2009年8月9日、いせさきまつりの2日目は何と言ってもみこしコンクールから。午後2時のスタートです。子どもと大人に別れてそれぞれ約1時間、本町二丁目の交差点に設営された審査会場で子ども24チーム、大人14チームが威勢のいいみこし担ぎを披露しました。 みこしコンクールを終えてしばらくすると、本町通りを埋めるのは大人や子供のダンピアいせさき。アップテンポのビートの効いた音楽に合わせて何百人と言う人々が一斉に踊りました。阿波踊りじゃありませんが、「見る阿呆より踊る阿呆」の方が楽しそうです。 ダンピアを終えた本町通りは、ちょっと一息入れた後、前日と同様に各地区からやって来た屋台がお囃子を演奏しながら巡行。この日のために練習を積んだ各地区の子どもたちが入れ替わり立ち替わり席を代わり、その成果を披露しました。 そして、午後6時からは「百人みこし」。馬に跨る伊勢崎神社の宮司さんを真ん中に、長い行列がゆっくりゆっくりと本町通りを歩き、百人を優に超える担ぎ手が神輿に群がり、押し合いへし合いしながら練り歩きました。その爆発寸前のようなパワーは沿道の観衆にも伝わり、祭りをクライマックスへと導きます。 まだまだ言葉では言い尽くせないいせさきまつり。まずは写真をご覧ください。 |
4ton車の荷台を利用した 特設審査委員席 |
審査委員は五十嵐伊勢崎市長さん始め9名の方々 |
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子どもみこしコンクールの参加チームは24。各チームが半被姿や担ぎ方、神輿、それぞれ趣向を凝らしてコンクールに臨みます。まだあどけなさが残る幼い子ども達が一所懸命にみこしを担ぐ姿は微笑ましく、思わず「頑張れ、頑張れ!」と声を掛けてしまいます。また、中には大人顔負けの逞しいチームもあって、会場を盛り上げます。 | ||
喜多町子ども育成会A 寿町子ども育成会 末広町子ども育成会 三光町子ども育成会B 曲輪町子ども育成会B 中央町子ども育成会 柳原町子ども育成会 八坂町子ども育成会 |
喜多町子ども育成会A 寿町子ども育成会 本町一区 今泉町一丁目子ども育成会 末広町子ども育成会 三光町子ども育成会B 上泉町区 緑町子ども育成会 曲輪町子ども育成会A 中央町子ども育成会 バケツの水がドバーっと 放り投げられます。 中央町子ども育成会 連取元町子ども育成会 柳原町子ども育成会 八坂町子ども育成会 |
喜多町子ども育成会B 本町一区 三光町子ども育成会A 緑町子ども育成会 若葉町子ども育成会 本町二区若竹子育会 八坂町子ども育成会 |
会場へ移動中の中央町子ども育成会 |
1チームの持ち時間は約2分。 演じる方もカメラを向ける方も あっと言う間のひと時。 腰を下ろして 低い位置から撮り続けていると 体が固まってしまい 立ち上がる時に 「お〜、イテテテテ」 座ったり、立ったり、 いい運動にもなりました。 |
会場へ移動中の中央町子ども育成会 |
大人みこしの参加チームは14チーム。大人みこしのトップバッターは前橋からエントリーした「三山會神輿愛好會」。神輿の大きさも抜きん出て大きく、それだけでなく様々な道具を揃えた大掛かりなチームです。昨年までのまつりでは見掛けませんでした。今年初参加のようです。 | |||
先頭の女性が現れました 会場を圧倒し、去って行きます。 巨艦船が通り過ぎたかのような 光景でした。 |
小道具を持った人たちが現れました。 声がすれど、 なかなか神輿の姿が見えません。 神輿もこの大きさです 神輿の下では 会場を埋め尽くす担ぎ手 |
ついに神輿が姿を現しました。 担ぎ手の数にも圧倒されますが 神輿を囲む人も多い! |
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三山會神輿愛好會に続き、大人みこしの13チームです。各チームの神輿の形、担ぎ方、半被、全体構成、威勢の良さ・・・、どのチームも趣向を凝らし、それぞれに特徴があります。 本町一区が登場してから伊勢崎神社神輿奉賛会粋連が去って行くまで1時間16分。1チーム平均6分足らず。 「じっくりとアングルを狙って、いい構図を待って・・・」 なんて悠長な事を言ってると、どんどんと去って行きます。 「お、今度はバッチリの構図だぞ」 なんて思っている次の瞬間には、目の前を人が過(よ)ぎったり、結局、ただただシャッターを押し続けた1時間20分でした。少しでも、雰囲気が伝われば幸いです。 |
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本町一区A | ||
伊勢崎商工会議所青年部 |
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桐生信用金庫 | ||
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アイオー信用金庫 |
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三光町成年会 |
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大平祭好会 | 【拡大】 |
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本町一区B |
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群馬銀行 |
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伊勢崎市職員共済会 |
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本町二区新風会 |
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江戸神輿木遣陸伊勢崎辰巳會 |
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豊名会 | ||
伊勢崎神社神輿奉賛会粋連 |
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信金や銀行、市の職員共済会は、先頭から神輿、末尾まで全体の行列の構成があって、「静と動」がアレンジされ、またお祭りや神輿の愛好会チームには担ぎの「プロ」の雰囲気と勢いがあり、町内や商工会の神輿にはホッとする地元の親近感を感じます。皆、それぞれの特徴があって、観ていて飽きることのない1時間20分でした。 伊勢崎市内でこれだけの神輿が一堂に会する機会は、この「いせさきまつり」だけです。まだご覧になったことのない人、夏の暑さを吹っ飛ばす威勢のいい神輿、来年はぜひご覧ください。 |
みこしコンクールを終えた本町通りには束の間の静けさが戻り、そうこうする内に人々が縦列に並び始めます。 ダンピアいせさきの始まりです。アップテンポのビートの効いた音楽が通りに流れ、大勢の人々が一斉に踊ります。 |
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「ね、先生、ボク踊れてる?」 1 ママやパパたちも一緒に 2 あっち向かなくちゃダメだよ〜 3 「あれ、神輿のお姉さんも踊ってる」 4 |
本町通りを埋める参加者。一体何人いるのかなぁ?? いやぁ・・それにしても凄い人数。 5 お姉さんたちも楽しそうに踊ります。 「今年は浅草まで踊りに行くのよ〜。帰りのショッピングが楽しみ・・ウフ」 6 良く見ると、お父さんたちも。いやぁ、皆などこで覚えたんだろうぅね? 7 お父さんも少女達も一緒になって。首のタオルがいいね。 8 お母さん達も一緒に。皆で踊ると楽しいね〜。 9 |
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あ、ソレ! 10L |
あ、ソレ、ソレ、ソレ、ソレ 10R |
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One, Six, Seven, Eight♪ 11L |
11R |
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わたちも踊るのよ 12 上手でちょ 13 |
ダンピアって楽しいね〜 14 ホント、カワイイでちゅね〜(となぜか幼児語に) 15 |
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ダンピアいせさきに出会ったのが今回で何回目になるのか思い出せませんが、出会うたびにこのダンスが多くの人に浸透していることに気が付きます。老いも若きも男も女も、皆が一つになって乗りのいい音楽に合わせてダンスを行うこと、とても楽しいことだと思います。 どんな民族芸能にも必ず起源があります。徳島の阿波踊りも例外ではありません。ダンピアいせさきも更に広く浸透し、伊勢崎発の大衆踊りに成長し、地域ブランドになってくれれば素晴らしいことです。 恐れながら提案を一つ。 皆さんが着ているTシャツ、これがどうもユニクロやサンキ、シマムラ辺りのTシャツを連想させてしまい、無国籍と言いますか、日本中共通で個性が感じられないので、何か伊勢崎の特徴を生かしたデザイン、素材、色使いの物ができないかと、そんな風に思います。普段でも着たくなるくらいに洒落ていれば、なおOKですが。 |
本町通りを埋めたダンピアいせさきが終わると、各地区から集まって来た屋台が一台、二台と通りに姿を現し、屋台囃子を演奏しながら流して行きます。夜の叩き合いと異なり、ゆっくりのんびりとしたひと時です。 その時を過ぎると、百人みこしが満を持しての登場です。本町通りの東方から、長い行列が静々と進んで来ます。行列の後方に着いた神輿は大勢の担ぎ手たちが群がるように担ぎ、やがて伊勢崎神社に奉納されます。 |
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大勢の担ぎ手が 揉み合いへし合いしながら 進みます SOAビル北西の交差点に到着した 神輿 |
伊勢崎神社の宮司さん 神輿が現れました 最後尾には、今年の担当区の 本町一区の屋台 |