(写真 & コメント by Suh san) 伊勢崎市立茂呂小学校の運動会は雨で1日延期されましたが、9月16日(日)に開催されました。 5月〜6月に5年生を対象とした体験学習会で”龍頭神舞”を保存会員が指導してきました。舞・太鼓班/リコーダー班/ささら班/とぶさ班の4班に分かれた121人です。担当した先生方4人も8月の保存会の夜間練習にも参加して下さって、熱心に取り組んでいただきました。 運動会では6年生13人が篠笛を担当してくれましたので、121人は全員”舞”を演技しました。一糸乱れぬ集団演技は見事で、生徒や父兄の皆さん、ご来賓の皆さんから大きな拍手をいただきました。爽やかな初秋の運動会は嬉しい日曜日になりました。 |
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(1)11時〜西側の入場口に集合 (2)11時30分 入場行進開始 (3)行進曲は ”通リ神楽” |
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(4)篠笛は6年生13人が吹いてくれました |
(5)”多々良” の曲です |
(6)中腰は中々きついポーズです (7)左足を円の中心に向かって踏みます |
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(8)保存会員もテントの中で見学 |
(9)上毛新聞の記者が丸橋副会長を取材 |
今年も伊勢崎市・茂呂小学校において、「龍頭舞体験活動」が行われ、Suh sanからレポートが届きましたので、ここに紹介します。(2018/6/17 記) |
(コメント&写真 Suh san) 平成30年度の茂呂小学校の龍頭舞体験学習は、5月14日(月)・28日(月)・6月41日(月)の3日間、8時30分〜9時30分の第1校時の3時間を使って実施されました。 5年生121名は、舞・太鼓班34名が体育館、リコーダー班24名が音楽室、ささら班34名が工作室、とぶさ班29名の4班に分かれ、それぞれ担当した保存会員10名の皆さんから学習しました。 Suh san はリコーダー班を担当しました。今から32年前の昭和61年に篠笛用に採譜した音譜を平成7年にリコーダー用に移調しました。篠笛はすぐには吹けませんが、リコーダーでしたら、すぐに音が出るからです。 ・・・ということは、リコーダー譜を作った23年も前の平成7年に、茂呂小で「学力向上対策事業」として「地域」を取り上げて下さって「龍頭舞集会」が開催されてから、ずっと学習のお手伝いをさせていただいていることになります。月日の経つのは本当に早いものですね。 今年の生徒は音譜を読める人が多くて、リコーダー班はとても効率良く学習できました。中には初見(初めて見てすぐに演奏出事ること)で吹ける子供もいて驚きました。音楽教育が大分進んでいることを実感しました。 写真は3日目しか撮影できなかったので、とぶさ班は既に制作を完了してしまいましたが、学習の様子をご覧下さい。 ※リコーダー班:本当は篠笛ですが、すぐに音が出ないのでリコーダ-で吹きます。 ※ささら:竹で作る打楽器で擦って音を出します。ラテン楽器のギロのようなものです。 ※とぶさ:鳥総と書きます。障子紙を染めて幣束のように切りこんで頭に付けます。 |
(1)正面玄関を入ると宮澤賢治さんの「雨ニモ負ケズ」の詩と龍頭舞の大きな貼絵が目に入ります (3)8時30分〜“注目” “礼” で学習開始 (5)とぶさ班は既に製作完了して、 頭のとぶさの色について学習中 主に緑 → 鳳凰元/赤 → 雌獅子/黄 → 雄獅子 (7)最後の仕上げは丁寧に…お祭りでも立派に使えます |
(2)木村校長先生としばし歓談 (4)「通リ神楽」「摺り込み」「多々良」「廻りささら」の 4曲が吹けるようになりました (6)工作室はささら班が竹細工中 |
(8)体育館では舞・太鼓班が「摺り込み」の仕上中 (9)09:00〜体育館で合同発表会 「リコーダー班」と「ささら班」は体育館の北側に、「とぶさ班」もささらを持って西側に整列 |
(10)合同発表会スタート・「通り神楽」で入場。代表6人は頭を付けています (11)「摺り込み」は膝や腿の筋肉に負荷がかかります |
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(12)テンポはゆっくりでね〜 (14)体育館の東の壁面には「茂呂小学校校歌」
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(13)「リコーダー班」は2列に並んで (15)校章は桐の葉と花 (17)校舎2階の渡り廊下の脇に展示してありますので、 校外の人でも、事前に連絡すれば見ることができます |
(18)発表会を終って保存会の丸橋副会長講評。「それぞれの班が頑張って、大変良くできました」 |