2020年秋 分球・植え替え明確に覚えていませんが、アバウトな記憶では5,6年前のことです。友人のKさんから、球根を十数個いただきました。Kさんが自宅で増やしたリコリス系(ヒガンバナ科)の球根とのこと。咲くまではどんな花なのか予想が付きません。「どこに植えようか」と思案の結果、地植えするスペースが多くない我が家のことなので、半分を地植えし、残り半分をヘメロカリスを植えてある鉢の隙間に植え付けました。植え付けてから2年目、3年目、赤紫色のリコリスが咲き始め、年々その存在を意識できるほどに増え、昨年あたりからは毎年の楽しみになりました。 開花時期はこの辺の公園や河川敷、水田地帯で咲く彼岸花(→こちら)よりも2週間ほど早め。8月下旬から9月上旬です。ちなみに世間でお馴染みの彼岸花の品種は”リコリスラジアータ”。 いただいてから何年経過したのか、きちんと覚えていないのが残念ですが、今年、改めて茎の付け根を確認すると、いつの間にか球根が増えて密集し、地面を盛り上げていました。地植えと異なり、鉢植えなので範囲が固定されているせいもあるのでしょう。元々植えてあったヘメロカリスの領土も侵しつつあります。 「これはそろそろ分球して、植え替えしなくっちゃ」と、先月10月15日、鉢の中で窮屈そうにしていた球根を全て掘り起こし、別の鉢に植え替えました。球根の数は約60球。5,6球が5,6年で約10倍の60球に増えたことになります(正確に観察しなかったので、経過年数も球根数もアバウトです)。ところで、このリコリスの種類は?ウェブで調べると、どうやら リコリス ジャクソニアナ(Lycoris jacksoniana)のよう。リコリス スプレンゲリ(別名:ムラサキ キツネノカミソリ)をベースにした品種のようです。品種の特定は難しいことなので、私は「赤紫のリコリス」と呼んでいます。 |
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咲き終えた茎 2020/9/5 植え替えた鉢1つ目 2020/11/8 植え替えた鉢3つ目 2020/11/8 |
開花中の茎 2020/9/5 植え替えた鉢2つ目 2020/11/8 植え替えた鉢4つ目 2020/11/8 |