波飯橋 [ 伊勢崎市と周辺の小さな橋橋梁工事一覧 ]  [ Home ]



利根川水系・神沢川

波飯橋(なみいいはし)

(伊勢崎市志江町、前橋市土井町)
全景橋から見る神沢川上下流上下流河川沿いの道路橋銘板
掲載日:2025/1/10
 波飯橋(なみいいはし)は、利根川水系・一級河川神沢川に架かる伊勢崎市波志江町前橋市飯土井町を結ぶPC単純桁、橋長20.6m、幅員4.0m(全幅員6.2m)の小さな橋梁です。
・波飯橋(なみいいはし)
・路線名:伊勢崎市道(伊)1-513号線
・完成年:1984年(S59年)12月
・橋梁形式:PC単純桁/橋長:20.60m/全幅員:5.20m(4.00m(車道幅員)+2×0.60m(地覆))

 橋名はシンプルに橋がつなぐ2つの地域の名前から。両地域の沿革は下記の通り。
【波志江】
  • 江戸期〜明治22年:佐位郡波志江村
  • 1889年(明治22年)4月1日:波志江村、安堀村、太田村が合併し佐位郡三郷村が成立し、佐位郡三郷村波志江となる。
  • 1896年(明治29年)4月1日:佐位郡と那波郡が合併し佐波郡が成立し、佐波郡三郷村波志江となる。
  • 1955年(昭和30年)1月10日:佐波郡三郷村が伊勢崎市に編入合併、伊勢崎市波志江町となる。
【飯土井】
  • 1889年(明治22年)4月1日:飯土井村、荒子村、ニ之宮村、今井村、富田村、荒口村、泉沢村、下大屋村、新井村、西大室村、東大室村が合併し南勢多郡荒砥村が成立。
  • 1896年(明治29年)4月1日:南勢多郡と東群馬郡が統合し勢多郡となる。
  • 1957年(昭和32年)2月20日:勢多郡荒砥村と勢多郡木瀬村が合併し勢多郡城南村が成立。
  • 1967年5月1日:城南村が前橋市へ編入され、前橋市飯土井町となる
 私は若い頃の13年間を除き波志江の住人。飯土井の沿革を調べると、飯土井だけでなく、子供の頃の記憶に残る荒子やニ之宮、荒口、東大室などがその昔は村であったことを知り、一瞬、その時代に戻ったような懐かしい気分に包まれます。今でも気ままにサイクリングすると、前橋市南東のこれらの地域をブラブラすることがあり、昔も今もあまり変わらぬ風景に居心地の良さを感じています。
 現在進行中の群馬県道・苗ケ島飯土井線の延伸工事でも神沢川に新しい橋梁が架かりますが(→こちら)、どんな橋名になるのでしょう。昔からの地名が残されるでしょうか。(2025/1/10 記)




波飯橋 位置図

全景

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波志江側から飯土井方向 2024/8/31

波志江側から飯土井方向 2024/8/31

飯土井側から波志江方向 2024/8/31

上流左岸側から 2024/8/31

橋から見る神沢川上下流

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神沢川上流。後方に赤城山。 2025/1/8

神沢川下流。中央後方の白い護岸位置が新橋架橋現場。 2025/1/8

上下流河川沿いの道路

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上流左岸沿いの道路・(伊)1-7号線


上流左岸沿いの道路・(伊)1-7号線 2025/1/8

上流右岸の道路


上流右岸の道路(前橋市) 2025/1/8

下流右岸の道路


下流右岸の道路(前橋市。現在、苗ケ島飯土井線の橋梁工事のため通行止め) 2025/1/8

下流左岸(道路なし)


下流左岸には道路がありません 2025/1/8

上流左岸側の用水路


上流左岸側の用水路。後方に波志江の水道タンク。 2025/1/8

橋銘板

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橋名(漢字) 2024/8/31

完成年月・昭和59年(1984年)12月 2024/8/31

橋名(ひらがな) 2024/8/31



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