我がカミさん、身体は小柄ですがやることは大胆。駐車場脇の花壇で育っていた樹齢60年以上のモミジを、数年前にバッサリと剪定してしまいました。しかも私が一日中サイクリング&取材で留守中に。夕方、サイクリングから帰って来て、大胆に切り落とされた枝を見て呆然、唖然、ブッタマゲ。 「えっえっえっ、何で〜!」 聞けば、ずっと前から剪定したかったよう。 「でも、何で相談してくれなかったの?」 「だって、相談すれば『絶対ダメッ!』って言うの分かってたし」 「えっえっ、そっち〜??!!でも怪我したらどうすんの!」 「大丈夫、電ノコで切ったから」 怖いもの知らずのカミさんです。このモミジ、新緑の涼しい風景も良かったのですが、特に秋の紅葉が綺麗で、ご近所さんから「枝を少しください」と頼まれたこともありました。
切り落とした枝は元には戻りようがないので、切断位置の不揃いを整形し、そのまま放置することに。この時には、また小枝が生えて来て元に戻るのだろうと思っていましたが、カミさんの切断が上手だったのか下手だったのか、数年の経過で枯れてしまいました。 道路傍で人目に触れる場所なのでカッコ悪いと思い、太い幹が3本残っているので、これを支柱にしてツリーハウスでも造ろうかと触ってみると、何と、手で軽く押しただけでボロリと落ちてしまいました。 右の写真は朽ち落ちる前の姿(2018年5月15日)です。この日、コゲラが幹に穴を開けていたので撮った写真です。(→記事はこちら) 根元回りにはカミさんが草花を植えているので、ガーデニング中に突然落ちて来なくて良かったです。 朽ちた部分を全て撤去し、チェーンソーで天端を平らに整形し、「さて、この後どうしようか」
切断面は長径36cm、短径22cmあります。結構デカい。この大きさならばいい花台になるだろうと考え、「ただし、一個だけじゃつまらない」 そこで、我が家の木株や幹置き場で適当な2本を探して、合計3本の幹の花台を作ることに。我が家の木株や幹の在庫はタップリあるので、消費しないと溜まる一方です。 と言うことで制作した枯れた木株を利用した花台。使用した木株3本、仕上がった花台4ヶ所です。(2019/6/5 記) |
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完成品枯れた木株を利用した花台。使用した木株3本、仕上がった花台4ヶ所。 2019/5/22 |
(1)右:モミジの古株。左:追加する幹。 2019/3/27 (3)根元に均しコンクリート打設。2本設置。 2019/3/27 |
(2)追加する木株 2019/3/27 (4)3本目を設置 2019/3/29 |
2.株の天端にモルタル打設株の天端にラス網を張り付け、まずはコンクリートを打設。仕上げはモルタルで。(4)大元のモミジの木株と追加2本の設置を終え、幹天端にモルタル打設 2019/5/19 |
(1)水性ウレタンクリア 2019/5/20 |
(2)水性ウレタンクリア塗装後 2019/5/20 |
(3)水性ウレタンクリア塗装後 2019/5/20 |
4.塗装して完成(1)一色目(バントアンバー+ブラック)を塗装 2019/5/22 (2)2色目以降(バーントシェンナ+ブラックなど)で変化を加えて完成 2019/5/22 |