む〜らの鎮守のか〜みさまの〜、今日はめでたいおまつりび〜♪
どんどんひゃらら、どんひゃらら〜♪ ・・・と、今にも聞こえて来そうな島村・諏訪神社の境内。 子供達の遊び場として、地域の人々の様々な催しの場として、かつては神社が地域のターミナルであった頃の姿を髣髴とさせます。 訪れたのは2010年4月11日。 この日行われたスポーツイベント・「エコマラソンピクニック」を自転車で追っ掛け取材しながら、ちょっと道草をして立ち寄った諏訪神社。遠慮しがちに芽を出した木々の新緑に主役を渡す前に、軽やかに爽やかに咲く満開の桜。ちょうどいい時期でした。 立ち寄ったとは言え、マラソンコースからは外れているので、神社の東隣の「島村北公園」の満開の桜が、サイクリングロードを走っている私に向かって「今日はサクラが見ごろだよ〜」と遠くから呼び寄せてくれた次第です。(2010/4/14 記) |
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由緒によれば、この地への建築は大正3年(1914年)、同5年6月25日に遷座奉斎されました。 およそ100年前の建築です。 2010/4/11 |
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拝殿と本殿 2010/4/11 神社と島村北公園との間の道 2010/4/11 村社諏訪神社の石碑 2010/4/11 |
どなた達が手入れするのか、 ゴミ一つなくきれいに片付いていました。 春の例大祭が行なわれたのでしょうか? 2010/4/11 神社境内を南側の鳥居から 2010/4/11 境内で咲く満開の桜 2010/4/11 |
主祭神 |
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健御名方命(たけみなかたのみこと) 大山つみ(おおやまつみ)命 木花咲爺姫(このはなさくやひめ)命 大雷(おおいかづち)命 素さ嗚(すさのお)命 菅原道真命 みず象女(みずはのめ)命 |
久々能智(くくのち)命 櫛明玉(くしあかるたま)命 大日め(おおひるめ)命 天手力男(あまのたちからお)命 船玉(ふなだま)命 宇迦之御魂(うかのみたま)命 |
由緒 |
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当社は、正親町(おおぎまち)天皇の御代の天正年間(1573-1591)に武田信玄の遣臣だった粟原太郎左衛門が、信濃国の名神大社諏訪明神の御分霊を奉祀して氏神としたのを起源とする。 その後、島村の地が小此木から分離して一村をなす時に、中島の飯福社を離れて当社を村の鎮守社として村民の崇敬するところとなった。 明治10年村社に列せられ、同42年1月14日、字新地に祭祀してあった無格社稲荷神社・雷電神社・水神社、字新田に祭祀してあった無格社稲荷神社、並びに境内末社浅間神社、字立作に祭祀してあった無格社稲荷神社、字北向に祭祀してあった無格社神明宮、字西島に祭祀してあった無格社戸隠神社・大杉神社・三峯神社・手長男神社を合祀した。 大正3年6月12日、河川改修によって州中の前島が廃されるとき、現在の字築場373番地の277に社殿を建築し、同5年6月25日に遷座奉斎され、今にいたる。 【祭日】 4月3日:例大祭 8月第1土日:夏祭り 11月3日:秋季例祭 |
神社の東側には「境島村北公園」があります。春には広場の周囲をソメイヨシノが囲み、周囲を明るく彩ります。 | |
2010/4/11 2010/4/11 |
公園の前に、伊勢崎市のコミュニティーバス 「あおぞら」の停車場があります。 2010/4/11 |
諏訪神社の東に隣接する「島村北公園」で咲く満開のサクラ 2010/4/11 |
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市内の神社を訪れると、大概、拝殿や本殿以外に、社務所や手水舎、いくつかの境内神社などが配されていますが、ここ島村・諏訪神社は拝殿と社殿、鳥居以外はほとんど目に触れません。地上も土や草に覆われ、コンクリートや石畳ではありません。それが風景を清楚で柔らかいものにしています。 島村を訪れた時、ちょっと立ち寄って休憩してみてはいかがですか。きっと日頃の疲れを取り除いてくれることと思います。 (2010/4/14 記) |