前回紹介からちょうど一か月経過した伊勢崎市道(赤)112号線の道路改良工事現場です。前回、工期は3月25日とありましたが、6月30日まで延長されていました。 当初工期で、拡幅側(現道の西側)を暫定的に供用開始し、R4年度分工事発注まで一旦区切りをつけるのかと予想していましたが、拡幅部の一部(工区南側)の供用開始しながら、現道側の舗装剥離や側溝布設工事が進んでいます。 工種を確認すると、基層舗装面積A=1,783m2で、施工延長L=280m。舗装幅Bを単純計算で求めると、 B = 1,783/280 = 6.4m となり、2車線分の基層舗装を行うようです。 なお、工期は延長されましたが、請負金額と概要、工種の変更はありませんでした。(2022/4/10 記) |
工事区間(上図■区間) 現地に立つ工事看板 2022/3/9 |
工事概要開 札 日: 2021年(R3年)10月28日発注部署: 伊勢崎市土木課 工 事 名: 市道(赤)112号線道路改良工事 工事場所: 市場町二丁目地内 工事会社: (株)岩瀬工務店さん 工 期: 2022年(R4年) 工 種施工延長: 280m土 工: 一式 舗 装 工: A =1,783.0m2(基層舗装) 側 溝 工: L=178.5m(U型側溝 500×500〜700) ※伊勢崎市契約検査課のウェブサイトと現地工事看板を参照しました。 |
|
供用中車線が拡幅部と現道部で入れ替わる位置(工区中間付近) 2022/4/9 工区中間部付近の拡幅部(現道西側、供用中)。右側は工事が進む元現道。2022/4/9 工区南端部の拡幅部(供用中) 2022/4/9 工区南端部を道路センターから北方(左:拡幅部、右:元現道) 2022/4/9 工区南端部の元現道側で進む改良工事(舗装剥離や側溝布設など) 2022/4/9。2022/4/9 |
伊勢崎市道(赤)112号線では令和3年度末に向けて、改良工事が進んでいます。当道路では、令和3年度分工事として、10月29日と12月10日を工期に2つの側溝布設工事が進んでいましたが、今回の改良工事は、これら側溝布設区間の南方、三和工業団地の北を起点に北方280mまでの区間です。 | |
過年度の工事を確認すると、拡幅側(現道の西側)の道路端部の側溝布設を完了した区間、歩車道境界ブロック布設を完了し、歩道舗装を完了した区間、車道の路盤工を完了した区間、車道の基層舗装を完了した区間など、全区間一様ではありません。 今回の工事は、土工や基層舗装工、側溝布設工が含まれているので、これらを一様に仕上げると予想しています。舗装数量から判断すると、工事完了後には拡幅部(現道の西側)を暫定的に供用開始すると予想されます。(2022/3/15 記) |
現地に立つ工事看板 2022/3/9 |
工区北端部付近に仮置きされた路盤材 2022/3/9 工区中間部付近。車道の基層舗装を一部完了。歩道舗装は完了。 2022/3/9 工区中間部よりやや南。現道(右側)と拡幅部(中央)の隙間を基層舗装。2022/3/9 工区中間部よりやや南。隅切り部の歩道と車道の舗装完了。 2022/3/9 工区南端部では歩車道境界ブロック布設、歩道と車道の路盤工など、 様々な工種が進行中。 2022/3/9 同上 2022/3/9 |
令和3年度の市道(赤)112号線の最初の工事レポートは側溝工事。訪れたのは9月19日。既に5月頃から工事は始まっていたようです。この間、何度か当道路を通過し、工事が進んでいたことに気付いていましたが、過年度においては年度下半期に工事が集中していたことから、前年度の繰越工事だろうと思い込み、特に注意しませんでした。 現場では側溝布設を完了し、10月29日の工期に対して余裕をもって完了している様子。ただ、当区間に接するアサヒロジスティックス(株)伊勢崎物流センターとの敷地境界に擁壁工事が進行中で、この工事を含むのかどうか不明です。擁壁工事が民地内であること、現場に市内の別の工事会社のコーンが立っていたことを考えると、含まれないようには思いますが・・・。 当側溝工事をもって、(赤)112号線の西側側溝布設は全て完了したようです。 過去何度も触れていますが、当道路の現道は、歩道なしの2車線道路。沿道と南端部(三和工業団地)には大きな工場が建ち並び、大型トラックが往来します。道路端部には蓋なし側溝があって、路肩は狭く、自転車での通行は車に追いやられて側溝に落ちやしないかと冷や汗もの。車も自転車には要注意です。 この日、彫りの深い外人さん二人が自転車で路肩を通過しましたが、日曜日の日中時間だったせいか、往来する車も少なく特に危険なシーンはありませんでした。ただ朝の通勤通学時間帯の往来はどんな様子なのでしょう。 そんな不安も遠からず解消するであろう当道路の拡幅改良工事。 三和工業団地も空き区画がなくなり、当道路改良工事進捗に伴って交通量も徐々に増え、赤堀地区の友人らと世間話をすると、「そのうち、大間々県道(群馬県道・大間々伊勢崎線)よりも、こっちの方がメイン道路になると思うよ。あっちは西久保町の5差路があんなだし」とのこと。通勤時間帯に通過した人なら分かる悪名高き西久保町交差点。前橋笠懸道路の完成期待か?交差点改良が先か?あるいは(赤)112号線全線改良完成に期待か? ただ、国道50号〜三和工業団地区間は大幅改良されたとして、50号以北はどうなるのでしょう。(2021/9/24 記) |
|
工事概要開 札 日: 2021年(R3年)5月13日発注部署: 伊勢崎市土木課 工 事 名: 市道(赤)112号線 側溝改良工事(分割1号) 工事場所: 伊勢崎市西久保町三丁目外地内 工事会社: (株)神澤組さん 工 期: 2021年(R3年)10月29日 ※伊勢崎市契約検査課のウェブサイト参照 |
工事区間(上図■区間) |
工区北端部 2021/9/19 工区中間部(左:アサヒロジスティックス(株)伊勢崎物流センター) 2021/9/19 工区南端部 2021/9/19 工区南端部の手前(南側)から 2021/9/19 |
伊勢崎市道(赤)112号線の(株)JSテック西側区間で進んでいた側溝布設工事が、11月3日時点で完了していました。工期は12月10日で、一か月以上の期間を残していますが、現地で全区間を踏査した範囲では、側溝布設や舗装復旧など、全て完了した様子でした。工事看板も撤去されていたので、完了したようです。既設の蓋なし側溝は現況のままです。 新たに敷設された側溝はGPU2-500×600(GPUは群馬県型道路用側溝)。右図に示すように、天端の全幅は755mmあるので、側溝が布設されただけでも、歩行者が通行するには十分な幅です(供用させるかどうか未確認ですが)。 当道路の西側側溝はほぼ全区間の側溝布設を完了していて、実は側溝の蓋の上を自転車で走行しています。地元の人らが利用している光景も目にします。現状の蓋なし側溝脇の狭い路肩を通行するよりも格段に安心感があります。(2021/11/10 記) |
|
工事概要発注部署: 伊勢崎市土木課工事場所: 伊勢崎市市場町二丁目地内 工事会社: 関川建設(株)さん 施工延長: L = 229.6m 工 期: 2021年(R3年)9月2日〜2021年12月10日 工 種: 側溝工 (落蓋式側溝 GPU2-500×600 L=208.4m) ※現地工事看板(下の画像)を参照 工事看板 2021/9/24 |
工事区間(上図■区間) |
工区北端部から北方 2021/11/3 工区中間部((株)JSテックのフェンス沿い) 2021/11/3 工区中間部((株)JSテックの門付近) 2021/11/3 工区中間部から北方 2021/11/3 工区南端部から北方 2021/11/3 |
(赤)112号線の令和3年度分工事として、現道東側の側溝布設工事が始まっています。場所は伊勢崎市市場町二丁目地内の(株)JSテックの敷地西側部分と畑地。当道路の側溝工事は、現道西側が先行して行われ、西側はほぼ完了しています(→)。今後は現道東側の側溝工事が進むことでしょうが、南に下ると道路東側に沿って住宅が建ち並んでいるので、どのように進めるのか関心が残ります。建物には引っ掛からない計画かも知れません。(2021/9/24 記) |
工区中間部から北方(左端:現道、中央〜右側:拡幅部) 2021/9/24 工区中間部から南方(左側〜中央:拡幅部、右端:現道) 2021/9/24 ※上の画像で、現道の蓋なし側溝と路肩幅が分かります。 |