群馬県内には赤城神社がいくつもあります。赤城山の三夜沢交差点を北に上った所にある赤城神社が有名ですが、当地伊勢崎市内にも私が知るだけでも3つあります。
・旧伊勢崎市(伊勢崎市宮前町。天増寺の南。粕川と桐生県道が交差する南東。) ・旧境町(伊勢崎市境平塚。境平塚公園の西北西600m。畑に囲まれた静かな場所) ・旧東村(伊勢崎市国定町。早川とJR両毛線の交差する北西。上水タンクの東) それぞれに特徴がありますが、ここ境町の赤城神社は何と言っても本殿の彫り物の素晴らしさです。本殿は小屋に囲まれていて外からは見えませんが、小屋の周囲の隙間から覗き見るとその素晴らしい姿を見ることができます。旧境町指定の重要文化財になっています。 私は平塚公園へのサイクリングの帰りに良く立ち寄りますが、初めて本殿の彫り物を目にした時はその素晴らしさに驚嘆し、誰もいない神社で「お〜〜!」と思わず声を上げてしまいました。この事が市内の神社仏閣に出会う度にカメラを向ける動機となり、既に30箇所余りの神社仏閣の画像が私のパソコンに収まり、ホームページに掲載される順番を待っています。(2008/7/12 記) |
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南側の鳥居。奥に拝殿 2007/5/20 拝殿 2007/5/20 鳥居の脇に立つ石碑 (左側の説明板は右上に拡大) 2007/5/20 |
参道入口脇に立っている本殿の説明 2007/5/20 内容は下記に記載
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桜吹雪に埋まる境内 |
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全国の神社の様子は分かりませんが、伊勢崎市内の神社には参道の両脇や鳥居付近、拝殿脇辺りに大概桜が植えられています。本殿の北側から西側にかけては松や杉、樫などの常緑樹が植えられ、防風林代わりになっているようですが、南側や参道付近を彩る桜の花は、神社全体の風景を軽やかにしてくれ、その昔からこの時期に春例祭が執り行われている事を良く理解できます。 2012/4/15、今年は桜の開花が例年より1週間ほど遅れ、境平塚の赤城神社の桜をぎりぎり間に合って愛でる事ができました。 満開を過ぎてたくさん散った桜吹雪が境内を真っ白に染め、残った桜の花の間から洩れた光がその地面に陰影を付け、訪れる人が誰もいない神社の杜が静かに佇んでいる風景は、ちょうど映画のワンシーンを見ているようで、ふくよかな気分に浸ることができました。(2012/4/20 記) |
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石灯籠と桜 2012/4/15 2012/4/15 |
鳥居と桜と拝殿 2012/4/15 赤城神社の石碑と入口を彩る松の木 2012/4/15 |
桜吹雪に覆われた境内と、花の間から差し込む木漏れ日 2012/4/15 田園の中にホッコリと鎮座する赤城神社 2012/4/15 |
本殿の見事な彫刻 |
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2007/5/20 2007/5/20 2007/5/20 |
2007/5/20 見事な龍の彫り物 2007/5/20 本殿は小屋に囲まれていて外からは見えませんが、 小屋の下部の隙間から覗き見ることができます。 この画像は隙間から撮影したものです。 本殿を公開する行事があれば、 ぜひ出掛けてみたいものです。 |
境内や周囲の風景 |
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新しく建て替えられた社務所 2009/7/25 裏側の参道。木陰が涼しい。 2007/5/20 北西側のネギ畑から 2007/5/20 |
拝殿の西側 2007/5/20 北西側のゴボウ畑から 2007/5/20 平成21年に神社南側に建てられた平塚会館 22009/7/25 |
平成21年に神社南側に建てられた平塚会館と広場。右奥が境赤城神社 2009/7/25 空が晴れ渡った日には、はるか後方に赤城山が見えます 2009/9/13 |