毎年、桜咲く頃から五月のゴールデンウィークが終わる頃まで、伊勢崎市を縦断する粕川の堤防で鯉のぼりが泳ぎます。場所は堀下町と鹿島町の2ヶ所。それぞれ「堀下鯉のぼりを揚げる会」(代表 石田卓大さん)と「鹿島鯉のぼりの会」(代表 鵜生川さん)の皆さんの尽力で継続している行事です。 粕川上空の風に乗って、ユ〜ラユ〜ラと悠然と泳ぐ鯉のぼり。周囲には田畑が広がり、堀下町区間の北端部には緑溢れる「赤堀せせらぎ公園」があり、鹿島町区間の西側には「華蔵寺公園」があります。 すっかり定着した伊勢崎市の春の風物詩「粕川の鯉のぼり」。当ページでは折に触れて撮った鯉のぼり風景を紹介します。 |
我が家からも遠からずの「粕川の鯉のぼり」(堀下鯉のぼりを揚げる会)。 いつでも行けるとの思いがあったせいか、ズルズルと延びて、訪れたのは5月10日。鯉のぼりを揚げた期間が2023年4月1日(土)から2023年5月13日(土)だったので、残り3日間となってしまい、訪問予定者への宣伝になりませんでした。今年は見逃してしまったと言う方、また当行事の記録のためなどのお役に立てれば幸いです。 2023年の今年、鯉のぼりが揚げられた区間は以前同様に「赤堀せせらぎ公園」から伊勢崎市立赤堀南小学校の南方までの約1km区間。堤防上のサイクリングロード沿いと粕川の上を約500匹の鯉が泳ぎました。 今年は「堀下鯉のぼりを揚げる会」管理棟付近に、ウクライナの国旗が掲げられ、管理棟の壁には虹とエンジェル、”Love and Peace”の文字が描かれました。ウクライナ侵攻が始まって1年3か月。ウクライナとソ連だけでなく、日米中韓、台湾、北朝鮮、NATO諸国、アジア諸国、中近東諸国等々においても、不安な国交関係のニュースが増えています。ウクライナ侵攻が一日でも早く終結し、安定した平和な世界が訪れますように。(2023/5/14 記) 動画で紹介粕川を泳ぐ鯉のぼり(堀下鯉のぼりを揚げる会)(2分12秒) 2023/5/10 粕川堤防であがる鯉のぼり。ウクライナの国旗が掲げられています。 2023/5/10 粕川堤防であがる鯉のぼり。後方は「赤堀せせらぎ公園」。 2023/5/10 「堀下鯉のぼりを揚げる会」の管理棟。虹とエンジェル、Love and Peace が描かれました。2023/5/10 粕川堤防を泳ぐ鯉のぼり。右後方に赤堀南小学校。区間南端部の花畑から北方。2021/4/27 |
伊勢崎市を縦断する粕川。毎年、桜咲く4月上旬からゴールデンウィークが明ける頃まで、市内の2ヶ所で鯉のぼりがあがります。華蔵寺公園東側の「鹿島親水公園」と、ここ堀下町です。揚げるのは「堀下鯉のぼりを揚げる会」(代表 石田卓大さん)の皆さん。今年で31年続く伊勢崎市の春の風物詩です。堀下町区間の北端部は「赤堀せせらぎ公園」、南端部は伊勢崎市立赤堀南小学校の南方、約1kmの区間です。(2021/5/1 記) 動画で紹介粕川を泳ぐ鯉のぼり(堀下鯉のぼりを揚げる会)(3分84秒) 2021/4/27 粕川堤防や粕川を跨いであがる鯉のぼり。後方には赤堀南小学校。 2021/4/27 赤城山と粕川鯉のぼり(赤堀南小学校の南方から) 2021/4/27 「堀下鯉のぼりを揚げる会」の管理棟。アマビエが描かれました。 2021/4/27 粕川堤防を泳ぐ鯉のぼり。左後方に赤堀南小学校。 2021/4/27 |
2018年春、伊勢崎市立赤堀南小脇で今年も鯉のぼりが揚がりました。揚げたのは「堀下鯉のぼりを揚げる会」(代表 石田卓大さん)の皆さん。会長の石田さんが、「南小学校の新入生たちを鯉のぼりで迎えたい」と始めた当事業も今年で28年目を迎えました。鯉のぼりが揚がるのは、赤堀南小を中心に南北1.2kmの粕川(かすかわ)沿い。多くは左岸堤防上で揚がり、南小の西側付近では粕川を渡って揚がります。その数500匹、ゴールデンウィーク最終日の5月6日まで揚がります。 赤堀南小北西の「堀下鯉のぼりを揚げる会」の作業小屋には、「鮭(さけ)のぼり」(→記事はこちら)の塗り絵も展示されています。塗り絵は赤堀南小児童のうち希望者133人の作品。全作品の内、一番人気の作品は実際に鯉のぼりに色付けされ、入学式で披露されたあと、こちらの仲間に加わるとのこと。「鮭のぼり」が揚がるのは今年で5年目。過去の4匹は仲間と一緒に今も元気に泳いでいます。 また、一部の鯉のぼりは、伊勢崎市内や近隣の高齢者施設や保育園等の作品で、毎年、個性的な鯉のぼり、可愛らしい鯉のぼりなど、それぞれ趣向を凝らした鯉のぼりが揚がります。これらは、南小北西からその以北にかけて。たくさんの鯉のぼりの中から探してみるのも楽しいことです。(2018/4/9 記) 赤堀南小学校の南西側から 2018/4/8 赤堀南小学校の西側付近で泳ぐ鯉のぼり 2018/4/8 区間南端部付近で泳ぐ鯉のぼり 2018/4/8 「鮭のぼり」の塗り絵全133作品。中央上部が一番人気の作品。 2018/4/8 鯉のぼりが泳ぐ粕川の西側に広がる菜の花畑 2018/4/8 |
群馬県伊勢崎市堀下町の「赤堀せせらぎ公園」。公園の西側を南北方向に粕川(かすかわ)が流れ、左岸堤防上にはサイクリングロードが整備されています。春4月、このサイクリングロードに沿って、北は赤堀せせらぎ公園から、南は赤堀南小学校の南方まで、その区間約1.2kmにわたり500匹の鯉のぼりが泳ぎます。揚げるのは「堀下鯉のぼりを揚げる会」(代表 石田卓大さん)の皆さん。南小学校の新入生たちを鯉のぼりで迎えたいと始めた当事業、今年で27年目となりました。2017年の今年は4月1日(土)〜5月7日(日)の37日間。入学式2日前、準備整った4月5日の映像です。(2017/4/6 記) 粕川を泳ぐ500匹の鯉のぼり(堀下鯉のぼりを揚げる会)(3分14秒) 2017/4/5 赤堀南小学校の脇から 2017/4/5 区間南端部のお花畑から 2017/4/5 風を一杯に吸い込んでユッタリと泳ぐ鯉のぼり 2017/4/5 赤堀南小学校の少し南から 2017/4/5 |
伊勢崎市を南北に流れる粕川。せせらぎ公園から赤堀南小の南方までの約1.2kmの粕川に、500匹の鯉のぼりが揚がります。2016年の今年は4月3日(日)〜5月8日(日)の36日間。晴天に恵まれた4月6日の映像です。(2016/4/8 記) 粕川・堀下鯉のぼり(4分9秒) 2016/4/6 悠々と泳ぐ堀下鯉のぼり 2016/4/6 堀下鯉のぼり(飯玉橋の上流) 2016/4/6 菜の花の香りに包まれて(赤堀南小の南方) 2016/4/6 サイクリングロード脇の花壇と一緒に(赤堀南小の南方) 2016/4/6 |
4月の天気はとかく不安定。5月中旬頃の温かな日があると思えば、翌日には2月ごろの冬の気温に戻ったり。お天気頼みの土日の戸外イベント泣かせです。そんな先週末の土曜日は、幸運にも好天に恵まれました。通所介護施設「磯沼荘」にお邪魔した帰り、堀下町の粕川脇を通ると、たくさんの鯉のぼりが強からず弱からずの風を受けて泳いでいました。今年の堀下町鯉のぼりは5月10日まで揚がるとのこと。天気のいい日にでも出かけてみませんか。(2015/4/20
記) |
2014年の堀下町の鯉のぼり。今年はどんな様子だろうと4月6日の日曜日に出かけてみると、早くも作業が終わったようで、大勢の鯉のぼりが風にはためいていました。この日、あいにくの強風が吹き荒れ、鯉のぼりもバタバタバタと大きな音をたて、引きちぎれんばかり。のんびり風情を楽しむ余裕がなかったので、翌週の13日、改めて出かけることに。この日は打って変わって穏やかなポカポカ陽気。今度は、風が吹くのを待って撮影するよう(^^;)。 空には春の霞が漂い、赤城山や袈裟丸山も薄らぼんやり。本当にのどかな春の一日で、「赤堀せせらぎ公園」などにも、大勢の人が訪れ、バーベキューなどを楽しんでいました。すっかり春の風物詩として定着した粕川鯉のぼり、穏やかな日にでも、のんびりと訪れてはいかがでしょうか。(2014/4/17 記) |
今年もまた堀下町の鯉のぼりがあがりました。昨日の4月11日、赤堀方面へ外出したついでに「赤堀せせらぎ公園」の南の道路を通過すると、公園から赤堀南小、更にその南方にかけての粕川沿いに、たくさんの鯉のぼりが悠々と泳いでいました。 「もう鯉のぼりの季節か」と、毎年、当サイトのイベントページで堀下町と鹿島町の鯉のぼりを紹介していながら、すっかり頭の中から消えていて、何百の鯉のぼりが泳ぐ姿に思わず感激し、早速に写真を撮って参りました。時刻は午後5時40分、暮色に空が染まり始め、昼間の鯉のぼりもいいですが、この時間もまた深みがあって、いい雰囲気でした。 今年の堀下町の鯉のぼりの期間は4/7(日)〜5/12(日)。お天気と相談しながら、出かけてみてはいかがですか。(2013/4/12 記) |
一つ一つの鯉のぼりに制作者の名前が描かれています 2013/4/11 |
赤堀せせらぎ公園の南方で泳ぐ鯉のぼり 2013/4/11 菜の花の黄色もまた彩を添えます。暮色色に染まる空。 2013/4/11 夕方の光を受ける赤堀南小と鯉のぼりと粕川。 2013/4/11 |
2011年の堀下町の鯉のぼりは2月末に早々と何匹かが上がりました。 青空を悠々と泳いで人々に楽しさや元気を与えている鯉のぼり、泳ぐ期間が長くなるのは大歓迎です。2010年末に舗装が完了した堀下町の区間、それに対応したのか鯉のぼりの範囲も以前より南側に広がりました。こちらでも紹介しています。→赤堀・せせらぎ公園。(2011/4/24 記) |
赤堀南小学校の前で泳ぐ鯉のぼり 2011/4/2 |