伊勢崎市・三郷地区区長会研修旅行が2022年6月26日(日)、27日(月)に実施されました。 初日26日(日)の研修先は、山梨県・富士山世界遺産センター(※1)と鳴沢氷穴(山梨県)、身延山久遠寺(山梨県)。下部温泉で一泊し、翌27日(月)の研修先は蓬莱橋(静岡県)と梅蔭禅寺(静岡県)。 【初日・6月26日(日)、曇り】 山梨県・富士山世界遺産センターでは南館と北館を見学し、パネル展示や映像、オブジェ、岩石展示などを見学して富士山の世界遺産的価値について学び、お楽しみの昼食は山梨のほうとう。昼食後にはまず鳴沢氷穴を訪問。暗い洞窟に入り、地下深くに横たわる万年氷に驚き、猛暑の戸外から零度の世界へと非日常感覚を体験しました。ただ、洞窟内は薄暗く、階段が急で曲がりくねり、何ヶ所か狭い場所もあって、頭を数回岩にぶつけてしまい、痛みが消えるのに一週間ほど要しました。足元不安な人や子ども、視力が弱い人は要注意です。 初日最後の訪問先は日蓮宗総本山・身延山久遠寺。斜行エレベータなる乗り物で境内に入り、広い境内に建ち並ぶ本殿や祖師堂、拝殿、仏殿、客殿など、荘厳で巨大な建物群に圧倒され、境内に身を置くだけで厳かな気分に浸りました。これだけの規模の寺社仏閣は群馬県内には思い当たりません。山深い久遠寺を後にして、初日の宿泊地下部(しもべ)温泉へ。 【2日目・6月27日(月)、晴れ】 2日目は静岡へ直行し、まずは大井川に架かる蓬莱橋(ほうらいばし)を訪問。全長897.4(やくなし、厄なし)メートルの木造橋梁で、平成9年12月30日には「世界一の長さを誇る木造歩道橋」としてギネス社に認定。訪問時間が限られた団体行動だったこと、またこの日は晴天ながら橋上ではよろける程の強風が吹いていて、のんびりと渡河を楽しむ訳には行きませんでしたが、橋上や桁下から全長約900mの明治時代竣工の木橋の姿を目に留めました。この木橋の建設には、「越すに越されぬ大井川」と深い縁があること知りましたが、詳しくはウェブ検索されたし。 昼食は焼津さかなセンターの黒潮定食。お腹を膨らませた後、研修最後の訪問先「梅蔭禅寺」へ。清水次郎長の菩提寺で、墓や資料館があって、見学しながら地元上州の国定忠治の観光政策を思い浮かべていました。 旅の途中、高速道のSAや道の駅で山梨の桃や信玄餅、焼津の海産物や追分ようかん等、地元名物の土産も購入できて、有意義で楽しい研修旅行でした。以下、動画や静止画等、順次掲載します。 ・・・ところで、当研修旅行は新型コロナウイルス感染予防のため、過去2年間は中止となり、3年ぶりの実施でした。2022年の今年、春頃から6月下旬頃にかけて、全国のコロナ感染状況は減少傾向を示し、区内の諸行事も3年ぶりに復活し、当研修旅行もその一環でした。参加人数は20名。前回2019年の32名から約4割の減少ですが、コロナ感染不安で躊躇した参加者もいたと思われます。結果的に車内は大型バスの定員半数で、車内においては密を避けることができました。 当記事を書いている現在、感染者は再び拡大傾向を示しているので、現時点ならば中止もあったかも知れません。2日間、全員事故も怪我もなく、無事に帰ることができ、その後も感染者が発生した連絡は入っておらず、いいタイミングで実施できたと考えています。(2022/7/9 記) (※1):富士山世界遺産センターの同一名で、山梨県と静岡県にあります。 研修旅行ルート初日6/26(日)のルート 2日目6/27(月)のルート |
山梨県・富士山世界遺産センターでは南館と北館を見学し、パネル展示や映像、オブジェ、岩石展示などを見学して富士山の世界遺産的価値について学びました。国内外に人気の富士山。その大半の目的は登頂すること、山頂でご来光を眺めること、遠景を楽しむこと、写真を撮り、絵に収めること等で、富士山について学ぶ動機は少ないもの。地味な存在ながらそんな「何かが足りない」富士山ファンに対して、何かを充足させてくれる施設であると感じました。 山梨県・富士山世界遺産センター 2022/6/26(4分31秒) 山梨県・富士山世界遺産センター館内 2022/6/26 山梨県・富士山世界遺産センター館内 2022/6/26 |
初日の昼食後にはまず鳴沢氷穴を訪問。暗い洞窟に入り、地下深くに横たわる万年氷に驚き、猛暑の戸外から零度の世界への非日常感覚を体験しました。ただ、洞窟内は薄暗く、階段が急で曲がりくねり、何ヶ所か狭い場所もあって、頭を数回岩にぶつけてしまい、痛みが消えるのに一週間ほど要しました。足元不安な人や子ども、視力が弱い人は要注意です。 |
初日最後の訪問先は日蓮宗総本山・身延山久遠寺。創建年は1281年(弘安4年)。斜行エレベータなる乗り物で境内に入り、広い境内に建ち並ぶ本殿や祖師堂、拝殿、仏殿、客殿など、荘厳で巨大な建物群に圧倒され、境内に身を置くだけで厳かな気分に浸りました。これだけの規模の寺社仏閣は群馬県内には思い当たりません。山深い久遠寺を後にして、初日の宿泊地下部(しもべ)温泉へ。 身延山久遠寺 2022/6/26(6分35秒) 左:本堂 右:祖師堂 2022/6/26 祖師堂 2022/6/26 仏殿 2022/6/26 客殿 2022/6/26 菩提梯(287段) 2022/6/26 斜行エレベーター(駐車場と境内を繋ぎます。所用時間は約2分) 2022/6/26 |
2日目は静岡へ直行し、まずは大井川に架かる蓬莱橋(ほうらいばし)を訪問。全長897.4(やくなし、厄なし)メートルの木造橋梁で、平成9年12月30日には「世界一の長さを誇る木造歩道橋」としてギネス社に認定。訪問時間が限られた団体行動だったこと、またこの日は晴天ながら橋上ではよろける程の強風が吹いていて、のんびりと渡河を楽しむ訳には行きませんでしたが、橋上や桁下から全長約900mの明治時代竣工の木橋の姿を目に留めました。この木橋の建設には、「越すに越されぬ大井川」と深い縁があること知りましたが、詳しくはウェブ検索されたし。 蓬莱橋・ギネス認定「世界一の長さを誇る木造歩道橋」、2022/6/27(4分34秒) 蓬莱橋(右岸の少し手前) 2022/6/27 蓬莱橋(橋の中間付近から右岸側) 2022/6/27 蓬莱橋(左岸下流側から左岸側) 2022/6/27 蓬莱橋(左岸下流側から右岸側) 2022/6/272022/6/27 蓬莱橋(左岸上流側から左岸側) 2022/6/27 |
2日目の昼食は焼津さかなセンターの黒潮定食。お腹を膨らませた後、研修最後の訪問先「梅蔭禅寺」へ。清水次郎長の菩提寺で、墓や資料館があって、見学しながら地元上州の国定忠治の観光政策を思い浮かべていました。 |