2009年12月6日(日)、師走の伊勢崎路で 第5回伊勢崎シティーマラソン大会 が開催されました。 会場となった伊勢崎市陸上競技場附設コースでは、前日の午後から降り始めた雨が一晩中降り続きましたが、この日は前日と打って変わって天気予報通りの小春日和に恵まれました。カメラ片手に選手達を追い掛けていた私も汗ばむくらいで、また、例年選手を悩ませる空っ風もこの日ばかりは遠慮したようで、きっとランナー達も爽快なマラソンができたことと思います。 この日のエントリー数は1,262人、完走者は昨年より16%増(+150人)の1,082人です。マラソンは今密やかなブームとのこと。伊勢崎シティーマラソンも益々有名になってたくさんの参加者を集めるよう期待しています。「Go!伊勢崎」も微力ながら応援しています。(2009/12/8 記) |
3km、10kmは 競技場の北東からスタート |
ハーフは3,5kmの少し南から |
5kmのスタートは競技場の南東から。 |
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ハーフマラソン(日本陸連公認コース) 9:30分スタート |
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最初のスタートはハーフ・9時30分です。 スタートは緊張の一瞬です。 |
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ハーフには上武大学駅伝部が招待選手として参加しています。 花田勝彦監督が率いる上武大学駅伝部は、第86回箱根駅伝(平成22年1月2日〜3日)に2年連続の出場が決定しています。 ● 花田勝彦氏は伊勢崎市の「市民ボランティアフェスティバル」で講演を行っています。→当日の様子はこちら。 |
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ハーフの先頭集団はスタートを切るとあっと言う間にトラックを半周し、出口へ到着します。 スタートの瞬間を撮影し、すぐさま出口まで追い駆けますが、私の鈍足では間に合った事がありません。 仕方なく遠くからズームで撮影しましたが、狙ったショットにはなりませんでした。来年こそ必ず! ハーフ参加者は大勢なので、集団の真ん中から後ろのランナーの到着には間に合いますが ゆっくりと時間をかけて撮影していると、今度は数分後にスタートする3kmに間に合わなくなります。 鈍足の私が、グランドを駆け巡る一時です。 |
小学生の部:3km 9:40分スタート |
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↑ 小学生の3kmのスタートの瞬間です。↓ |
スタート後、グランドをぶっち切りの先頭で出て行くランナー 後に続くランナー達 いや〜、みんな早い、早い! |
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競技場を先頭で出て行ったランナーがそのまま最初に戻って来ました。齋藤零司君です。 見事1位でゴール! |
2位は須永康幸君 |
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3kmのランナー達は、次の10kmがスタートする前にグランドに戻って来ます。 きっとこの中から、将来の駅伝やマラソンで活躍する選手が出てくることでしょう。 |
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ゴール後、記録係りのスタッフから記録証を受け取ります |
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到着後、記録係りへ向かうランナー達 会場や走路では、 色々な組織から大勢のスタッフの方達が協力します。 |
ラストランナーの少年がグランドに戻って来ました。 既に他の走者は全員がゴールインし、誰もいないトラックをただ一人で走り続けます。 途中でゴールを断念することもなく、一所懸命に走る少年に、観衆から大きな拍手が沸き起こり、いつまでもスタジアムに鳴り響きました。 |
ラストランナーの少年に スタジアムから大きな拍手 【動画でどうぞ】 (1分25秒) |
10km(日本陸連公認コース) 10:10分スタート |
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10kmのスタート |
スタートを待つ出場者達と競技場 競技場を次々と出て行く大勢のランナー達 タップリとご覧ください。【動画でどうぞ】(4分8秒) |
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全員スタートしました。10kmはトラックを1周半してから競技場を出ます。 その間、2周目の先頭集団が早くも1周目の後半の出場者を抜いて行きます。 |
5kmコース 10:25分スタート | |||
「マトリックス」のキアヌリーブス? スタート直前の5kmの出場者の皆さん 大会スタッフから紹介される 上武大学駅伝部の花田勝彦監督 |
花田勝彦監督も5kmに出場 「私に勝てばオリンピックに出場できます」と、出場者をリラックスさせていました。 |
トラックをやや一周し、競技場を出て行く5kmの出場者 【動画でどうぞ】 (1分28秒) ● 花田勝彦氏のトークはユーモアたっぷり →伊勢崎市の「市民ボランティアフェスティバル」の講演 |
ゼッケンの色は? レンガ色:ハーフ、黄色:5km | ||||
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5kmとハーフのランナーが 一緒に走ります。 |
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5kmとハーフの2周半目は波志江PAの南西の信号を南に曲がります。この南北の区間は下り勾配。伊勢崎市は真っ平らと思っている人が多いことでしょうが、この区間は自転車で走ってみるとその勾配を実感できます。ランナー達もちょっと足が楽になると思いますが、最後の追い込み区間なので、皆さんどなたも苦しそうです。頑張れ〜!! | ||||
マラソンは大勢の見ず知らずの人たちが同じコースを走ります。ハーフならば2時間半を超える間を走り続ける人もいます。その間、多くの人と抜きつ抜かれつ、時には全くの知らない者同士が長い時間を並走します。競争相手だったり、お互いの伴走者だったり。 ランナーの皆さんにカメラを向け続けていると、出場者全員が仲間のように見えて来ます。 出場した人の飲み会などを催せば、きっとまた大勢の参加者があって、苦労話や来年の目標などに花が咲くことでしょう。 |
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赤城山が走者達を見守っています。 |
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まだまだやって来ます、ハーフの皆さん。 ▲ページTopへ |
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皆さんで ポーズを取ってくれました。 頑張れ〜! |
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今年のハーフの完走者は男女合わせて268人。昨年の162人から、ナント、106人も増えました。 このページで何人の走者をカメラに収めることができたか分かりませんが、誰に強制されるでもなく、自分の意思でただひたすらに黙々と走り続ける大勢のランナーの姿を見ていると、「よ〜し、自分も頑張らなくっちゃ!」と何かのエールをもらった気持ちになります。 |
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ふ〜、疲れた・・・ でも、後一息です。 頑張れ〜! |
カメラを向けたらピースサインで ポーズを取ってくれました。 疲れているのに ありがとうございます。 ゴールは間近です。 頑張ってください。 |
↑ ゴールの後、記録場所に集まる参加者 ↓ |
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ハーフの最終走者 【動画でどうぞ】 2分56秒 |
■ハーフの最終走者■ ハーフの最終ランナーが競技場に戻って来ました。 前を走るランナーの姿はありません。スタジアムの観覧席を埋めていた人々も既に帰り、拍手で迎えてくれる大勢の観客もいません。大会スタッフの皆さんも後片付けを始め、競技場は静けさがあるばかりです。それでも走ります。最後まで走ります。ゴールを目指して。孤独のランナーです。その姿に勇気と元気をもらいました。ありがとう。 待つ人が誰もいないと思っていた最終走者・・・・カメラを向けている内に一人の青年がそばに寄り、励ましながら併走している事に気が付きました。ゴールには家族や仲間も待っていました。大勢がいなくても僅かの仲間がいれば万人の応援に値します。一位入賞に値します。 【動画でどうぞ】 2分56秒 |
競技場の外では「あずま塾」の皆さんが選手達に無料配布する豚汁を作っています。1,600人分を作るそうです。 |
ここに紹介する表彰式の様子は全体のごく一部です。 コースごとに、また男女別、年齢層別に種々の表彰があり、それぞれゴール間もなく順次行われます。 一人運営の零細サイト「Go!伊勢崎」、この日ばかりは身体が足りません。 競技場と外の走路とをマウンテンバイクで行ったり来たり。今年の表彰式は大会終盤に行われた分です。 |
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5km 一般男子60歳以上 4位の人をアナウンスで呼んでいましたが現れませんでした。 表彰式があるのを知らずに帰ってしまったのかな? |
青空と華蔵寺公園の観覧車とジェットコースターも 祝福しているかのようです。 上武大学駅伝部 詳細は取材しませんでしたが壮行会のようでした。 |
種 目 | 区分別参加者数(カッコ内はエントリー数) | ||||||||
ハーフマラソン | 一般男子 | 235人 (274人) |
一般女子 | 33人 (40人) |
招待選手 (上武大学学生) |
20人 (29人) |
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3km | 小学生男子 | 38人 (44人) |
小学生女子 | 23人 (26人) |
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10km | 男子 | 39歳以下 | 142人 (165人) |
40〜49歳 | 79人 (91人) |
50〜59歳 | 77人 (85人) |
60歳〜 | 47人 (57人) |
女子 | 39歳以下 | 55人 (63人) |
40歳〜 | 32人 (38人) |
招待選手 (上武大学学生) |
4人 (5人) |
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5km | 中学生男子 | 37人 (40人) |
中学生女子 | 31人 (33人) |
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男子 | 39歳以下 | 85人 (102人) |
40〜49歳 | 26人 (30人) |
50〜59歳 | 32人 (37人) |
60歳〜 | 23人 (28人) |
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女子 | 39歳以下 | 39人 (48人) |
40歳〜 | 23人 (26人) |
招待選手1人(上武大学・花田監督) |