群馬県伊勢崎市境上矢島のヒロコドリームガーデン。上武道路(国道17号)の「境交番入口」交差点から南南西方向650mの位置にあります。毎年6月中旬から7月中・下旬にかけて、約1,500種類のヘメロカリスが咲き誇り、園内を無料で公開しています。 ヘメロカリスとは、ユウスゲやノカンゾウ、ヤブカンゾウなどを元として、品種改良で生まれた多年草の花。花が一日でしおれてしまうことから「Day Lily」とも呼ばれます。学名・ヘメロカリスはギリシア語の「へメロ」(一日)と「カロス」(美)が由来とのこと。海外では様々に活躍する花ですが、日本ではまだ海外ほどには多く見られないようです。 ヒロコドリームガーデンは、園主ヒロコさんがアメリカから直輸入し育てたものです。その歴史は2003年から始まり、翌2004年から無料で一般公開しています。 1,500種類を超えるヘメロカリスが展示ヤード1ヶ所と販売ヤード1ヶ所、バックヤード1ヶ所の3ヶ所で咲き、その種類の豊富さと量の多さは日本一と言っても過言ではないでしょう。 ヤードの通路や周囲にはハニーサックルやノウゼンカズラ、クレマチスやムクゲ、デージーなど様々な花たちが共演し、そこかしこに植えられた樹木は涼しそうで、高原のお花畑の風情が漂っています。 2016年のオープン日は6月15日。訪れたのは6月26日。へメリカリスはまさに見ごろを迎え、上品に華やかに出迎えてくれました。まだまだ蕾がたくさんありました。7月中・下旬頃まで咲き続けることでしょう。(2016/6/27 記) |
ヘメロカリスが咲き誇るヒロコドリームガーデン(7分56秒 ) 2016/6/26 |
上のYoutube動画は2016/6/26の園内の風景(下図)を編集したものです。 |
2016/6/26のヒロコドリームガーデン |