当記事は、新型コロナウィルスのワクチン2回目接種後の、自身で体験した副反応について記録したものです。摂取したワクチンと接種日販売名 COMIRNATY(コミナティ)筋注 製造販売:ファイザー(株)製造番号 1回目:FC5947 2回目:FE8162 接種日 1回目:2021/7/17 2回目:2021/8/8 接種を遅れて受けた理由摂取は6月上旬から受けることができましたが、治療中の下記疾病との関連が気になっていたことから、接種を躊躇していました。それぞれの主治医からは5月上旬までに「接種可能」のコメントをもらっていました。治療中の疾病と服用薬■関節リウマチ治療薬でMTX(メトトレキサート:免疫抑制剤)を服用中服用期間:2019/2~現在(2021/8):1年6か月 関節リウマチと診断される前の診断は「多発性筋痛症」で、プレドニン(効能:免疫抑制、ほか)5mg/日を2018/10~2020/2(1年4か月)服用。 治療開始前の炎症反応(CRP定量)は14.6mg/dL(2018/9/12の血液検査。CRP定量の基準値は0.3mg/dL以下)。基準値を大きく超えていましたが、治療開始後2ヶ月目頃からほぼ1.0以下に収まる。 痛みが強かった期間は治療前の8か月間で、その期間の状況は、指、手首、腕、肘、肩、首など、上半身の各部の激痛が続き、例えば、ドアノブを回すこと、車のドアを引くこと、シートベルトを引っ張ることが痛く、手首や肘をつくと痛いので、寝起きは何かにつかまらないと難しい。睡眠中も痛みで1~2時間間隔で目が覚め、安眠が難しい。 ■皮膚炎でデルモペート(ステロイド軟膏:抗炎症作用、免疫抑制作用。ステロイド剤の強さ5段階のうち、最強レベル5)を塗布 接種前に調べたワクチンと免疫抑制剤との関連接種前に、医療機関が発信する免疫抑制剤とワクチンとの関連情報について調べたところ、下記4機関は全て「接種可能」とのことでした。(ウェブ検索日:2021/3/23)●日本赤十字・鳥取赤十字病院 「プレドニン5mg以上、免疫抑制剤(メトトレキサートや・・・(略))を使用中の患者さんは優先的に摂取した方が良い」 ●(一般社団法人)日本リウマチ学会 「・・・ステロイドをプレドニゾロン換算で5mg/日以上または免疫抑制剤、(ほか略)のいずれかを使用中の患者は他の人たちよりも優先して摂取した方がよい」 ●(公益財団法人)日本リウマチ財団 「・・・しかし、今のところリウマチの患者さんでワクチン接種の副作用が高くなるという報告はありません」、 「・・・免疫抑制剤を飲んでいる関節リウマチの患者さんが特に新型コロナウイルスにかかりやすい、また重症化しやすいという報告は出ていません。日本でまとめている報告でも、一般の人たちとほぼ同等の頻度です。安心して治療を優先にされた方が良いと思います」 「 ・・・接種の危険性は一般の方と同じですが、一般の方に比べて抗体ができにくいかもしれません」 ●岡山市立市民病院 「予防接種(ワクチン)は、生ワクチン と不活化ワクチンに大きく分けられます。・・・生ワクチンはウイルスや細菌の毒性や感染力を弱めたワクチンのため、薬により免疫力が低下した状態では感染してしまう可能性があります。関節リウマチの薬の中で、メトトレキサートやタクロリムス、生物学的製剤、ステロイド剤などを使用している方は接種できません。 不活化ワクチンはウイルスや細菌の毒性や感染力を失わせたワクチンなので、ワクチン接種により発症することはなく、関節リウマチの薬を使用中の方も受けても問題ありません。 」 ※ファイザー社のワクチンはメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン 接種後の副反応(発熱)発熱は接種日の夕方から始まりました。既に摂取した友人知人らの話では、発熱はあっても38度前後、続いてもせいぜい2日間と聞いていたので、自分もその範囲と思っていましたが、結果的には21日間続きました。21日間の発熱をまとめると、 ■1週間目(2~ 8日目) 最高:38.7度 平均:38.3度 発熱時に解熱剤(ロキソプロフェン)1錠を服用 ■2週間目(9~15日目) 最高:38.0度 平均:37.8度 発熱時に解熱剤(ロキソプロフェン)1錠を服用 ■3週間目(16~22日目) 最高:37.6度 平均:37.4度 解熱剤服用せず 発熱が始まった時間や最高体温など
ワクチン2回目接種後の副反応(発熱)推移 ワクチン2回目接種後の副反応(発熱) 朝、午後、夜別折れ線グラフ 朝:午前6時~午前10時 午後:午後2時~午後6時 夜:午後7時~深夜 発熱以外の副反応はほぼなし今回の副反応(発熱)は、風邪を引いた時など、過去に体験した発熱とは異なっていました。●味覚・嗅覚・・・異状なし ●食欲・・・発熱時に少し落ちたものの、ほぼいつも通り ●下痢・腹痛・吐き気・悪寒・・・なし ●呼吸の苦しさ・・・なし。血中酸素飽和濃度は9日目と16日目が98%、ほかの日は99% ●発熱時の唯一の症状・・・身体が熱くて気だるく、気力が沸かないこと 発熱中の受診など■関節リウマチ定期受診とCT検査発熱5日目に関節リウマチの定期受診があり、主治医に発熱について説明。「CT検査をしましょう」ということで、上半身のCT検査を行い、断層画像診断では、肺、腎臓、肝臓、ほかの臓器に陰はなく、異状なし。ただ、血液検査結果の炎症反応(CRP定量)が10.28と異常値を示しました。ワクチン接種日が週一回のMTX(メトトレキサート:免疫抑制剤)を服用する日でしたが、ワクチンとの反応が気がかりだったので、自己判断で服用を休止。その影響でCRP定量が高かったかどうかは不明。 ■接種会場の副反応窓口へ電話相談 発熱がなかなか治まらないので、接種後13日目に接種会場(伊勢崎市民病院)の副反応相談窓口へ電話。担当看護士さんに状況を説明し、電話の奥で医師が検討している様子。その結果、ここ数日、発熱が37度台に下がっていること、発熱以外に特に異常な反応がないことなどから、もう少し様子をみることとなりました。結果的には、3週間で発熱が治まったので、相談はこの一度だけでした。 結果的に抗体はできたのか?(公益財団法人)日本リウマチ財団は、ウェブサイトで、「 ・・・接種の危険性は一般の方と同じですが、一般の方に比べて抗体ができにくいかもしれません」と説明しています。またインターパーク倉持医師が2回目接種後157人の抗体検査を行ったところ、7人(4.5%)に抗体がみられず、基礎疾患がある人、免疫抑制剤を服用している人、肥満の人が抗体ができにくかったとのこと。 もし抗体ができていない、あるいは抗体量が少量だったとしたら、3週間の発熱の意味は何だったのだろうと、悩むところです。(2021/9/3 記) |
以下は、発熱中の状況を、当サイトトップページのコラム「グッモーニン、伊勢崎♪」に記したものです。22日目(8月29日)昨日は朝9時半に36.4度、午後5時に37.1度、午後10時に37.4度。夜中にこれ以上の発熱はなかったので、レポートは今日で終了。接種後の3週間をまとめると、1週間目の発熱(平均)38.3度、2週間目37.8度、3週間目37.4度。解熱剤(ロキソプロフェン)服用は最初の2週間。血中酸素飽和濃度は大概99%。この間、味覚・嗅覚の異状なし、食欲もそれほど落ちず、下痢・腹痛・吐き気・悪寒なし。唯一の症状は、発熱時に身体が熱くて気だるく、気力が沸かないこと。幸い発熱は夕方から夜中にかけてだったことと現役を退いたシニア世代であることから、気だるい時間は怠惰に過ごしていればいいだけですが、現役の勤労者はダラダラと休暇も取り難いでしょうから、大変なのではと思っています。 昨日、当コラムで伝えた、新型コロナウィルスに感染して重篤化し、ICUに入り、三週間入院した知人の話題の続き。この知人、客先で、出されたお茶を飲みながら10分間お喋りし、お茶を飲む瞬間以外のマスクの脱着をそれほど神経質には行わなかったこと等から感染。その客の家族等、濃厚接触者はほぼ感染したとのこと。 知人曰く、「スパコン『富岳』の飛沫シュミレーション映像は当たってます。でも、マスク着用を完璧にしていれば防げます。」 来客にお茶を出さないこと、出されても飲まないこと、訪問は極力避けること等々、過去の良識は一旦忘れ、コロナ対応にした方がいいようです。 21日目(8月28日)昨日は朝9時に36.5度、日中は36.6~36.8度、午後6時に37.0度。その後も大した上昇もなく、今朝7時半で36.8度。長かった副反応(発熱)も、3週間で落ち着いたようです。この3週間、36度台に戻った時も発熱時の気だるさの余韻が残っていたので、ほとんど自宅でグダグダと過ごし、筋力体力が落ちてしまいました。回復が課題です。先日、前橋市に住む知人から電話をもらい、今年五月に新型コロナウィルスに感染し、重篤化してICUに入り、三週間入院したとのこと。39度超えの発熱が続き、味覚を失い(塩気だけは分かったとのこと)、酸素濃度は90以下。「このまま死ぬのか」と考えたようですが、不思議なことに意識は朦朧として”気持ちよかった”とのこと。回復した今、「あのまま死んでも苦しまずに死んだのだろう」と回想していました。 ワクチンについては、インターパーク倉持医師が行った抗体検査によれば、157人のうち5%弱にあたる7人に抗体がなかったとのこと。調査範囲では、基礎疾患、免疫抑制剤服用者、飲酒、肥満は抗体ができにくいとのこと。酒を飲まないほかはほぼ当てはまる私の抗体は?副反応で悩まされただけで抗体ができていなかったとしたら、踏んだり蹴ったりです。 感染して重篤になるのも大変、ワクチン接種後の急死も由々しきこと、副反応も不安、抗体産生量も謎・・・、何とも迷惑な新型コロナウィルスです。 20日目(8月27日)昨日の日中は36.8度前後、ここ数日と同様。夜の発熱は午後11時に37.2度。5夜連続でロキソプロフェンを服用せずに就寝し、夜中に2度目が覚めるものの、37.0度程度。室温が29度近かったのでエアコンを入れ、冷たいタオルで身体を冷やし、冷水を飲むなどして、静かな夜中の寛ぎタイム。この季節、発熱がなくても冷えたタオルは気持ちがいいものです。今朝は9時に36.5度。そろそろ収束する気がします。19日目(8月26日)昨日の日中は36.4~36.8度で調子良し。夜の発熱は午後10時40分に37.5度。4夜連続でロキソプロフェンを服用せずに就寝し、夜中も37度前半で寝たり起きたり。いつもロキソを飲んだ方が良かったかと悩むところですが、ロキソは副作用が多いので服用は極力避けたい。抗リウマチ薬MTX(メトトレキサート、免疫抑制剤)との飲み合わせも要注意だし。あれこれ悩みの種ですが、パラリンピックで頑張っている選手の姿を見ていると、私のレベルは超ヘナチョコです。「ワクチン2回目接種後、2週間高熱、その後も微熱が2か月続いた事例」が念頭にありながらも、本音は「いい加減止んでくれや、しつこいで」。救いは、夜の発熱時に気だるいだけで、味覚・聴覚・食欲・血中酸素飽和濃度は全て異状なし、頭痛・吐き気・下痢・腹痛も全てないこと。人生の過去の発熱体験で、特例的症状です。免疫不全者(MTX服用者)の症状かも知れませんが、データが見つからないので何とも分かりません。 18日目(8月25日)昨日の夜の発熱は午後11時で37.2度。3夜連続でロキソプロフェンを服用せずに就寝。夜中に身体が熱くて目が覚め、午前1時に37.1度、午前3時に37.0度。加齢に伴い、平熱が36度以下なので、37度超えはちょっとダルい。今朝は午前7時に36.7度。ほぼ落ち着いて来た様子です。自己判断で、関節リウマチの治療薬メトトレキサートの服用を中断しているせいか、指や膝、肩の痛みが強めですが、起床後30分もすれば落ち着くので我慢。 ところで、ファイザーワクチン2回目接種後、7日間38度台、17日目まで37.5度超えの発熱が続きましたが、問題は抗体が産生されたかどうかです。 インターパーク倉持医師が2回目接種後157人の抗体検査を行ったところ、7人(4.5%)に抗体がみられず、基礎疾患がある人、免疫抑制剤を服用している人、肥満の人が抗体ができにくかったとのこと。3拍子揃った(?)私は、抗体ができていない可能性が高い。アレレ。とすれば、発熱で悩んだのは「接種損?」。抗体量検査をしてみたいところです。 どうやら、免疫不全の人にとって、ワクチン接種は副反応で悩み、持病も悪化するだけで、接種そのものに一考を要するようです。 17日目(8月24日)昨日の発熱は午前3時の37.5度が最高で、パターン化していた夕方の発熱も午後7時が最高で37.3度。二夜連続でロキソプロフェンを服用せずに就寝し、夜中に身体が熱くて目が覚めるものの、37.1度程度。明け方も37度前後で、発熱もやっと落ち着いて来たようです。発熱中も味覚・嗅覚の異常はなく、血中酸素飽和濃度も99%。ここ17日間、通院3回、区長会1回の外出のほかは、大事をとってずっと家の中にいるので、運動不足な割りには食欲もあまり落ちず、やや日常生活を送れています。色々が初体験の発熱です。 ただ困るのは、今週は自己判断で関節リウマチの治療薬MTX(メトトレキサート)の服用を中止しましたが、そのせいか、身体のあちこちの痛みがいつもより強いです。免疫抑制剤MTXを飲んで副反応がこじれるのを避けるために、今週のみ服用を中止しましたが、まさに「彼方立てれば此方が立たぬ」状況です。4年前から発症した様々な原因不明の疾病。共通して予想されるのは「免疫不全」。その都度通院して治療していますが、いずれも対症療法。根治療法が見つかって欲しいものです。 16日目(8月23日)昨日の発熱は午後2時に37.0度。その後少し上がり午後4時に37.5度。以後、上昇はなく、37度と少しの体温で推移。「この状態ならば」と、ロキソプロフェンを服用せず就寝。「このまま朝まで行けるか」と期待しましたが、身体が熱くてなかなか眠れず、今日(17日目)午前1時に37.3度、午前3時に37.5度。ロキソプロフェンを準備しながらも、「ひょっとして」と思い、氷タオルや保冷剤で手首、腕、首回り、額を20分ほど冷やして再び測ると、ナント、0.5度ほど下がります。人体も単純なものです。体表面近くに血管が通っている部位を冷やせば、冷えた血液が身体中を巡り、体温が下がるのでしょう。 昭和中頃までは、解熱剤を使わずに氷嚢で額を冷やし続けた記憶がありますが、その道理です。解熱剤は熱を下げるだけで病気の原因治療ではなく、副作用のことを考えると、冷やして下げられればそれに越したことはありません。ただ、発熱中、冷凍庫と行ったり来たりして氷タオルと保冷剤を準備し、あちこちを冷やし続けるので、安眠のためには解熱剤が勝ります。 日本リウマチ財団によれば、関節リウマチの患者は人口の0.4~0.5%とのこと。総務省発表の2021年8月の日本の人口(概算値)は1億2,530万人なので、全国に50~63万人いることになります。伊勢崎市では約1,000人。全員が免疫抑制剤の治療薬(MTXほか)を服用中か分かりませんが、皆さんの副反応を知りたいところです。 15日目(8月22日)昨日の発熱は少し遅く午後6時頃から始まり37.1度。その後も上昇する感じはなく、午後9時で37.2度。「今夜は解熱剤を飲まないで寝よう」と横になりましたが、何だか身体が熱い。午後9時40分には37.9度まで上がり、結局ロキソプロフェンを服用して就寝。水分を十分に補給して寝るので、小用で夜中に何度か起き、今日(16日目)午前2時には37.0度。まだ少し身体が熱い。保冷剤で冷やすなどしている内に眠りにつき今朝6時まで睡眠。午前8時半には36.6度まで下がり楽になりました。平熱は36度前後なので、もう少し下がって欲しいところです。 ここまで発熱が続くと、先日紹介した、「都内に住む40代女性はモデルナワクチン2回目接種後、2週間高熱が続き、その後も微熱が2か月続いた。→(NEWSポストセブン。8/7)」が他人事ではなくなりそう。 免疫抑制剤で治療中の身体に、ワクチンが攻撃を仕掛けているのか、低下した自分の免疫がワクチンの侵入に必死で抵抗しているのか、はたまた免疫とは無関係の原因なのか分かりません。いずれにせよ、持病や体質など、稀なケースに属する人は、副反応を軽視しない方がいいようです。 14日目(8月21日)昨日は午後4時半頃から発熱が始まり午後5時半に37.9度。0.1度でも、38度台でなかったことが一安心。ただ12日目頃からこの時間には発熱が緩やかになっていたので、ちょっと嫌な感じです。冷たいタオルで冷やし、午後9時には37.7度。迷うことなくここでロキソプロフェンを服用。今朝8時には36.5度。発熱がここまで続くと、医学博士・岡田正彦氏の記事で伝えていた「発熱は数週間続く」の言葉が重さを増して来ます。今日は、週一回の持病治療薬MTX(メトトレキサート:免疫抑制剤)を飲む日ですが、身体の痛みは我慢できるので、発熱対策を優先して服用しないことにしました。免疫関係でこれ以上の反応を起こしたくないからです。先週は発熱中でしたがMTXを服用し、その後も発熱が続いているので、どっちが良かったのか疑問が残っています。 かかりつけの内科で血液検査と上半身のCT診断をして、痛覚反応が異常値だったほかはほぼ正常。接種センター窓口も、もうしばらく経過観察のコメント。医療側の対応としては納得できる内容なので、結局は自己判断に委ねられています。自身の体調と反応をきちんと認識し、病歴や薬の効能と副作用を理解し、最適な判断を下すのは自身の責任なのだろうと考えています。 13日目(8月20日)昨日は午後6時頃から発熱が始まり37.1度。午後9時には37.9度。ロキソプロフェンを服用し、今朝(接種14日目)午前6時に37.0度、午前9時に36.5度。明け方の室温が28度近くあったので、午前6時の37.0度は、副反応と言うより、部屋が蒸れて暑かったせいかも知れません。昨日、接種会場の副反応相談窓口に電話し、2回目接種後の経緯を説明。窓口では看護士さんが対応し、電話の奥で医師が検討している様子。その結果、ここ数日、発熱最大体温が37度台に下がっていること、発熱が始まる時間も遅くなっていることなどから、もう少し様子をみることに。 MTX(メトトレキサート)服用者の副反応と考えられる今回の発熱。医療系記事でMTXのほかに良く挙げられるのがプレドニン(ステロイド剤。炎症性、アレルギー性、免疫抑制)。実はMTXの前約2年間は、プレドニンを服用していました。私の場合にはどちらの薬でもワクチン接種は要注意だったようです。 12日目(8月19日)昨日は、接種後初めてのパターンで、朝から午後7時まで36度台。午後8時に少し上がり37.4度。午後10時に37.5度、ロキソプロフェン服用を悩んだ結果、飲まずに就寝。就寝後も下がらず寝たり起きたり、本日(13日目)午前2時には37.6度で、ここでロキソプロフェンを服用。朝7時までトイレにも起きずに睡眠。今朝8時半には36.5度。日中、時々測定する血中酸素飽和濃度は大概99%、たまに98%。ここ5日間は、日中36度台、夕方から37度台のパターンを繰り返していますが、38度台までは上がらなくなりました。あと一週間は覚悟しています。色々と調べると、私の副反応は、持病の関節リウマチの主要因が免疫不全で、治療薬MTX(メトトレキサート)が免疫を抑制することから、ワクチンによる中和抗体産生過程で、反応したよう。 MTXとワクチン接種について、今春頃までは、「支障がある報告がないので、摂取して大丈夫」の記事が多かったものの、最近は、リウマチの痛みの様子でMTXを接種前後一週間は服用しないように、あるいは2回目接種を控えるように・・・などの方針や報告が掲載されるようになりました。世界中で人体実験中の今回のワクチン。かかりつけ医や国、医療機関の情報も確実な担保にはできません。その中で課せられる自己判断。少数派にとって厳しい現実です。 アメリカでは3回目接種(ブースター接種)の動きが始まっています。接種後8か月過ぎた人を対象に、9月中下旬から接種を始めるよう。 11日目(8月18日)発熱が始まったのはいつもより少し遅れて午後4時頃から。8日目から発熱のピークが37度台まで下がっていましたが、11日目(昨日)は午後9時半に38.0度。一昨日の37.9度が0.1上がっただけですが、38度台と言う響きが嫌な感じです。 医学博士・岡田正彦氏の記事で、「発熱は数週間続く」との文を読み、自身の発熱が一週間を過ぎる頃、「あと数週間は覚悟するか」と思ったものの、本音では一週間ほどで治まるだろうと思っていました。この状況が気になって、ウェブ検索してみると、徐々に副反応(特に発熱)のことが明るみになっています。テレビでは「早めにワクチン接種を」とか、ワクチン接種証明書が社会生活の通行手形的存在になる報道が流れていますが、ウェブや週刊誌では、副反応情報が流れ始めています。いくつかの記事を紹介すると・・・ ■モデルナ接種後38度以上6割(朝日デジタル。8/18) ■ワクチン接種後死亡751事例から学ぶ「自身で結果を受け止める覚悟で・・・」(日刊ゲンダイデジタル。7/30) ■都内に住む40代女性はモデルナワクチン2回目接種後、2週間高熱が続き、その後も微熱が2か月続いたそう。→(NEWSポストセブン。8/7)。 群馬県西部に住む私の友人の義父は、2回目ワクチン接種2日後に急死しました。接種前日まで元気に畑仕事をしていたとのこと。今の現実は接種後の死亡も「自己責任」。ワクチン情報が「多数派」向けに発信されているのは社会の一般的流れ。自身の免疫の状態や持病を良く理解し、少数派に属する人は「多数派」情報に扇動されずに接種を決めるべきなのでしょう。 10日目(8月17日)8日目から発熱のピークが37度台まで下がり始め、8日目37.8度、9日目37.6度、10日目(昨日)37.9度でした。単純なもので、38度台にならないだけでも安心します。この10日間の発熱パターンはほぼ同じで、午前中から午後2時くらいまでは36度台。夕方から夜に向かって37~38度台まで徐々に上がります。 症状は発熱時に気だるいだけで、ほかの時間帯は普通に行動できます。味覚・嗅覚も異状なく、呼吸も普通で、食欲も余り落ちていません。接種後5日目の内科診察時のCTの断層画像診断では、肺・腎臓・肝臓・膵臓等に陰は確認できず、いわゆる「異状なし」。日々測定している血中酸素濃度は98~99%。 接種後副反応は世界の人口76億8千万の一人一人で異なると考えています。心肺機能に持病がある人、免疫不全の人、糖尿病や高血圧の人、体力が落ちている人、体質的な問題を抱えている人、比率的には僅かと思いますが、個別の反応を示すでしょう。 一方で、高齢者の友人の二人がほぼ副反応がなく、拍子抜けするようだったとのこと。 副反応のレベルと中和抗体の生成との関係を示す情報は未入手ですが、理想は副反応がなく抗体が生成されること。ただ、新潟大学名誉教授・岡田正彦氏の「新型コロナのエビデンス」によれば、抗体は2ヶ月で消えると言う米国のレポートもあるようで、何だかねぇ。 9日目(8月16日)一昨日(8日目)から発熱のピークが下がっています。2~7日目のピークは38度台でしたが、一昨日は午後10時半に37.8度、昨日は午後8時に37.6度でした。新潟大学名誉教授・岡田正彦氏の「新型コロナのエビデンス」によれば、「接種を受けた夜から数週間にわたり、発熱や倦怠感、関節痛、頭痛、下痢などの症状に悩む人が3~4割いる」とのことなので、あと1,2週続くことも覚悟しています。 私の発熱は中和抗体をつくるための反応ではなく、免疫不全あるいは免疫低下中の身体に障害が起きているためと考えています。私の持病「関節リウマチ」は免疫異常が主要因。治療薬「メトトレキサート」は免疫抑制剤。そもそもワクチン接種適合者ではなかったのかも知れません。 国は、免疫力が低下している高齢者や病気を抱えている人も、早めにワクチン接種するようにとの方針を出していましたが、免疫不全や低下の人は、抗体をつくる前に免疫障害を発症してしまう危険があることついて、事前の研究とその情報が欲しかったところです。世界中で推進しているワクチン接種ですが、免疫不全者に対しても安全なワクチンの開発を期待しています。 8日目(8月15日)「え?まだ続いているの?」「・・・ハイ、そうなんです」発熱は決まって午後2~3時頃から。一昨日(7日目)の夕方6時に38.7度だった体温は、昨日(8日目)の朝7時には36.8度へ。ロキソプロフェン1錠を服用したのは昨夜7時。下がったとは言え、普段は大概36度以下です。 昨日は午後2時頃まで36度台を保ち、午後5時に37.7度まで上昇。ロキソプロフェンを服用せずに保冷剤と冷やしタオルで冷まし、午後8時に37.6度。午後10時半にロキソプロフェン1錠を服用。 最近、新潟大学名誉教授・岡田正彦氏の「新型コロナのエビデンス」と言うウェブサイトを読んでいます。毎日のように更新していて、昨日時点で、A4相当43ページの情報量です。国内外の論文を調べ、コロナとワクチンに関して解説しています。報道やウェブで飛び交う様々な情報に対しても考察を加えています。ワクチン推進でもなく否定でもなく、医学博士としての専門的立場から、参考にした論文自身の信頼性チェックから始まり、主にデータを根拠として真実を抽出しています。 このサイトによれば、「接種を受けた夜から数週間にわたり、発熱や倦怠感、関節痛、頭痛、下痢などの症状に悩む人が3~4割いる」、その原因が「免疫システムに重大な障害が起きているかもしれない」とのこと。私に当てはまれば、後2週間発熱が続くのかも知れません。関節痛もありますが、関節リウマチを患っているので、ワクチンのせいか判断できません。 7日目(8月14日)一昨日(6日目)の夜8時に38.0度だった体温は、ロキソプロフェン1錠と一晩の睡眠で、昨日(7日目)の朝7時には36.7度へ。いつもと同じパターンです。昨日こそは最後にしたい・・・と願っていましたが、午後4時頃から発熱し37.6度。その後上がり続けて午後6時には38.7度。接種後の一週間で最高です。午後7時に38.0度に下がり、ロキソプロフェン1錠を服用。「飲めば下がる」ので、午後9時には36.9度まで下がりました。 私の副反応は、発熱中にダルくて気力が沸かない程度の症状で、寝込むこともなく食事も生活もまま普通に過ごせていること、またCT撮影で肺やほかの臓器を画像診断して異常がなかったことなどから、それほど深刻にはなっていませんが、原因が分からないのが不安です。疑っているのは、服用中のリウマチ薬「メトトレキサート」は免疫を抑制するので、免疫が低下した身体が攻撃されているのかと言うことで、これはワクチン接種前の不安材料でした。 昨日紹介したワクチン接種後の死亡事例(→ワクチン接種後の死亡事例は本当に「まれなケース」なのか? 7/17~7/30で170件)によれば、高血圧の薬の服用者が多いとのこと。人類の大半を救うとされるワクチンですが、ワクチン接種適合者であるかどうか、慎重に判断した方が良さそうです。世の中、8割、9割を超えた人が幸せになれば、大概「正論」としてまかり通ります。少数派は大方無視されて進むので、自身での判断が重要となります。 6日目(8月13日)一昨日(5日目)の夜9時半に38.2度だった体温は、ロキソプロフェン1錠と一晩の睡眠で、昨日(6日目)の朝7時には36.3度へ。ほぼ毎日同様なパターンです。昨日の体温上昇は少し緩やかになり、午後6時に37.6度、午後8時に38.0度。冷やしタオルで額を冷やし、午後9時には37.7度。ロキソプロフェンを1錠服用して就寝。夜中の寝起きも減り、尿意で目が覚めた午前4時まで睡眠。体温は36.7度。 ワクチン接種後6日目まで続いた発熱。今日も続けば丸一週間。味覚・嗅覚・食欲の異状がなく、発熱時には吐き気もなくただダルいだけの症状。ワクチン接種前に多少の不安があった副反応。関節リウマチ、狭心症、白内障・緑内障等、持病がいくつかあるのでその影響か、特にリウマチの服用薬メトトレキサートは免疫を抑制するので、その影響が出たのか、原因は分かりません。 ウェブ情報では、2回目接種後の重篤な副反応事例はたくさん。最悪ケースでは死亡事例も(→ワクチン接種後の死亡事例は本当に「まれなケース」なのか? 7/17~7/30で170件)。これらに比べれば軽い方です。今日は接種後7日目。昨日の傾向から予測すれば、今日でそろそろ落ち着くでしょう。 5日目(8月12日)昨日午前8時には、前夜9時半の38.2度から36.3度へ。関節リウマチの定期診察日でしたが、この体温ならば大丈夫だろうと受診。病院での額検温ではナント35.9度で、「ホッ」。肝心のリウマチは。採血結果のうち、最重要チェック項目の痛覚反応値「CRP定量」が10.28mg/dL。上限値が0.3なので、全くの異常値です。ここ3年ほど、ほぼ1以下に収まっていたので、主治医も「身体の痛みは大丈夫ですか?」と心配。3年前の全身激痛に襲われた頃には14.6を出したこともあったので、自分では「それ以下か」とそれほど深刻にはならず、「ところで先生」と、ワクチン接種後の4日間38.3~38.5度の発熱があった旨を伝えると、「CRPも心配ですが、肺炎なども心配なのでCTを撮りましょう」。 CT検査を受けて診察室へ戻り、大きなモニター画面を見ながら上半身の断層写真をチェック。画像診断では肺、肝臓、膵臓、腎臓など、異常なし。余談ですが、「検査機器と院内LAN、ITシステムが整った総合病院の患者で良かった」と思った次第です。CRP定量が問題でしたが、本題から逸れるのでワクチン接種後副反応の話に戻し・・・ 接種後5日目の昨日、午前中はまま平熱を保ち、「5日目の今日は流石に大丈夫だろう」と思っていると、午後から熱が出始め、午後3時には37.7度。保冷剤と冷やしタオルで脇や額、首を冷やしながらも、午後9時半には38.2度。「やっぱり今日も出たか」とロキソプロフェンを1錠服用して就寝。熱は徐々に下がり、寝起きを繰り返し、今朝7時には36.3度。 救いなのは、風邪や手術の後等で高熱を出した時に比べると、嗅覚味覚は異常がなく、吐き気もなく食欲も変わらず、発熱時に、ただただダルくて気力が沸かないだけ。今日は接種後6日目。慣れてしまうと期待感も減りますが、そのうち何とかなるでしょう。 4日目(8月11日)まず、ざっと振り返ると、接種初日は接種4時間後頃から発熱し接種8時間後に37.4度。翌朝の午前8時には36.1度と平熱。2日目は、午後5時頃に37.5度、午後9時37.7、午後11時半38.3度。ここでロキソプロフェンを1錠服用。夜中の2時に36.7度まで下がり、朝まで睡眠。午前8時には36.2度と平熱。 3日目は、解熱剤効果で平熱に下がったのか、副反応が落ち着いたのかと不安の中、昼過ぎ3時には37.6度、夕方5時には38.4度と上昇。ロキソプロフェンを飲まずに、保冷剤や冷えたタオルで脇の下、首回り、額等を冷やして凌ぎ、午後9時には37.2度まで下がりました。一晩中ケアもしていられないので、ここでロキソプロフェン一錠を服用してウトウト。眠れたような眠れなかったような夜を過ごし、午前3時半には36.5度。ここから朝7時半まで熟睡、体温は36.6度。本日4日目も午後にはまた熱が出てくるのでしょうか・・・? 副反応は個人差が大きく、比較的若い世代が強く出るよう。私は古希を過ぎた年齢ですが、区長仲間や周囲の同年配の人から聞く状況よりも発熱反応が強いよう。嗅覚・味覚、食欲はいつもと変わらないのですが、だるさが風邪を引いた時のような感じで、気力が沸きません。副反応と言えども、疑似コロナ感染体験なのだろうか・・・などと推測しています。 3日目(8月10日)レポの続き。まずは接種初日を振り返ると・・・、接種4時間後頃から発熱し、接種8時間後には37.4度。夜中に発汗で1時間おきに目が覚めたものの、接種翌日(昨日)の午前8時には36.1度と平熱。 副反応はこれで落ち着いたのか・・・、と思いきや、そうは問屋が卸しません。午後5時頃からだるくて気持ち悪く、体温は37.5度。室温が29度あったのに暑く感じず、と言って寒気もなし。その後も倦怠感が続き、午後9時には37.7度。早めに就寝するも、なかなか寝つかれず、ただ横になっているだけ。午後11時半には38.3度まで上がったので、ロキソプロフェンを1錠服用。 「発熱は抗体を作るための反応なので、解熱剤服用はほどほどに」との情報を気にしながらも、発熱で寝苦しいのもキツいので、服用することにしました。今日の午前2時には36.7度まで下がり、その後朝まで睡眠。午前8時には36.2度と平熱。解熱剤が効いているだけかも知れないので、今日もまた熱が出て来るのか、あるいは副反応はもう落ち着くのか、どっちでしょう。 2回目の副反応もほとんどなかった友人が、医者から「抗体がちゃんとできてないのかもね」と本気か茶化されたのか分からないコメントをもらって複雑していましたが、個人差もあるので、正解は神のみぞ知るです。 2日目(8月9日)昨日の午後1時半にコロナワクチンの2回目を接種。高齢者なのに遅くなったのは、持病との関係で躊躇していたためです。接種後の体調変化は、午後5時頃から発熱を感じ、37.3度。午後6時にはだるさと気持ち悪さも加わりましたが、36.7度と少し下がりました。その後もだるさと気持ち悪さは続き、21時には再び37.4度。オリンピック閉会式を見ながらパソコン仕事をして、23時に就寝。その後発汗で1時間おきに目が覚め、濡れた下着を着替えて、検温と水分補給。午前3時には36.8度に下がりそのまま6時まで眠り、午前8時には36.1度。副反応はこれで落ち着いたのか、一般的には翌日の副反応が強いようなので、今日また表れるのか、様子見です。 |