伊勢崎市・三郷地区区長会 研修旅行 2019、2日目 [三郷地区イベント・Indexまち歩き]  [ Home ]



伊勢崎市・三郷地区区長会 研修旅行 2019

香取神宮、鹿島神宮、成田山新勝寺 3寺社巡り

佐原まち歩き、水郷佐原あやめパーク、アサヒビール/ヤマサ醤油工場見学

2019年6月23日()、24日(月) 一泊二日

初日2日目

更新日:2019/8/11 掲載日:2019/7/20
 伊勢崎市・三郷地区区長会研修旅行が6月23日(日)、24日(月)実施されました。旅行先は香取神宮、鹿島神宮、成田山新勝寺の3寺社巡りと佐原まち歩き、水郷佐原あやめパーク、アサヒビール/ヤマサ醤油工場見学など。参加者区内代表区長(行政区長)と組区長ら32人。私も区内の一組区長として参加しました。
 2日間とも曇りか小雨の天気でしたが、全員が事故も怪我もなく無事帰って来ました。旅先の様子を初日と二日目に分けて紹介します。(2019/7/8 記)

旅行ルート図(全体)(Google mapに加筆)


旅行ルート図(部分:上図の青枠内)(Google mapに加筆)

掲載日:2019/7/20

2日目 6月24日(月)

犬吠埼からヤマサ醤油、銚子ウォッセ21、鹿島神宮、
成田山を経て、最後は成田空港さくらの山公園

ヤマサ醤油鹿島神宮成田山新勝寺成田空港さくらの山公園

 伊勢崎市・三郷地区区長会研修旅行の2日目は犬吠埼から。一泊したホテルから徒歩で犬吠埼灯台を見学する予定でしたが、あいにく朝からの雨で中止。ホテルの窓から雨に霞む灯台と太平洋を眺めて、灯台見学の代わりにヤマサ醤油の工場見学へ。以下、2日目の様子をご覧ください。(2019/7/20 記)

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ヤマサ醤油 工場見学

(千葉県銚子市北小川町2570)

 ヤマサ醤油工場見学は、灯台見学分の30分を充てたので十分な見学時間は取れず、まずは「映画ホール」でヤマサ醤油の歴史や醤油づくりの工程を学び、その後は、「しょうゆ味わい体験館」で自由時間。しょうゆソフトクリームを食べ、お土産を購入し、せんべい焼き体験を駆け足で体験しました。

日本に現存する最古のディーゼル機関車「オットー」(「映画ホール」の入り口脇に展示)

(以下、同社による説明文)
 石油を燃料として走るドイツ製ディーゼル機関車「オットー」。大正末期に輸入され、昭和39年までヤマサ醤油で毎日働いていました。日本に現存するもっとも古いディーゼル機関車として、鉄道ファンにも人気です。

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 ヤマサ醤油工場見学の後は、バスで5分の「銚子ウォッセ21」へ。今回の研修旅行で、海の幸のお土産を買えるのはここが唯一の場所。生魚や干物、海産物をタップリと買い込んで、次なる目的地・鹿島神宮へ。

鹿島神宮

(茨城県鹿嶋市宮中2306-1)
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 昨日参拝した香取神宮で、神宮を包み込む杜の大きさに感銘を受けましたが、ここ鹿島神宮も同様で、境内地の広さに驚きました。その広さは東京ドーム15個分とのことで、境内の深い森の中に佇むと、周囲を住宅地に囲まれていることを忘れさせてくれます。鹿島神宮の創建は古く、初代神武天皇元年と伝えられています。全国にある鹿島神社の総本社で、香取神宮と息栖(いきす)神社とともに東国三社の一社とされています。

楼門

 日本三大楼門の一つ。寛永11年(1634)、水戸徳川初代藩主の頼房卿により奉納。

鹿島神宮・桜門 2019/6/24

茅の輪くぐり。左側から8の字に3回くぐります。

鹿島神宮・拝殿

拝殿


鹿島神宮・拝殿 2019/6/24

仮殿と摂社 高房社

仮殿(下の画像の左側):元和4年(1617)、社殿造営のため徳川2代将軍秀忠公が奉納。
摂社 高房社(下の画像の右側):古くから、まず当社を参拝してから本宮を参拝する習わしがあるとのこと。

仮殿(上の画像の左側)、摂社 高房社(同右側) 2019/6/24

奥参道

奥宮に向かって300m程の奥参道。巨木に覆われ、神聖な空気に包まれます。

鹿島神宮の奥参道 2019/6/24

摂社 奥宮

現在の社殿は、慶長10年(1605)に徳川家康が関ヶ原戦勝の御礼に現在の本殿の位置に
本宮として奉納したものを、その14年後に新たな社殿を建てるにあたりこの位置に遷してきたもの。

鹿島神宮の摂社 奥宮 2019/6/24

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成田山新勝寺

( 千葉県成田市成田1番地の1)

 平安時代中期の天慶3年(940年)開山と伝えられ成田山新勝寺。初詣の参拝者数は明治神宮に次いで全国2位の多さです。御堂の多さと立派さは格別で、人気を裏付けています。
 参拝時間は40分。昼食をとった米屋観光センターからの往復時間も含むので、駆け足での参拝です。総門をくぐり、仁王門の階段を上り、大本堂を参拝。途中で気になる御堂を遠目に撮影し、じっとしている間のない参拝でした。成田山新勝寺の一部の参拝でしたが、総門に至る通り沿いの土産店街で買い物するなど、一大観光地を訪れた気分でした。(2019/7/20 記)

新勝寺総門へ続くお土産店街 2019/6/24

新勝寺総門へ続くお土産店街 2019/6/24

総門

開基1070年の記念事業により、2008(平成19)年建立。高さ15mの総欅造り。成田山の表玄関。

総門 2019/6/24

仁王門

1831(天保2)年再建の国指定重要文化財。門の左右に密迹金剛、那羅延金剛の二尊が奉安。
中央の「魚がし」と書かれた大提灯は、魚河岸講の奉納によるもの。

仁王門 2019/6/24


魚河岸講の奉納による大提灯

金剛力士像


吽形像(うんぎょうぞう)
密迹金剛」(みっしゃくこんごう)

阿形像(あぎょうぞう)
那羅延金剛」(ならえんこんごう)

大本堂

1968(昭和43)年建立。大本堂は当山で最も重要な御護摩祈祷を行う中心道場。

大本堂 2019/6/24

大本堂 2019/6/24

三重塔

1712(正徳2)年建立の重要文化財。総高25m。
塔内には大日如来を中心に五智如来が奉安され、周囲には「十六羅漢」の彫刻がめぐらされています。

大本堂 2019/6/24

聖徳太子堂

1992(平成4)年建立、2007(平成19)年修復。
堂内には大山忠作画伯の壁画が6描かれている。

聖徳太子堂 2019/6/24

更新日:2019/8/11 掲載日:2019/7/20  ▲ページTopへ

成田空港さくらの山公園

(千葉県成田市駒井野字山ノ台1338-1)

 伊勢崎市・三郷地区区長会研修旅行の最後の訪問先は、ここ「成田空港さくらの山公園」。さくらの山公園は、成田空港に隣接していて飛行機を間近に見ることができます。特に離陸直後の飛行機がほぼ真上を通過し、その光景はダイナミックで飛行機ファンでなくとも圧倒されます。
 園内には広い展望台があり、駐車場から展望台へ続く道路周辺には、名前で示す通り、たくさんのサクラが植えられています。桜越しに見る飛行機の姿は、たくさんのシャッターチャンスを与えてくれるでしょう。そんな季節に再訪できれば嬉しいことです。
 この日はあいにくと雨。灰色の空に包まれ、飛行場も飛行機も雨で霞んでいましたが、飛行機には縁遠い群馬人の日常の中で、童心に帰って、楽しくエキサイティングなひと時を過ごすことができました。(2019/7/20 記)

雨雲に消える飛行機

(成田空港さくらの山公園から)


雨雲に消える飛行機(成田空港さくらの山公園から)2019/6/24(2分22秒)

Polar航空、air Hongkong、JAL、Jetstar

左2機:未確認、右:中国国際航空

Delta Air Lines(アメリカ)

UPS、Delta Air Lines、海南航空、UPS(United Parcel Service. アメリカの貨物運送会社)

全日空、Delta Air Lines

ANA Cargo(全日空航空貨物)



Air Asia(エアーアジア:マレーシアの格安航空)

Jeju air(チェジュ航空:韓国の格安航空)

FedEx Express(フェデックス・エクスプレス:アメリカの航空貨物会社)

 2日間に訪問先をギッシリ詰め込んだ2019年の伊勢崎市・三郷地区区長会研修旅行。訪問先は千葉県と茨城県境。世間で俗に言う”ちばらき”地域です。海なし県の群馬人にとって永遠に広がる太平洋は新鮮で、香取神社や鹿島神宮、成田山新勝寺の広さと荘厳さに圧倒され、飛行場のない群馬人にとって成田国際空港を離着陸する飛行機の光景は、乗り物に憧れる童心が蘇りました。
 ヤマサ醤油やアサヒビールの工場は、日本で冠たるメーカが見学コースと言う観光施設を備え、見学者を無料で受け入れていることに感銘し、水郷佐原あやめパークは地元伊勢崎市の「赤堀花しょうぶ園」を客観視する機会を与えてくれました。佐原の街では重要伝統的建造物群が保存され、今もなお活用されていて、スクラップ&ビルドで歴史遺産を消し去った伊勢崎市の過去を、複雑な想いで振り返る機会になりました。
 伊勢崎市にはない今回訪問した観光資源、多くが長い歴史に培われた資産で、伊勢崎市が真似できるものではありません。伊勢崎市と対比し、伊勢崎市の存在価値を考えた時、様々な知見を与えてくれた旅行でした。(2019/7/20 記)




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