2021年2月7日以降は自動集計・作表・グラフ化をソフトで対応 →群馬県内新型コロナ感染者(自治体・年代・男女別)折れ線グラフ|表と棒グラフ|年代別集計と円グラフ) →伊勢崎市新型コロナ感染者(日ごとの感染者(棒グラフ)) |
群馬県内感染者 年代別推移(日ごとの累計)(2021年1月11日分まで)高齢者が感染すると重症化するか死に至る確率が高いと言われている新型コロナウイルス。一方で若い世代は感染しても無症状か軽症の人が多いよう。そんな背景があるためか、日々群馬県内の感染者データを確認しながら、若年層の感染者数を気に留めていました。最近のデータを見ても、1月2日以降、5日を除くと20代が各年代の中で最多でした。感覚的な把握では説得力に乏しいので、群馬県内の全PCR検査陽性者について年代別推移を調べてみると、下記グラフと表で示すように、20代が圧倒的に多く、他の年代は10代と10歳未満が下位に位置することを除けば、30代から90代まで、年代と逆順に多くなっています。50代から90代まではランダムな傾向を示すと思っていましたが、分かり易い結果になりました。 「若年層は感染しても無症状か軽症の人が多い」と言う点についても、実際がどうなのかを確認するため、後日、群馬県内の全陽性者に対して、年代と発表時症状との相関について調べてみます。(2021/1/13 記) |
群馬県内感染者 年代別推移(日ごとの累計)(12月2日分まで)第三波が拡大中の昨今、我が群馬県でも昨日12月2日、一日当たり感染者数44人と、過去最多を記録しました。これ以前の最多数は4月11日の35人。伊勢崎市の高齢者施設でクラスターが発生した時の記録です。今回の44人は10の自治体(太田市、伊勢崎市、館林市、桐生市、みどり市、邑楽町、前橋市、玉村町、渋川市、県外)と2つの保健所管内(館林保健所、吾妻保健所)で発生し、中毛と東毛を中心に全県で発生しています。群馬県ウェブで日々の感染者情報を確認していて気がかりなのが、40代〜70代の中高年の感染者の増加。高齢者施設でクラスターが発生した頃には、感染者は施設内の濃厚接触者に留まるだろうと、多少の安心はありましたが、現在は、感染経路を特定できない中高年の感染が広域で発生しています。 第二波の頃には、20代、30代の感染者が多く、その年代に対して、高齢者に感染させないようにと注意喚起が発せられていましたが、現在の高齢者感染は、若者からの流れとは限らないように推測されます。 中高年の濃厚接触による感染者の広がりについて、最初の感染者がどのような経路で感染したのか、ウェブ情報だけでは確定できないので、これ以上の推測は控えますが、持病を抱え、免疫力が低い傾向にある高齢者は、感染対策について更なる注意が必要と思われます。 以下に群馬県内 新型コロナウイルス感染者の年代別推移(日ごとの累計)のグラフと表を示します。表は全期間掲載すると大きなデータになるので、集計期間の開始と終了、各月の月初のみを抽出しました。(2020/12/3 記) 群馬県内 新型コロナウイルス感染者 年代別推移(日ごとの累計)のグラフ 2020/12/2時点 群馬県内 新型コロナウイルス感染者 年代別推移(日ごとの累計)を一部抜粋 2020/12/2時点 |
群馬県内 居住自治体別・男女別 感染者数(11月30日分まで)7月下旬頃から約一ヶ月続いた新型コロナウイルス感染の第二波。その頃に、どこかのテレビ局の情報番組で、ある医療関係者が、「今冬、第三波が訪れ、感染者数は第二波を大きく超える」と予想していましたが、ここ数週間の感染者数を見ると、その予報を実証しているようです。群馬県内の感染者数も増加していて、全国における感染者数順位は、4大都市圏と北海道・沖縄を除けば、静岡県と茨城県に次いで3位です。 以下に、群馬県のウェブサイトに掲載された感染者データをもとに、自治体別・男女別に集計したグラフと表を示しますが、多い順の上位5位は下記の通りです。 自治体別 : 1位・伊勢崎市、2位・前橋市、3位・太田市、4位・高崎市、5位:大泉町 自治体別・男女別: 1位・伊勢崎(男)、2位・前橋(男)、3位・伊勢崎(女)、4位・太田(男)、5位:高崎(男) 上位4市の人口10万人当たりの感染者数は下表の通りです。
群馬県内全域を概観すると、中毛、東毛地区に多く、特に伊勢崎市の多さが顕著です。我が市のことなので残念なことですが、感染予防のためにより一層注意しましょう。(2020/12/1 記) 群馬県内 新型コロナウイルス感染者数のグラフ(自治体別) 2020/11/30時点 群馬県内 新型コロナウイルス感染者数のグラフ(自治体別・男女別) 2020/11/30時点 群馬県内 新型コロナウイルス感染者数の表(自治体別・男女別) 2020/11/30時点 |
群馬県内 居住自治体別・男女別 感染者数(9月15日分まで)昨日16日の群馬県内の感染者数は24人でした。全国的には減少傾向が続く新型コロナウイルス感染者ですが、群馬県は都市圏に次ぐ感染者数が発生しています。特に伊勢崎市の増加数が気がかりで、一昨日、→こちらに記事としてまとめましたが、群馬県ウェブで日々の感染者データを確認しながら、日によっては男性が大多数、またその逆に女性が大多数の日もあり、男女比率が気になっていたところです。9月15日までの自治体別・男女別集計結果は下記グラフの通りですが、感染者数上位7自治体(伊勢崎市、前橋市、高崎市、太田市、大泉町、桐生市、館林市)においては全て男性が多く、総数では女性254人(44.7%)、男性314人(55.3%)でした。 ウェブ情報によれば、「男性の感染率が高く、重症化したり、致命的な合併症を発症したりすることは既に指摘されている。」とあり(→参照した記事の一例)、またこちらの記事では「世界のCOVID-19による死亡例の約60%を男性が占めている」と指摘しています。 群馬県の男女比率もほぼこの傾向を示していて、社会環境や職場環境、人との接触・交流における男女差等の要因も考えられるものの、結果的に世界と同じ傾向を示したことは男性に対する注意喚起にはなるように思います。(2020/9/17 記) 群馬県内 新型コロナウイルス感染者数(自治体別・男女別) 2020/9/15時点 |
群馬県内 居住自治体別 感染者数(9月3日分まで)群馬県内の新型コロナウイルス感染者について、グラフ化して紹介した前回(8月22日分まで)において、自治体別感染者数では伊勢崎市と前橋市が同数の91人で、県内で突出していました(→記事)。伊勢崎市では高齢者施設で、前橋市では2つのホストクラブでそれぞれクラスターが発生し、そのクラスター関連の感染者数は伊勢崎市が68人、前橋市が37人と、両自治体の主要因でした。伊勢崎市の高齢者施設のクラスター関係者の感染は5月19日には終息したものの、前橋市のクラスター発生はまだ予断を許さない時期だったので、遠からず前橋市が県内最多数になると予想しましたが、その予想が外れました。 前橋市のホストクラブ関係者は8月19日を最後に、以後発生しておらず、その一方で伊勢崎市は、前回紹介以降の8月23日から今回(9月3日分)まで、毎日発生しています。 伊勢崎市と同様な傾向を示すのが太田市。以下にこの間の両自治体の発生者数を示します。 最多・伊勢崎市112人、2位・前橋市95人、3位・高崎市81人、4位・太田市63人これら4市の合計は351人、県全体463人の76%です。日本全体における4大都市圏の感染者比率が80%前後を示しますが、群馬県内においても、人口が多く都市化が進むこれらの4市において、その縮図が見られるようです。(2020/9/4 記) 群馬県内 新型コロナウイルス感染者数(自治体別) 2020/9/3時点 |
新型コロナウイルスの感染が一向に終息しません。現在の第二波が第一波を超えています。 全国では東京、名古屋、大阪、福岡の4大都市圏を中心に感染が広がり、ほかの地域では時々クラスターが発生し、突出した感染者数を示すことがあります。ご当地伊勢崎市では高齢者施設でクラスターが発生し、入所者や職員らで、4月9日から5月19日までの期間に68人の感染者が発生しました。また8月上旬には前橋市内のホストクラブ2店舗でクラスターが確認されました。 昨日8月21日の政府の新型コロナウイルス対策分科会では、”全国的には7月下旬にピークに達したものの、再び増加する可能性があるので、引き続き注意が必要”と報告しました。安心していいのか、まだ安心できないのか微妙な内容でした。ヒトからヒトへ感染する新型コロナウイルス。ヒトの行動を予測することが難しいので、コロナ感染も予測できないのでしょう。行政の指導も重要ですが、感染して困るのは個人です。誰かに責任転嫁しても病気が治る訳ではないので、とにかく、自身の認識を深め、自覚し自制するに越したことはありません。 第一波の頃、群馬県ウェブで示される感染者データを元に、いくつかの分類結果を示しましたが、第二波の動向が気になる現在、3月7日から8月20日までのデータ(*)を元にいくつかの着眼点で分類してみました。(2020/8/22 記) (*)空港検疫分は対象外としました。 ▲ページTopへ まずは年代別・男女別感染者数 8/20まで感染者数の男女比は女性154人(44%)、男性196人(56%)。年代別順位は20代男性が1位(50人)、20代女性が2位(44人)、30代男性が3位(33人)。男女ともに高齢者層が多かった4月23日時点と比べると、若年層に中心が移りました。前橋市内の2つのホストクラブでの感染者37人(集計期間=8月7日〜8月19日)のうち、28人が20代男女なので、このことが主要因になったようです。(2020/8/22 記) 群馬県内 新型コロナウイルス感染者数(年代別・男女別) 2020/8/20時点 |
▲ページTopへ次は居住自治体別感染者数 8/22まで自治体別感染者数について、前回掲載時の2020/4/23時点では、高齢者施設でクラスターが発生した伊勢崎市が突出していましたが(→記事)、その後、高崎市の有料老人ホームや太田市のバー、前橋市のホストクラブ2店舗をはじめ、会社や家族、親族、友人ら関係でも3〜6人程度の感染が確認され、特に前橋市と高崎市での感染者が増えました。群馬県ウェブで公開されている昨日8月22日までのデータを元に、自治体別の感染者数をまとめると、前橋市が伊勢崎市と同数で県内一位。高崎市もそれに次ぎ3位、太田市が4位でした。これら4市に比べると、他の自治体の増加数に大きな変化はありません。8月以降の流れから推測すると、前橋市が1位になる日も遠からずのようです。 伊勢崎市も高齢者施設の感染者68人を除けば23人となり、太田市と富岡市の中間くらいで済みました。同一施設内の集団感染の怖さを教えてくれます。(2020/8/23 記) 群馬県内 新型コロナウイルス感染者数(自治体別) 2020/8/22時点 最後は日ごとの感染者数 8/24まで群馬県内の新型コロナウイルス感染者数について、日々の数を数値的に確認しても、全体の流れを把握できないのでグラフ化してみました。表示期間は今年の3月7日から8月24日まで。折れ線グラフで表示すると、4月11日に最初のピーク35人(主に伊勢崎市の高齢者施設)が現れ、次のピークは8月16日の19人(主に前橋市のホストクラブ)です。共にクラスターが発生し、その日から数日間は濃厚接触者の感染を確認しています。 3月7日以降の5ヶ月半余りを振り返ると、4月下旬から8月上旬までの感染者数はせいぜい5人程度で、「このまま行けば終息するか?」と思える日々が続きました。 感染経路を調べると、高齢者施設、ホストクラブ、病院、保育園、企業等の集団感染が多いですが、最近気になるのは家庭内感染とその最初の人の感染経路。行動履歴として「県外移動や親族・友人らとの会食」等が記されていますが、集団感染の濃厚接触者でもなく発生する事例があり、不安を抱きます。群馬県ウェブのトップページでは”市中感染が広がりつつあります。十分な注意を”と警告を発していますが、市中感染となると、人との接触により一層の注意を要することになります。(2020/8/26 記) 群馬県内 新型コロナウイルス感染者数(日ごとの変化) 2020/8/24まで |
群馬県内の新型コロナウイルス感染者数の4月23日時点の感染者138人について、3項目に着目して分類し、グラフ化しました。1.年代別・男女別感染者数女性の最大数は50歳代、男性の最大数は80歳代。10歳代女性を除き、全世代で男女の感染者が発生。2.居住自治体別感染者数未発生の自治体を除き、最小は片品村、みどり市、甘楽町の1人。最大は集団感染が発生した伊勢崎市の64人(全体138人の46%)。集団感染者66人中、61人が伊勢崎市居住。 3.グループ別感染者数最大は集団感染が発生した伊勢崎市の高齢者施設の66人。次いで散発事例。発生当初は保育園や病院、福祉事業所、企業での感染が主でしたが、日を追うごとに散発事例が増えて来ました。散発事例が増えることは、「いつ、どこで、誰が感染してもおかしくない」と言う不安を抱かせます。(2020/4/24 記) |