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スタンランの世界・Steinlen world

掲載日:2009/11/2
 皆さんは、スイスに生まれ、パリで活躍した画家スタンラン(1859〜1923年)をご存知ですか?

 なんて偉そうな事を言う私も、2009/11/1日、あかぼり欅祭りの帰りに伊勢崎市赤堀歴史民俗資料館で開催中の「スタンランの世界」を見学し、資料館の市職員の久保田さんから説明を聞くまではほとんど何も知りませんでした。
 「ほとんど」と、多少は知っていた風な表現をしたのは、スタンランが描いたポスターや挿絵をどこかで見た記憶があり、「あ〜この絵がスタンランの作品だったのか」と言う僅かな知識があったためです。
 
 ところで、トップページで
「パリで活躍した画家スタンランは猫の画家としても有名。その絵の中に、日本猫の三毛猫が。なぜに?あなたはこの謎が解けるか?・・・」などと思わせぶりな誘導をしてしまいましたが、少しその謎解きをしますとこう言うことです。

 スタンランは大の猫好きで、猫をモデルに多くの作品を残し「猫のスタンラン」の名声を得たことで有名ですが、その絵の中に何と日本猫の「三毛猫」が描かれています。
 なぜに日本の猫が当時のフランス・パリに?
 久保田さんから伺った話によれば・・・・
 当時、フランスの養蚕業ではお蚕がネズミの餌食になり全滅してしまいました。「これは何とか対策を取らねば」と考えついたのがネズミの天敵の猫。しかもネズミを最も退治するのは三毛猫。三毛猫は日本の猫。そこでお蚕さんと一緒にフランスへ送られたのが上州新田の猫。
 この話には史実としての記録が残されていると言うことではないようなので「確かか?」と問われると立証は難しいようですが、大いに信じられる話、また信じたい話です。

 ・・・と、スタンラン展の紹介になったかどうか自信がありませんが、是非、伊勢崎市赤堀歴史民俗資料館の「スタンランの世界」にお出かけください。ひょっとしたら皆さんも久保田さんから直接お話しを聞くことができるかも知れません。そして、「あ〜この絵ならどこかで見たことがある」ときっと思うに違いありません。 (2009/11/2 記)

パリの画家

スタンランの世界

〜養蚕でつなぐ日本とフランス〜
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 −スタンラン生誕150年記念企画−
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 会期:2009年10月24日(土)〜11月14日(土)
 会場:伊勢崎市赤堀歴史民俗資料館
(伊勢崎市役所赤堀支所の東、あかぼり欅広場の南)
なお、11月8日午後2時と3時には須長康一さんの作品解説会が行われます。
須長さんもまた伊勢崎市の職員さんですが、今から20年前にスタンランの絵に出合い
以来、スタンランの絵に魅せられ、研究し、多くのスタンラン作品を蒐集しました。
今回の展覧会で展示される絵も須長さん所蔵の作品です。
また、来る11月10日には須長さんの今までの研究成果をまとめた著書

スタンランの世界


−パリの生活を描いた「街のミレー」−

を出版します(A4版、全47ページ)。
(市販品ではありませんが、入手したい方は赤堀歴史民俗資料館までお問い合わせください)
伊勢崎市赤堀歴史民俗資料館
〒379-2204 伊勢崎市西久保町二丁目96
TEL 0270-63-0030
休館日:月曜・祝日の翌日
開館時間:午前9時〜午後5時(入館4時30分まで)

スタンラン展の案内

展示中のスタンラン作品の一部

展示中のスタンラン作品の一部




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