、中央は50台くらい駐車できますが、花菖蒲が咲く頃にはこれでも不足し、臨時の駐車場ができます。また巨木ではありませんが菖蒲園に沿った南北の道沿いにはサクラが植えられています。菖蒲の時ほどの賑わいはありませんが静かにサクラを愛でたい場合には良いと思います。
 菖蒲園の土手は国指定の「女堀」の堤防で、今でも不連続ながら北から北西に向かって残されています。このような大規模な土木工事が行われた時代に思いを馳せてみるのも楽しいことです。

 私はちょっと時間がある休日にブラリと訪れますが、サクラや花菖蒲の時期を除くと、人に会うことはほとんどありません。でも私はこの公園をとても気に入っています。しかも一番のお気に入りの季節は女堀りの土手の自然林の紅葉が終わる頃から春先の頃までです。冬枯れた土手の上を散策する時、色々な方向に交差する土手の木々の幹を眺め、株だけが残って枯葉に覆われた菖蒲園を眺めているととても癒されます。土手の散策道も人工的な造作の様子はなく、木の幹や根っこを跨ぎ、緩やかな凹凸を楽しみながらの道です。(2006/12/9 記)  [ 地図拡大 ]

サクラ風景・2015

掲載日:2015/4/7 ▲ページTopへ
 6月には国指定史跡「女堀」をたくさんの花しょうぶが埋め、市内外、県内外から大勢の花見客が訪れる赤堀花しょうぶ園。でも、その季節を除くとなかなか訪問者の姿を見かけず、桜の季節においても例外ではないようです。
 2015年4月4日、桜がまだまだ見ごろの土曜日、小雨が上がったばかりのすぐれない天候のせいもあってか、園内を一回り散策した1時間の間、出会った花見客は二人だけでした。周囲に人家が少なく、まだ自然さが残る赤堀花しょうぶ園。弓型に大きくカーブした「女堀」と、小高い土塁から静かに眺めた桜、申し訳ないほどに贅沢なひと時でした。(2015/4/7 記)

赤堀花しょうぶ園の桜風景(2分55秒) 2015/4/4

2915年4月4日、赤堀花しょうぶ園の桜

サクラ風景・2013

掲載日:2013/4/3 ▲ページTopへ
 華蔵寺公園波志江沼のソメイヨシノがたくさんの花見客を集める中、ここ赤堀花しょうぶ園のサクラは、訪れる人も少なくひっそりと咲いています。
 4月1日、雨模様の日の合間を縫って爽やかに晴れたこの日、赤堀花しょうぶ園では道路沿いのサクラが満開に咲き、お堀の緩やかなカーブと段差の変化が自然の風情を加え、また6月には県内外からたくさんの来場者を迎える花菖蒲の、行儀よく並んだ株の緑と調和して、静かで落ち着いた、そして贅沢な花見ができました。この公園のサクラを前回紹介した6年前(→こちら)には木と木の間が広く開き、頼りない感じでしたが、現在はお互いの枝が重なり合ってベルト状になり、華やかさが倍加しています。
 この日、会った人は初老の男性ただ一人。女堀の土手のベンチに座って、花を愛でる様子でもなく、この空間に身を置く贅沢を一人静かに楽しんでいるようでした。こんな花見を楽しみたい方、出かけてみてはいかがでしょうか。雨の花見もまた趣があることと思います。(2013/4/3 記)

道路沿いで華やかに咲くサクラ。土手の林の中で咲く一本もまた存在感があります。
 2013/4/1

土手の上で芽吹き始めた新緑と桜
 2013/4/1

立体感タップリのサクラ並木
 2013/4/1

花しょうぶ園の北端部の林の中で、ただ一本、ひっそりと咲く白い桜 2013/4/1

花しょうぶ園の中央から北側にかけて、しょうぶ園を囲むように咲くサクラ並木 2013/4/1

2007年のサクラ

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道路沿いのサクラ・南 2007/4/1

道路沿いのサクラ・南 2007/4/1




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