2017年の伊勢崎の夏。梅雨の終盤に連日猛暑が続き、梅雨明けから幾分涼しい日が続いていました。いせさきまつりが行われた8月5日、6日には、心配していた台風5号が奄美地方や九州南部に停滞したため、関東地方への影響は少なく、初日5日には晴れたり曇ったりのオープンでした。オープニングパレードには30団体、800余名が参加・行進し、これから始まるまつりへの期待感を高めてくれました。昨年、全国各地から参加してくれたスバル360が、今年もまた駆けつけてくれました。 2日目の百人みこしの後半には、怪しく広がり始めた真っ黒な雲が、支えきれなくなった雨をタップリと降らし、遠くからはドドーンと大きな雷。しばらく様子を見た後で再開した百人みこしは、大量の雨が担ぎ手に勢いをつけたようで、土砂降りの中を生き物のように練り歩く神輿は、例年以上にエキサイティングでした。 2017年のいせさきまつり。オープニングパレードと百人みこしに的を絞って追いかけました。下記に分けて順次紹介します。(2017/8/7 記) 第1編 オープニングパレード 第2編 スバル360 第3編 百人みこし 第4編 おまつり広場やその他のシーン |
オープニングパレードには30団体、800余名が参加・行進し、これから始まるまつりへの期待感を高めてくれました。昨年、全国各地から参加してくれたスバル360が、今年もまた駆けつけてくれました。 |
いせさきまつり2017・オープニングパレード(5分9秒 ) オープニングパレード・開会宣言 式典冒頭の園児たちの和太鼓演奏 五十嵐・伊勢崎市長と伊勢崎商工会議所・古賀会頭、もじゃろー ミスひまわり3人によるくす玉割り オープニングパレードスタート 先頭を威風堂々と行進する伊勢崎市消防音楽隊 「いせさき明治館通り」で退避するスバル360 パレードに参加したスバル360 伊勢崎商工会議所 伊勢崎市立北第二小学校のマーチングバンド しんがりを務めるもじゃろーたち |
伊勢崎市の夏の風物詩いせさきまつり。イベントの先陣を切るのはオープニングパレード。今年は30団体、800余名が参加し、行進しました。中でも注目されたのが9台のスバル360。昨年に続き2度目の参加です。群馬県内を始め、遠く愛知県や神奈川県、千葉県、栃木県から駆けつけてくれました。 伊勢崎市はスバル360の生誕地。1958(昭和33)年、かつての富士重工伊勢崎製作所第二工場(現・伊勢崎ショッピングモール)で誕生しました。60年前に開発されたスバル360。その可愛らしい姿は多くの人を魅了し、今なお現役で走り続けています。 |
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9台のスバル360・ふるさと伊勢崎を走る。いせさきまつり2017・オープニングパレードに参加(3分39秒 ) スバル360伊勢崎を走る 千葉県から参加 栃木県から参加。車のナンバーが”360” 愛知県から参加 |
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勢揃いし、パレードを待つ9台のスバル360 |
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伊勢崎市の夏の風物詩・いせさきまつり2日目の百人みこし。自由参加の伊勢崎市民が伊勢崎神社の神輿を担ぎ、本町通りを練り歩いて神社へ奉納します。百人みこしの行列の途中、流れはしばし止まり、伊勢崎鳶連合会の皆さんの梯子乗りが披露されます。 再び動き出す百人みこし。大勢の担ぎ手が次々に交代し、押し合いへし合いうねるように進みます。 今年は、夕刻から空を覆い始めた雨雲が、ついに耐え切れずに雨粒を落とし始めました。雨脚は見る間に強まり、人も神輿もずぶ濡れ。それでも、担ぎ手はひるむことなく進みます。大粒の雨は期せずして水かけ神輿の「清め水」のよう。雨に加勢を得た百人みこし、まるで生き物のように行きつ戻りつしてクライマックス!無事に終点へ到着した神輿。本町通りには祝いの木遣歌が響き、三本締めで威勢よく締められます。 土砂降りの中を生き物のように練り歩く百人みこし。例年以上にエキサイティングでした。 |
百人みこし。大粒の雨が「清め水」となって水かけ神輿に。雨脚と共にクライマックス!(3分46秒 ) |