伊勢崎市の旧福島病院解体工事と跡地利用  [ Home ]




旧福島病院解体工事と跡地利用

旧福島病院 周辺道路整備旧福島病院 整地完了旧福島病院解体工事
更新日:2019/9/17 写真下の日付は撮影日
 伊勢崎市の中心市街地にあった二つの大きな建物、西友伊勢崎店と福島病院。西友伊勢崎店は2009年3月に閉店し、跡地は現在三河屋さんの商業施設として生まれ変わろうとしています(→記事はこちら)。
 一方、ここ福島病院は、鹿島町に新築移転して昨年2013年6月末にオープンし(→記事はこちら)、その後、病院は解体撤去され、跡地が整地されました。
 敷地面積6,399.5平米(1,936坪)の当地と六間道路を挟んだ反対側の旧西友跡地(2,289坪)、合計4,225坪の土地が街中に出現し、六間道路を往来する人々の関心を集めています。
 余談になりますが、六間道路と言えば、伊勢崎市の中心市街地を縦断する唯一の通りで、市街地が賑やかかりし昭和時代には、本町通りと並んでメインストリート。かつてはこの辺に伊勢崎警察署や市役所、個人病院などが集まり、現ベイシアIS伊勢崎店の北側駐車場にはベイシア発祥の店「いせや1号店」などもあり、郊外からのバス路線が集まり、正に繁華街の中心地でした。
 全国の地方都市同様に、車社会への対応と郊外への大型店舗進出などにより、既成市街地が空洞化し、街中風景が年々寂しくなって来ましたが、ここ数年、その流れが少し変わって来たように感じます。

 高齢化に伴う車人口の減少、経済的理由と価値観の変化による若者世代の車所有欲の低下、コミュニティバスの充実や新規路線整備など公共交通網の復活、JR両毛線と東武伊勢崎線の市街地区間の高架化、駅施設の充実や駅周辺の再開発、旧軌道敷地の側道化、細かい話題では東日本大震災以来増えた自転車通勤者、街中のまとまった空き地の住宅開発、個人商店の頑張り・・・等など、自転車や徒歩のスピードで眺めると、街中の活気が以前よりも伝わって来ます。空洞化の下限は2,3年前に通り過ぎ、現在はゆっくりペースながら上向きに転じたようです。

 アナログな感覚なので数値的保証はありませんが、例えば、既成市街地内の住宅建築数やマンションへの転入者数などを調べれば、裏付けの一つが取れると思います。
 長い余談でしたが、そんな視線で伊勢崎の既成市街地を眺め続けていると、やっぱり、気になるのがここ福島病院跡地と新伊勢崎駅南側の旧大島倉庫跡地(→記事はこちら)。伊勢崎市の旧市街地全体を、国土交通省が推進している、「コンパクトシティ」の概念に当てはめるには範囲が広過ぎるように思いますが、これらの跡地利用は伊勢崎市の既成市街地再生への大きな役割を担っていると考えています。(2014/9/29) 記)

掲載日:2018/9/17 ▲ページTopへ

旧福島病院 周辺道路整備

 時の経つのは早いもの。前回から4年ぶりの現地レポートです。
 旧伊勢崎福島病院が伊勢崎市鹿島町に新築移転し(→記事はこちら)、新病院は2013年7月にオープンしました。その後、旧病院の建物は解体撤去工事が行われ、敷地は整地され、2014年9月には約2,000坪の空き地が出現しました。
 この土地がどのように活用されるのか把握していませんが、今年2018年9月時点で、敷地周囲の道路整備の進捗を確認できます。
・敷地北側の県道・足利伊勢崎線(下図@)・・・拡幅改良のため道路南側の側溝を布設(現在は一方通行)
・敷地東側の県道・桐生伊勢崎線(下図B)・・・拡幅改良のため道路西側の側溝を布設
・旧伊勢崎福島病院とその南側にあった駐車場との間の道路・・・両側の側溝布設と舗装工事完了。旧駐車場の敷地中央付近には南北の区画道路も新たに築造されています。
 (2018/9/17 記)

敷地周辺の航空写真・広域((c)google earth)

敷地周辺の航空写真・局所((c)google earth)

敷地北側の県道・足利伊勢崎線(上図@から東方) 2018/9/9

旧伊勢崎福島病院とその南側にあった駐車場との間の道路(上図Aから東方) 2018/9/9

敷地東側の県道・桐生伊勢崎線(上図Bから北方)。左後方が旧福島病院の跡地。 2018/9/9

掲載日:2014/9/29 ▲ページTopへ

旧福島病院 整地完了


旧福島病院跡地(南東角地から北西方向)
2014/9/27

旧福島病院跡地(北西角地から南東方向) 2014/9/27

旧福島病院跡地(南東角地から北方向(右端は六間道路))2014/9/27

旧福島病院跡地(南西角地から北東方向) 2014/9/27

旧福島病院解体工事

掲載日:2013/12/18 ▲ページTopへ
 2013年6月末に新築移転した伊勢崎福島病院。この秋ごろから元の病院建物の解体が始まっていましたが、2013年12月15日、建物本体はほぼ解体され、壊した鉄筋コンクリート塊が積み上げられている状況でした。
 敷地周囲を一回りしてみると、住宅地側の工事用の塀に、「旧伊勢崎福島病院解体工事 ご意見案内板」と称した掲示が貼られていて、工事中の周辺住人からの意見とその対策が記されていました。記事を読んでみると、主に作業中の騒音や振動に対する意見で、街中での建設事業の住民対策として、興味深く思いました。

 また、過日、当サイトの「掲示板」に、「取り壊した跡地は何になるんでしょうか?」と投稿があり、ネットで調べてみると、平成25年3月5日開催の伊勢崎市議会定例会で新藤市議さんが質問し、五十嵐市長が下記のように答弁しています。
(伊勢崎市ホームページ内の議事録を一部抜粋)
<前略>
 次に、御質問の第3点目、福島病院移転後の跡地についてお答えを申し上げます。
 まず、購入の時期でございますが、<中略>、現在の病院建物を取り壊して更地にしていただいた後、双方の条件が整い次第、平成25年度内に土地売買契約を締結し、購入をしたいと考えております。
<中略>
 次に、活用の考えでございますが、現在の伊勢崎市の中心市街地は、人口の郊外流出や大型店の郊外出店などによりまして、商業機能などが空洞化し衰退が進んでおります。そこで、移転後の跡地の活用につきましては、まちなか定住人口の増加やにぎわいの創出につながると考えられますことから、中心市街地の活性化に波及するような有効活用を図ってまいりたいと考えております。また、伊勢崎駅周辺総合開発事業の促進におきましても活用をしてまいりたいと考えております。
 なお、跡地の面積は6,399.5平米(1,936坪)とのことです。道を挟んだ反対側には旧西友跡地(2,289坪)もあり、両者合わせると街中に4,225坪の土地が出現することになります。(2013/12/18 記)

福島病院跡地


東側の(都)坂東大橋石山線側から
2013/12/15

西側の住宅地側から 2013/12/15

旧伊勢崎福島病院解体工事 ご意見案内板 2013/12/15

建物の解体をほぼ終えて、鉄筋コンクリート塊が積み上げられた旧福島病院跡地(南の駐車場側から) 2013/12/15

鉄筋コンクリート塊の上に乗ったパワーショベルの間から「アイタワー花の森」と赤城山が見えました。 2013/12/15




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