Go!伊勢崎 伊与久(いよく)沼 [ 川と沼一覧公園 ]  [ Home ]



伊与久(いよく)沼

(伊勢崎市境伊与久)
沼と鳥たち伊与久沼公園
更新日:2014/9/17 画像下の日付は撮影日
 伊与久(いよく)沼は群馬県道「前橋・館林線」(地元通称・太田県道)の日乃出町の信号を南に下った「伊勢崎佐波第一工業団地」の南西側にあります。
 伊与久沼公園が隣接していて、公園の散策を兼ねて訪れるといいかも知れません。公園には野球場とテニスコートがあり、スポーツも楽しめます。
 沼は道路を挟んで北側と南側にあり、両方とも同じ様な大きさでしょうか。北沼の北側には蓮が沢山植えられているので、季節には楽しめそうです。また南側の沼の周囲は並木になっていて、桜の季節には元気に花を咲かせます。まだ若木ですがこれからどんどん大きくなって桜の名所になると思います。
 一つ残念なのは、沼の周囲がすべてコンクリート護岸で固められていて、南の沼は更にフェンスで囲われているので、自然の風情が乏しく、灌漑用の用水と言った印象を受けます。でも、事故防止のことや護岸管理の事を考えると仕方ないのでしょう。 (2006/11/23 記。2007/4/24 追記) 




伊与久沼の・2014年

掲載日:2014/9/17 ▲ページTopへ
 先日9月13日、粕川サイクリングロードを走って境三ツ木の「彼岸花の里」へ向かう途中、粕川から離れて伊与久沼の脇を通ると、ほぼ咲き終えた蓮の中に、まだチラホラと咲く蓮の花に目が留まりました。

 「えっ、今頃まだ咲いてる?!

 と思いながら、そう言えば、去年も今頃撮りに来たことを思い出しながら、沼を埋める蓮の花や蜂の巣状の花托(かたく)を眺めていると、沼の隅でオオフサモが繁茂しているのを見つけました。
 オオフサモはその強い繁殖力によって在来種の植物の生育を妨げ、水流を阻害したり水質を悪化させるなどの被害を与えるとして、特定外来生物に指定されています。
 4年前、「御嶽山自然の森公園」の南側の粕川河川敷で広範囲にオオフサモが繁茂しているのを見つけて、粕川サイクリングロードのページの隅で小さく紹介したのですが、特別に誰にも伝えずにいたところ、数ヶ月後に、伊勢崎土木事務所が駆除したとの記事が上毛新聞に掲載されていました。そんなこともあったので、今回、この場所を伝えるべきか悩むところです。粕川の時ほど広範囲ではなく、管轄機関も分かりません。一級河川粕川は県土木の管轄ですが、伊与久沼の管轄はどこなのでしょう。伊勢崎市の環境保全課?公園緑地課?それとも別の管理組織があるのでしょうか。

 除草剤も効かず、ハサミで切断したり掘り起こしたりすると、植物体断片が周辺に散布されるため、逆に分布を拡大させることになるなど、素人判断の駆除は危険なようです。元々は観賞用に輸入されたとのことですが、余りに強い繁殖力なので駆除が相応しいのでしょう。取り敢えず思い当たる機関に連絡してみましょう。(2014/9/17 記)

伊与久沼を埋める蓮。花托(かたく)に混じってまだチラホラと咲き続ける花。 2014/9/13

隙間なく蓮で埋まる伊与久沼(上沼)
2014/9/13


沼の南西部により多くの花が咲いています。 2014/9/13

蜂の巣状の花托(かたく)がいっぱい。
イベントなどで飾り物材料として良く利用されます。
2014/9/13

2014/9/13


2014/9/13

2014/9/13

2014/9/13

2014/9/13

2014/9/13

▲ページTopへ

伊与久沼(上沼)の西側の岸辺で繁茂するオオフサモ


岸辺の隙間を埋めるオオフサモ
2014/9/13

上沼の西側の岸辺で繁茂するオオフサモ 2014/9/13

アップで見るとこのような姿
2014/9/13

伊与久沼の・2013年

掲載日:2013/9/12 ▲ページTopへ
 一昨日、友人とお喋りしてる時、「伊与久沼の蓮が今咲いてるんだけど、驚くほど大きいね〜!」と、その大きさに感動した様子。「え、蓮が今頃咲いてる?蓮って7月中旬からせいぜいお盆頃までじゃないの?それにそんな驚くほどの大きさでもないでしょ〜??」と私。でも、どうやら本当に巨大な蓮が今咲いているらしいので、疑心暗鬼ながら昨日出かけてみました。蓮は早朝に開花すると聞いてはいますが、早朝は苦手。でも、せめて午前中にはと思い、現地に到着したのは9時半頃、

 話がのっけから脇に逸れますが、現地に到着するとパトカーが停まっていて、警察官や鑑識の人らしき人がたくさんいて、何やら忙しなく動いています。ちょっと物々しい雰囲気で気になりましたが、取り敢えず車を停めて集団の脇を通ると、鑑識の人に「この辺は撮らないですよね!」と念を押され、「はい、蓮を撮りに来ただけですから」と、人だかりを避けて蓮を撮ることに。もっとも「この辺」と指された付近は、黄色いテープが張り巡らされていて近寄れません。テレビの刑事ドラマでお馴染のあの黄色いテープですが、現物を見るのは初めてです。

 話を元に戻して・・・・、伊与久沼の蓮、友人の言う通り、峠は越したもののまだ咲いていて、しかも本当に大きい!蓮と言えば、「天幕城址・あかぼり蓮園」の蓮を何度も見ていますが、「あかぼり蓮園」の蓮と同じ種類のようなのに、サイズはこちらの方が大きく見えます。正確に測った訳ではないので気のせいかも知れませんが、確かにそんな気がします。あかぼり蓮園は蓮の脇まで近寄れるので、いつか測定してみようと思いますが、こちらは沼の中なので、白鷺か鴨にでも頼むか、腰までの長靴でも穿かないと無理です。

 あかぼり蓮園より伊与久沼の蓮の方が大きいか? 謎解きはディナーのあとで行うとして、取り敢えず、9月に入ってもまだ咲いている伊与久沼の蓮をご覧ください。早朝にはもっと開いているのかも知れませんが、その確認も今後の課題と言う事で。(2013/9/12 記)

気品溢れるこの姿。伊与久沼で咲く蓮。 2013/9/10


蓮で埋まる伊与久沼。2年前より大分増えたような気がします。
北半分の白い蓮はほとんど咲き終えていました。 2013/9/10

2013/9/10

2013/9/10

鴨が泳いでいました。この鴨に頼んで蓮の大きさを測ってみたい。 2013/9/10

伊与久沼の・2011年

掲載日:2011/7/26 ▲ページTopへ
 2011年7月23日の午後、上武道路の渕名高架橋の建設現場にでも出かけてみようと愛車のMBに跨り、粕川サイクリングロードを走り、途中、伊与久沼脇を通過すると、「おお〜、なんじゃ〜、このたくさんの蓮は!」と、きっと誰しもが驚きの声を上げてしまうであろう量の蓮が咲いているではありませんか。「え、え〜〜、なんでこんなにたくさん?」
 思えば、伊与久沼には春のサクラの頃や秋の紅葉の頃には、いい風景を狙って出かけますが、それ以外の時期には境方面へのサイクリングの休憩地点の位置付け。冬に枯れた蓮の実や茎が沼を覆っているのは気付いていましたが、開花時の風景がここまでとは想像していませんでした。
 蓮園と言えば赤堀の「天幕城址・あかぼり蓮園」が知れ渡っていますが、蓮の量はこちらの方が多そうです。沼の中に咲いているので、あかぼり蓮園のように遊歩道が整備されて近くへ寄って愛でることはできませんが、圧倒的な量の蓮が沼を埋め尽くす光景は圧巻です。上沼の北半分に白い蓮が、中央付近から南寄りにピンクの蓮が咲いています。蕾の茎がたくさんあったので、まだ当分の間は楽しめそうです。(2011/7/26 記) 

大きな蓮の葉に囲まれて密やかに開花していた白い蓮
2011/7/23


白い蓮が上沼の北半分を埋め尽くします。
後方の林は伊与久公園
2011/7/23


ピンクの蓮に覆われる上沼中央付近 2011/7/23

まぁるく開花した花を見つけることはできませんでした。
早朝にでかけないとダメのようです。 2011/7/23
2011/7/23

ピンクの蓮で覆われる上沼中央付近 2011/7/23


白鷺が飛び立ちました。シャッターチャンスは
良かったのですが、ピントが大ボケです。 2011/7/23

公園の緑とアシと蓮、黄緑色の水草 2011/7/23


伊与久沼のこちらのページにも掲載してあります。
▲ページTopへ

南の沼を一周する道路沿いのサクラ 2007/4/7

南の沼を一周する道路沿いのサクラ 2007/4/7


沼と鳥たち

▲ページTopへ

北沼の南東部 2006/11/23

南沼・中の島は白鷺たちのサンクチュアリ・島の周囲は桜並木 2006/11/23

 北沼の北側には蓮がたくさん植えられていて、またアシも自生しているので、常にそれらの植物で沼が覆われています。そのためか鳥たちの隠れ家にもなっているようで、いつも水鳥たちがくつろいでいます。バードウォッチングが趣味の方なら、双眼鏡やカメラ持参で出かけても楽しいかも知れません。

伊与久沼(北沼)でくつろぐ鳥達・鴨、カワウ、シラサギ
川魚を食べ尽くしてしまうと言われているカワウも、鳥たちとは共生しているようです。
2007/4/7

北沼の東端のアシの近くでくつろぐカモたち 2006/11/23

北沼の北端の蓮の中でくつろぐ白鷺たち 2006/11/23

沼でくつろぐカモたち 2011/7/23

北の沼でくつろぐカモ 2007/4/7





▲ページTopへ