枝分かれしたモクレンの幹を利用した花台年々大きく育ち、剪定が大変になるので、昨年末に大胆に剪定した庭のモクレン。切断して見れば枝分かれした形が椅子の座面のようで、このままで花台になりそう。細か過ぎる枝を切り落とし、全体を整形し、分かれた枝は水平にカットし、小さな植木鉢用にすることに。その後、庭に半年間放置し、切断面が落ち着いた先月、転倒防止のために底面にリブ材を取り付けて、底面積を拡大し、塗装を施して完成。(2019/7/1 記) |
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整形前。細かい枝やコブがたくさん。 2019/1/17 整形後、半年放置し、底面をリブで補強 2019/6/21 完成 2019/6/21 |
整形前。上図白い線をカット。 2019/1/17 整形後、半年放置し、底面をリブで補強 2019/6/21 底面に取り付けたリブ材 2019/6/21 |
完成。鉢置き3ヶ所。 2019/6/21 |
切り株利用の花台これは、根っ子部分のように見えますが、カシの木の高さ2mほどの位置の、枝が分岐した部分です。道路際に植えた木ですが、巨木化して枝を道路にまで広げてしまったので伐採しました。伐根するには業者に依頼しないとできそうにないほど立派に育っていたので、自分たちで枝を落としました(この経緯が驚き→下記(*1))。伐採後、数年間庭に放置しておくと、皮が簡単に剥げて、軽く布ヤスリをかけただけでツルツルになりました。取り合えず戸外用の水性ペンキ(色はウォルナット)を塗って出番を待っていると、先々月、私ら共通の友人Y子ちゃんが来訪したので、無理矢理にこの株を見せると気に入った様子。 「これ気に入ったならもらってくれる?」 「え〜、いいの〜?」 「いいよ。で、何にする?花台とかでいい?」 「うん、いい、いい♪」 その後、カミさんとY子ちゃんがジョイフル本田へ花を購入しに出かけている間に、支点となる脚部分を調整し、別の枯れ枝で脚を追加し、最終塗装を施して完了。天板は下記(*2)を利用。天板を置いてその上に鉢をおいてもいいし、空洞部分に鉢をスッポリと入れてもいいし、後はY子ちゃんにお任せ。 後日、カミさんが 「Y子ちゃんちの玄関前の一等地に置いてあって、上に綺麗な寄せ植えが飾られてたよ」 と嬉しいレポート。 嫁ぎ先が見つかって、ひとつ片付いてよかった。でも、出番待ちの株や根っ子は、まだまだいっぱいあるし。(2018/4/8 記) (*1)ナント、我がカミさんが電動のこぎり(BLACK&DECKER KS900G)を購入して、私がサイクリングで不在中に切断。私が在宅していると、 「『危ないよ!あ、その枝を切っちゃダメ、自分がするから離れてて!』などと、いちいちうるさいから」 と、不在中を狙っていたとのこと。カミさん、小柄で見かけはおとなしそうなのに、逞しさは虎かライオンです。 (*2)DIYであれやこれやと作っていると、半端な寸法の残材が出ます。全部捨てずに保管しておき、まとまると小箱や棚の材料として利用しています。なかでも数十センチ大の残板は利用幅が広くて重宝します。今回は、自由曲線で切断しただけの板を天板として利用しました。 |
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切り株の花台(表面、天板未装着) |
切り株の花台(裏面、天板未装着) |
根っ子利用の花台複雑に伸びた木の根っ子。庭で育っていた木です。どうしてこんなに複雑に育ったの?花を置いてみました後ろの人形は既製品に塗装したもの。→制作ステップはこちら。 |
根っ子と天板。根っ子は枯れ枝の支柱で補強。 |
ウォルナット色で塗装水性ペンキ(ウォルナット色、多少のクリア性質あり)で塗装。 両手を広げて四つん這いになったドラゴン系怪獣のよう。 |
曲がりくねった木の根っ子曲がりくねった木の根っ子。何の木か忘れましたが、家の庭に植えていたものです。地面が固かったせいか、根っ子が真っすぐ素直に伸びられずに曲がりくねってしまいました。 その複雑さが面白くて、庭の枯れ木置き場に放置すること数年。何年放置したか忘れましたが、皮がきれいに剥げて、残った部分はカチカチに硬くなっています。安定した形を探し、いくつかの細い根っ子を切り落とし、更に安定させるために他の木の根っ子で補強し、花台にしました。(2018/4/8 記) |
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木の根っこ本体(左端)。安定補強用の枯れ枝2本。 |
補強枯れ枝接合。木工ボンド+ネジ釘。 |
正面。天板装着。 |
木の根っ子、そのまんまこれは、友人らが管理する山に転がっていた木の根っ子。形がそのまま花台のようだったので、一部を平らに仕上げたもの。まだ多少は仕上げる予定。(2018/4/8 記) |
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花の鉢を置いてみました |
木の根っ子、そのまんま(正面) |