新義真言宗延命寺は地蔵尊を本尊とし、寺伝 では文明元年(1469)法印道尊を開基として いる。江戸末期以来文教の中心となる。寺子屋教 育にはじまり明治七年一ッ松学校となる。明治41年1月27日、馬見塚の大火により全焼、
明治45年3月再建の工事にかかり大正元年9月本堂及び庫裡、鐘楼完成、昭和54年庫裡 建替え、昭和61年鐘楼建替え梵鐘も新鋳造 し、仏足跡も建立す。
この観音札所は明和三年(1766)に出来たとされる。明治29年一番札所延命寺法印蓮見慶秀師により修復、詠歌復刻が行われたものである。 穂陀落や梢の嵐 吹き絶えて 鐘の響きに 有明の月 |
住吉山 地蔵院 延命寺の地図(Google map) |