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御嶽山(おんたけやま)・自然の森公園

(群馬県伊勢崎市境上武士(かみたけし)1039番地1)

御嶽山燃ゆる

御嶽山・彼岸花 2013

掲載日:2013/9/22
 彼岸花が例年より早めに開花した2013年、慌てて「境三ツ木・早川渕の彼岸花」を訪れた9月21日、帰りに寄ったここ御嶽山においてもちょうど見ごろ。場所が分かり難いのか、宣伝が不足なのか、あるいは時間が遅過ぎたためか、三ツ木ほどの来訪者がいません。その分、御嶽山の森で密やかに咲く彼岸花の風情を、たっぷりと楽しむことができました。
 広々とした芝生の黄緑、紅葉前の樹木の濃い緑、その根元で地面を焦がすように咲く真っ赤な彼岸花、そしてこれらの間に差し込む夕方の木漏れ日。日中は30度近くまで上がり、真夏の猛暑が戻ったようなこの日も、流石に午後4時を過ぎると、気温も日射しも秋です。なだらかな起伏、樹木の黒と彼岸花の赤のコントラスト、それらに更に複雑な変化を加える光、御嶽山がアートになるひと時です。(2013/9/22 記)


白い彼岸花(リコリスアルビフローラ) 2013/9/21

涼やか彼岸花 2013/9/21

妖艶、幻惑的、2色の彼岸花に覆われた御嶽山の森 2013/9/21


御嶽山の南の斜面を覆う真っ赤な彼岸花 2013/9/21

御嶽山・彼岸花 2011

掲載日:2011/10/5 ▲ページTopへ

林の中で咲く彼岸花 2011/10/1
 先日、伊勢崎市の景観サポーター会議があり、会議やら伊勢崎市景観展の準備をしながら、メンバーの一人である境島村に住む関口さんと立ち話を交わした時、御嶽山の彼岸花が見ごろを少し過ぎたたものの山のあちこちで咲いているとの情報を得たので、会議の後に早速に出かけてみました。
 公園に向かいながら、きっと一部に集まって咲いているのだろうと予想していたのですが、その予想は全く外れて、御嶽山全体を覆うように広範囲に咲いていて、衝撃に近い驚きを覚えました。正に燃ゆる御嶽山を見るようでした。

 気の早い私は、数年後には山全体が緋色に覆われ、彼岸花の名所になって大勢のお客さんが訪れる日をイメージしてしまいました。
 この彼岸花、関口さんが10年ほど前からボランティアで増やし続けているとのことです。種を植えて雑草などの下草を刈り込み、花が咲き易いように手入れをし続けている事、心から敬意を表します。(2011/10/5 記)


中央芝生広場の東側斜面で咲く彼岸花
2011/10/1

林の中で咲く彼岸花 2011/10/1

南側の土手の斜面で咲く彼岸花
2011/10/1

彼岸花ツーショット 2011/10/1

中央芝生広場の西側の林で咲く彼岸花 2011/10/1


林の中で咲く彼岸花。遊歩道のカーブと勾配の自然さがいいです。 2011/10/1

 皆さんは、彼岸花は日陰と日向とどちらが先に咲くと思いますか?
 「太陽光をたくさん浴びた温かい場所の方から先に咲くに決まってるじゃないか」などと思っていませんか。ところが、日陰で気温の低い場所の方から先に咲くんです。春の温かさを待つ早春の花は温かい場所から先に咲きますが、寒さを知ってから咲く秋の花は、涼しい場所から先に咲きます。きっと、夏を過ぎて涼しくなると、「秋が来たぞ〜、それ咲くぞ〜」とばかりに咲くのでしょう。
 家でダイモジソウ(大文字草)を10年以上に亘り栽培していますが、ダイモジソウは夏山登山で早くも見かけるのに、伊勢崎辺りでは10月中旬を過ぎないと咲きません。
 御嶽山の彼岸花も同様で、林の中の彼岸花が既に見ごろを過ぎて、茶色に朽ちた花弁をたくさん見かけたものの、公園南側の日向の土手の斜面に咲く彼岸花は、鮮やかさと初々しさがちょうど見ごろでした。(2011/10/5 記)


公園南側の日向の土手の斜面に咲く彼岸花 2011/10/1

公園南側の日向の土手や芝生で咲く彼岸花 2011/10/1
 御嶽山の彼岸花は面積的には境三ツ木の彼岸花の里よりも広いようです。また、山の起伏や林の風情、林の中に造られた遊歩道のカーブなどが、平坦な境三ツ木よりも立体感を示し、変化のある風景にしてくれています。この日出会ったのは富岡市から出かけて来たと言うご夫婦お二人だけでしたが、御嶽山の彼岸花も多くの人に知れ渡り、大勢の訪問者が訪れるようになって欲しいものです。(2011/10/5 記)



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