今年も伊勢崎市・茂呂小学校において、「龍頭舞体験教室」と運動会での集団演技が行われました。 地元に住むSuh sanから、その様子を伝えるレポートが届きましたので、ここに紹介します。(2013/10/2 記) |
|
今年も6月に龍頭神舞体験活動で茂呂小に伺いました。5年生が「ささら班」、「リコーダー班」、「とぶさ班」、「舞班」の4グループに分かれて体験しました。写真を撮影しましたのでご覧ください。(コメント&写真 Suh san) | |
@ ささら班はのこぎりやナイフを使って竹を削ります |
A とぶさ班は赤・緑・黄色・紫・白の5色を作ります |
B 本当は篠笛で練習したいですがリコーダーです C 舞班は体育館で練習しました |
9月28日(土)はいよいよ本番の運動会です。素晴らしい秋晴れの下、5年生150人の集団演技です。郷土芸能を教育に取り入れていただいて本当にありがたいと感謝しています。演技には観客の皆さんからたくさんの拍手をいただきましたが、来年演技する4年生は特に良く見ていたようです。当日の様子をご覧ください。(コメント&写真 Suh san) | |
D今日は運動会。校庭には大きな「センダン」の木。僕が中学生の頃は直径5センチ位しかありませんでした。あれから?年 F テントの中でスタンバイ |
E 父兄の皆さんが大勢見に来て下さいました G 演技開始前の余裕のVサイン |
H 太鼓の合図でスタート I 入場は「通り神楽」という曲 |
|
J 半纏の家紋は「井筒左三ッ巴」 L演技が終わると下級生が「とぶさ」を拾いにグランドに殺到。 玄関に飾っておくと魔除けになります。 |
K 美少女14人組 M あっという間に校庭が綺麗になりました |
昨日、Sus sanから伊勢崎市茂呂小学校での「龍頭舞体験教室」の様子を伝えるメールが届きました。群馬県重要無形民俗文化財に指定されている茂呂千本木神社の龍頭神舞は、千本木神社の秋例祭や伝統芸能発表会などで舞われるほか、毎年、 茂呂小の秋の運動会においても5年生児童が集団演技で舞います。 この体験教室は、毎年、新5年生の児童に対して、Sus sanや丸橋さんら、地元の千本木龍頭神舞保存会の大先輩たちが指導にあたる取り組みです。今年の新5年生は124名。舞、笛、佐々良、とぶさの4つのグループに分かれて体験活動をしました。(2012/7/2 記) 【活動の概要】
|
佐々良(ささら)グループ擦って音を出す楽器です。美佐男先生が作り方の説明。丸橋さんや鈴木さんの姓が多いので普段からセカンドネームで呼んでいます。丸橋さーんと呼ぶと皆が返事してしまいます。 |
|
(1)普段はナタやのこぎりなんて 使った事のない子がほとんどです (3)青い竹を切ったり削ったりして作ります |
(2)一番奥が美佐男先生です (4)忠雄先生と恒司先生が竹割りの指導中 |
とぶさグループとぶさは獅子の髪の毛です。障子紙に刷毛で染料を塗って作ります。このほかに何も塗らない白い障子紙も組入れて髪を作ります。 |
|
(5)丸橋一善会長も直々に教えています (7)紫と緑は主に鳳凰元、赤は雌獅子、 黄色は雄獅子に使います |
(6)あれ〜手を切っちゃったかな (8)善ちゃん先生が指導中 |
リコーダーグループ |
|
(9)呼吸は腹式呼吸で (11)優しく教えてくれる tomorin 先生です |
(10)龍頭神舞の歴史を話しましたが、 生徒も真剣な眼差しで聞いています (12)リコーダーの髭先生は Suh san |
舞グループ |
|
(13)手前が幸夫先生、奥が良ちゃん先生 |
(14)舞グループ全員集合32名 (15)良ちゃん先生、飛びま〜す、飛びま〜す |
(16)中腰のポーズは疲れます |
|
体育館で合同発表会 |
|
(17)6月21日は合同発表会 (19)最後は124名全員で 「ありがとうございました〜」 |
(18)代表は獅子頭を着けて。僕も私もつけたかった〜 (20)大変良く覚えました。 運動会では頑張って舞って下さいネ |
以上、地元千本木龍頭神舞保存会の皆さんの指導による、2012年度・伊勢崎市茂呂小学校「龍頭舞体験教室」のレポートでした。(2012/7/2 記) |
先日、Sus sanから伊勢崎市茂呂小学校での「龍頭舞体験活動」の様子を伝えるメールが届きましたので紹介します。 茂呂小の「龍頭舞」と言えば、秋の運動会において児童達が集団演技をすることで知れ渡っていますが、今回もその準備の一環活動です。Sus sanや丸橋さんら、地元の大先輩たちが指導に出向き、5年生を対象に指導にあたりました。 指導日は6月2日・9日・16日の3日間/3時間で、舞と太鼓30人、リコーダー24人、ささらの製作36人、とぶさの製作29人、合計119人が4班に分かれて体験しました。今年の秋の運動会では5年生119人がグランド一杯に演技します。(2011/6/18 記) 【活動の概要】
(体育館の壁に取り付けられています) |
体験活動の様子です・・・ | |
リコーダー班 |
ささら製作班 |
真ん中で指導にあたるお父さんは? ・・・そうです、ご存知 Suh san です。 |
イエ〜イ♪ |
とぶさ製作班 |
舞と太鼓班 |
体育館で合同発表会 |
|
舞と太鼓班。先頭で演技指導するのは丸橋さん。 ささら製作班&とぶさ製作班はささらを摺りました |
リコーダー班 とぶさの披露です 【とぶさの説明】 緑-鳳凰眼、赤-雌獅子、黄-雄獅子 |
全員集合です。ありがとうございました。 皆さん良くできました♪ 指導された皆さんもお疲れさまでした。 秋の運動会では元気に演技してください。 楽しみに待っています。 ・ ・ |
2009年9月19(土)、小学生215人が集団演技で地元に伝わる民俗文化財を披露しました。 演じたのは伊勢崎市立茂呂小学校の5、6年生215人、演目は千本木神社に伝わる「龍頭神舞」、舞台は運動会の校庭です。 南千木町に住む大先輩Suh sanから事前に情報をいただいていたので、この日、いつものように波志江の地から自転車に跨って出かけました。演技の時刻は11時40分、出掛ける前にドタバタとしていて、家を出たのが11時ちょうど。「ウワッ、これはヤバイ、遅刻する!」と茂呂小を目指してまっしぐら。粕川サイクリングロードを走り、日頃の路地裏ニストを自任する我が身、知り得る限りの近道を使って到着し、時計を見ると・・・・・ナント、11時15分!きっと、車と変わらずの早さ、驚いたのは自分自身! 早速に場内の写真を何枚か撮り、まずはSuh sanにごあいさつ。その場で、全国の獅子舞の写真を撮り続けて写真集にして出版している峰岸さんを紹介され(詳しくはこちら)、早速にあれこれと話に盛り上がっている内にいよいよ龍頭神舞のスタート! まずはご覧ください。 【ワンポイントメモ】
|
龍頭神舞の前のプログラムはリレーです。 赤城団、榛名団、妙義団と地元小中学校の運動会ではお馴染みのグループに分かれての競争です。 |
||
西側の校門に立てられた飾り 龍頭神舞の衣装を付けた児童を 見掛けました |
↑ 緊張のバトンタッチ ↓ [L] |
↑ ゴール! ↓ |
そして、いよいよ龍頭神舞。 演ずるは茂呂小の5、6年生215人。 |
||
南東と南西の2か所のゲートに分かれての入場です。 |
篠笛を吹くのも茂呂小の児童。 |
|
太鼓を叩きながらの入場。 まずは大きな円陣を組みます。 跳ぶように移動します。 走るように・・・ |
龍の頭に飾られた鳥総(とぶ 腰をかがめ、太鼓を叩き・・・ 鳥総(とぶさ)の色も 朱色、薄紫、黄色、緑・・・ 徐々に動き が激しくなります。 跳ぶように・・・ | 円陣を組み終わりました。 この太鼓も児童の手作りです。 良く見ると紙でできています。 牛乳パックなどが利用されたとのこと。 |
朱色と黄色の龍も片膝立てて・・・ |
紫の龍が片膝立てて・・・ |
|
白い龍が飛び跳ねて・・・ 空に向けて手を高く揚げます。 |
紫の龍も飛び跳ねて、 太鼓を打ち鳴らし、 |
|
【拡大】 |
舞はいよいよクライマックス! 更に更に高く手を揚げて、 天に届かんばかり |
|
215名の児童が、 太鼓を打ち鳴らし、 飛び跳ねて、 空を見上げて、 天に向けて手を高く揚げ フィナーレです。 龍よ天に昇れ〜! |
【拡大】 |
|
舞を終えた児童たちは あっと言う間にゲートに退却 |
||
グランドに一斉になだれ込む下級生達 |
215人の龍が退却したグランドは 一瞬の間、無人に。 ● その静けさを破るように 下級生達が 一斉にグランドになだれ込みます。 目指すは龍が舞った時に 地上に落ちた鳥総(とぶさ)。 これを拾って玄関に飾ると、 魔除けになるとの 昔からの伝えがあります。 |
|
地元に古くから伝わる民俗文化財 これを地元の子供達が身を以て体験し 継承していく光景に 清々しい感動を覚えました。 龍頭神舞 今まで多くの人たちの尽力に支えられ 継承されて来たことと思いますが、 これからも 末永く引き継がれて行きますように。 今年は10月17日、18日に 千本木神社を中心に 千本木神社秋祭り が執り行われ、 龍頭神舞を見ることができます。 →昨年の様子 |
もうもうと砂煙が立ちます |
この日、会場でSuh sanから紹介された峰岸三喜蔵さん、全国の獅子舞が行われる場所を訪れ、写真を撮り続け、写真集として出版しています。何と峰岸さん、これらの事を個人の趣味として行っていて、専門は全く別の分野です。今までにも千本木の龍頭神舞は何度か訪れ、その時の様子は出版した写真集にも掲載されています。この日も、わざわざ東京八王子から車で駆け付けてくれました。 | ||
峰岸さんが出版した写真集「獅子の物語」 |
左:峰岸さん 右:Suh san |
峰岸さんが出版した写真集「獅子の詩」 |
龍頭神舞を終えた頃、時刻はちょうどお昼。運動会の午前の部を終了して、観客はランチタイム。皆さん手作りの美味しそうな弁当を広げ、早速に昼食です。 私はと言えば?? それを横目に次なる取材現場へ・・・ |