「オープンガーデンいせさき」の「茂呂の3軒」の最後の紹介はここ「スイートガーデン」。隣り合う「小さなナチュラルローズガーデン」と「ナチュラルグリーンガーデン」から南西方向へ徒歩2分の距離にあります。 両側歩道付きの2車線道路の北側にあって、薄いアイボリー色のコンクリート塀に囲まれ、庭一面に芝生が広がり、芝の周囲や玄関、門周りにはバラを始め様々な花が彩り、その洋風で洒落た庭は、歩道を歩いていると探すともなく目に入って来ます。 大通り沿いのコンクリート塀は歩行者が庭を見られる高さで、アイビーが覆い、所々に空いたスリットからツルバラが顔を覗かせたりと、塀にはめ込まれたレンガと共にアクセントを加えています。スリットの鋳物フェンスに吊り下げられた寄せ植えは道行く人の目を楽しませ、その親近感が庭内へ誘ってくれます。 庭へ入ると、広い芝生の緑が目に優しく、その空間が癒しを与えてくれます。周囲を飾るバラやハーブ、寄せ植え、樹木の間にはベンチや花台が置かれて、花々がより可愛らしく映ります。これらガーデングッズも花木も、とても丁寧に扱われていて、庭主さんに大切にされていることが伝わって来ます。 かつてシンボルツリー的存在だったユーカリは、大きな幹が台風で折れてしまったとのことですが、まだ絶えてしまったわけではなく、いつの日か元気に復活することを祈りましょう。 過去の訪問で、「スイートガーデン」は、白い塀と緑の芝生、周囲を花々に彩られた、「シンプルで洒落た洋風の庭」の印象でしたが、今年、撮った写真を一枚ずつ丁寧に眺めると、バラの種類と量が多いことに気付きました。当初は、玄関回りとデッキ回りのバラが印象に残りましたが、今年は門周りや駐車場のフェンス回り等、各所でバラが咲いていて、「スイートローズガーデン」と称しても頷ける風景でした。 シンプルさと華やかさ、そして可愛らしさが共存した庭、「スイートガーデン」でした。(2019/6/18 記) |
門を飾るバラと地面を可愛らしく覆う薄紫の花 2019/5/11 テーブルに置かれた多肉や寄せ植え、後ろを飾るバラやナデシコ 2019/5/11 |
クリーム色の外輪、芯に向かってピンクのグラデーションのバラがデッキを彩ります。 2019/5/11 上のバラに似た雰囲気ながら、八重が少な目で全体が淡い肌色のバラ。 2019/5/11 これも2つ上のバラに似ていますが、八重が複雑で全体がピンク色のバラ。 2019/5/18 真っ赤なバラ、フェンス沿いを飾ります。 2019/5/11 |
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家の前を飾る真っ赤なバラ 2019/5/18 一輪早めに咲いた大輪のバラ 2019/5/11 |
背丈を伸ばして咲くピンクのバラ 2019/5/18 バラの水盤仕立て 2019/5/11 |
コンクリート塀沿いで咲く白バラ 2019/5/18 まだまだツボミがタップリ、薄紫のバラ「ブルーランブラー」。 2019/5/18 |
大輪で八重が深く、淡い紫のクレマチス 2019/5/11 門と玄関をつなぐアプローチ。周囲を彩るバラやガーデングッズ。 2019/5/11 樹木の根元で涼しそうに咲く薄紫の花。 2019/5/11 真っ赤なバラの根元で咲くラベンダー満開 2019/5/11 |
お洒落なベンチと寄せ植え 2019/5/18 ベンチとテーブルと寄せ植え。曲がった脚がお洒落です。 2019/5/11 |
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丸テーブルと椅子 ベンチの片隅に寄せ植え 多肉が勢揃い Mail boxの鉢に植えられたデージー |
表札の下を飾る鉢植えのバラ 白い帽子型鉢に植えられたミニバラ コンクリート塀のスリットを飾る寄せ植え 塀を覆うアイビーとイングリッシュデージー |