2013年8月3日(土)、あずま夏祭りが開催されました。今年で28回目、会場はあずま総合運動公園の芝生広場です。 松原あずま夏まつり実行委員長のご挨拶によれば、祭りのあり方に対して実行委員会で検討を重ね、その結果、今年は昨年までのスタイルをいくつか変えたのこと。 会場に到着してまず気付いたのは、昨年、芝生広場の真ん中にあった大きな櫓が見当たらず、代わりに、来場者が自由に使用できる大きな休憩テントが設置されていたこと。これが来場者に取ってはありがたく、会場内を歩き回った疲れをほぐすのにちょうどいい。特にあずま地区外から訪れると、本部や関係者でもなく、また出演者でもないので、控えのテントや休憩所がなく、始終立ちっぱなしで、その疲労感と所在のない感じが帰宅時間を早めたりもするので、まつり会場の休憩テントはホスピタリティーの基本なのかも知れません。 次なる特徴は中山太鼓。住民の自由参加による太鼓叩きです。その場で叩き方の指導がありましたが、輪になってバチを大きく空に向けて上げ、「アラヨット、ホーイホーイ」と、ピョンピョン跳ねながら回り、太鼓を叩きます。 指導者たちの模範演技を見ていると、軽快でリズミカルで今まで余り見たことのない太鼓の叩き方です。東京浅草の「は・や・と」の和太鼓を思い出します。 最後の特徴は手筒花火と特殊効果花火。数年前までは北関東自動車道の側道付近で祭りの締めとして花火が上げられていましたが、何かの理由で中止になり、以来、物足りなさが残っていましたが、形を変えての花火復活です。 私はこの日、例年通り、波志江町から北関東自動車道に沿った地元道をあっちをウロウロ、こっちをブラブラと道草サイクリングしながら会場に出向き、オープン前の午後3時頃から6時頃まで、ほのぼのあずま夏祭りを楽しんで参りました。残念ながら6時過ぎの民謡や獅子舞、赤城神社獅子舞、また花火を見ることはできませんでした。 何はともあれ、リニューアル版あずま夏祭りの前半の様子をどうぞご覧ください。(2013/8/5 記)。 |
ステージと提灯と青空 2013/8/3 開会宣言後のあずま太鼓の演奏 2013/8/3 |
主催のあずま夏まつり実行委員会や後援の伊勢崎市、伊勢崎市教育委員会、群馬伊勢崎商工会、佐波伊勢崎農業協同組合など、主催者や来賓の皆さんがステージに上がり、挨拶されました。 | |
松原あずま夏まつり実行委員長のごあいさつ 2013/8/3 |
五十嵐伊勢崎市長のごあいさつ 2013/8/3 |
乗りのいい音楽に合わせて、キッズたちがダンピアいせさきを踊ります。来場者の一般参加もOK。 | |
ステージの上で上手にダンス 2013/8/3 |
ステージの前でも上手にダンス 2013/8/3 |
みんなで一緒にダンピアいせさき 2013/8/3 |
芝生広場に神輿を並べ、厳粛な雰囲気に包まれた中、神主さんによるお祓いが執り行われました。 | |
一列に並んだ神輿の前で執り行われたお祓い 2013/8/3 |
神主さんによる詔 2013/8/3 |
お祓いを済ませた各区の神輿が、芝生広場をぐるりと練り歩きます。 西小保方町の神輿 2013/8/3 |
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八寸町の神輿 2013/8/3 東町の子ども神輿 2013/8/3 三室町の神輿 2013/8/3 |
西国定上区の神輿 2013/8/3 西小保方町の神輿 2013/8/3 |
自由参加した住民の皆さんが太鼓の位置に輪になり、バチを大きく空に向けて上げ、「アラヨット、ホーイホーイ」と、ピョンピョン跳ねながら回り、太鼓を叩きます。 | ||
住民参加による中山太鼓 2013/8/3 |
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指導者たちの模範演技 2013/8/3 2013/8/3 |
いよいよ参加者の演技開始 2013/8/3 2013/8/3 |
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各催しの間、しばしの静けさが訪れます。 2013/8/3 |
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この日、境ふるさとまつりも始まり、足を伸ばせば国道354号に集結する山車とお囃子の競演を見ることもできましたが、空腹感や2つの祭りのダブルヘッダ取材の気力、夜道のサイクリングでの帰宅等など、あれこれが過ぎり、後ろ髪を引かれる想いで会場を後にして帰路に就きました。 芝生広場で行われるあずま夏祭り、今年もほのぼの感タップリでした。(2013/8/5 記) |