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40 文化財名 旧時報鐘楼
(きゅうじほうしょうろう)

 
文化財事項                                                            
指定内容 市指定重要文化財 指  定 平成5年3月23日
記号番号 文伊教文第43号 所有者管理者 伊勢崎市
所 在 地 伊勢崎市曲輪町28−23 初 期 地 当初より
形  状 大正4年(1915)小林桂助氏の寄付により建築、翌年の1月17日落成式。昭和18年(1943)町民に時を告げた鐘は供出された。「供出された鐘の銘文」
年  代 近世 江戸時代 鉄筋コンクリート製 煉瓦張り塔屋付き 塔屋は建築当初六角形のドーム屋形で戦災で破損。現在復元されている。
文化財注記 小林桂助は伊勢崎町出身。横浜でハッカ商として財ををなす。小林氏からから寄付を受けた町は、以前は中台寺で朝昼晩鐘を撞いたが、町中に聞こえるようにするため、鐘楼を建設とした。時報は昭和10年(1935)新築された警察署(日吉町 現大手町)のサイレンに変わった
文化財資料 伊勢崎町発行の時に関するリーフレット鐘楼建設の目的(伊勢崎町報第3号[大正5年7月5日])
 (鐘楼が造られた意味が推定できる。)
     (町当局者が建設目的を述べている箇所がある)

 書誌事項
分類番号 書            名 バーコードN 所 在 場 所
K521イ 伊勢崎の洋風建造物 口絵 33〜35頁 101811360 一般・調査・書庫・プ・境(郷)
K205イ 伊勢崎史話 3巻 149〜151頁 101811312 調査・書庫
K224イ 伊勢崎歴史散歩 101〜102頁 101801958 調査・書庫・境(郷)
K224シ 鐘楼のある町 1 4 45頁 101817567 一般・児童・調査・書庫・プ
K710キ 郷土の碑文 90〜91頁 101815007 一般・調査・書庫・プ・赤(郷)・境(郷)

書誌注記 鐘楼に関する逸話は数多い。小林桂助に関しては『上野人物誌』中357頁を見よ。『伊勢崎散歩』60頁も見よ。拙著『郷土の碑文』には、落成式に配布された資料(下記)と供出された鐘銘が掲載されている。
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注   意 本の分類と図書のデータは同一です。なお、探している本がないなどの場合は、図書館職員にお尋ねください。   ↓

旧時報鐘楼関係資料
  写真の撮影時期は、右・左とも平成15年5月5日
 落成式の時に配布されたとものと思われる資料から引き写した(自家所藏)。
 二重マルの中は、黒く塗られている。