昨年3月から進めていた庭の南辺の土留め工事。作業着工頃に痛みが始まっていた首・肩・腕・手首。着工後、痛みを我慢しながら暫く工事を進めたものの、途中で痛みに堪えられず断念。痛みが消え始めた11月から作業を再開し、以来、気まぐれなペースで進め、一昨日時点で全長12.3mの7割弱を完了。(→着工時の区間)(土留め全体は全て完了後に紹介予定) 全区間ワンパターンで仕上げては面白さに欠けるので、場所ごとに多少の工夫を加えていますが、今回紹介するのは門。そもそも土留めを施しても、土留め下端と南側の敷地との高低差が1mほどあり、脚立でも使わない限り庭から南側の敷地に出ることは不可能で、門を作る意味はないのですが、そんな意外な所に門があるのも面白いと思って作ってみました。 門の支柱は家の庭で数年間放置した枯れた幹。風雨に曝されて、硬い部分が残った古木です。根元を根入れコンクリートで固めてしっかりと固定。 門扉はやっぱり枯れた幹や枝、流木を利用。太い横梁に細い幹を短冊のように垂らした扉です。横梁の一端を、一本の太くて長い釘で支柱の天端にヒンジ止めし、開閉も可能にしました。 今回の門制作で、庭に保管していた古い幹や枝を少し消費できましたが、枯れ木はまだ山積み。これからもあれこれと工夫を続けて消費に努めなければ。(2019/4/27 記) |
完成品横梁から縦サンをぶら下げた門扉 2019/4/25 |
フェンスの部材加工と組立 |
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門扉の材料の横梁と縦サン 2019/4/20 縦サンの先端にワイヤを通し、横梁に取付け 2019/4/20 |
横梁と縦サンを塗装 2019/4/20 同左を反対方向から 2019/4/20 |
支柱の加工支柱は枯れた幹を利用し、根元を土中に埋めて根巻きコンクリートで固め、安定させました。数年間戸外に露出していたので、朽ちるべき部分は十分に朽ちましたが、設置後の雨水の侵入を防止するために、支柱の天端に蓋を取り付けました。たまたまウェットティッシュの容器(カインズ製品。厚手、100枚入り。容器の底の直径=100mm)が支柱にピッタリと隙間なくはまったので、これを利用。こちらの支柱を門扉のヒンジ側とし、もう一方の支柱は門扉の受け側。門扉受けはY字型の枯れ木。門扉取り付け前に舗装を施しました。 |
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ヒンジ側の門扉の天端処理 2019/4/21 |
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門扉受けのY字型枯れ木 2019/4/21 |
門扉受けを支柱に取り付け 2019/4/21 |
設置低い支柱の天端に門扉をヒンジ止めし、高い支柱に門扉受けを取り付け。 |
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塗装を完了した支柱 2019/4/21 |
門扉取り付け(縦サンの両脇に隙間) 2019/4/21 |
縦サンの両脇の隙間に縦サンを追加して完成 2019/4/25 同上を別角度から 2019/4/25 |
二作目枯れた幹や枝を利用した門の一作目を、自分なりに気に入ったので、すぐ隣に二作目を制作しました。二作目は一作目より大きく、笠木が一作目よりも曲がりがキツいですが、それも味わいのうちとして、そのまま利用しました。同様なフェンスが2つ並び、少し統一感を表現できました。(2019/6/28 記) |
枯れた幹や枝を利用した門・二作目 2019/6/20 2つ並んだ枯れた幹や枝を利用した門 2019/6/20 施工前施工前(右側は完成した一作目) 2019/4/25 |