感染経緯2023年8月26日(土)17時から伊勢崎市内の某介護老人保健施設で夏祭りが開催され、地元区長の一人として招待され、16時30分から19時30分まで滞在。主催者・参加者ほぼ全員マスク着用なし。私も着用せず。この間、野外テント内の決った席に着座し、隣席の人(5人)、ほか(2人)らと対話。 9月2日時点で、隣席で対話した5人のうち一人も感染したことを確認。発症から発熱外来受診8月27日(日):夕方から喉に違和感、夜中に喉の痛み。8月28日(月):喉の痛みと咳。 8月29日(火):喉の痛みと咳。昼頃から発熱を感じる。37.7度。 14時40分:石井病院の発熱外来受診。受診室は本体と分離したプレハブ部屋。外の駐車場で待機。 16時:コロナウイルス NEAR法(等温核酸増幅法)で陽性(+)判明。 下記薬を5日分処方。 (1)ラゲブリオカプセル200mg・・・SARS-CoV-2による感染症 (2)カロナール錠500 500mg・・・解熱鎮痛(→こちらを参照) (3)トラネキサム酸カプセル250mg・・・咽喉頭炎、口内炎、蕁麻疹、中毒疹、扁桃炎ほかの治療。 (喉の痛みを訴えたので処方された) 22時50分:38.2度 発熱と日々の最高体温
コロナ感染後の発熱推移(横スクロールで全体表示)(全体を縮小表示) 発熱以外の症状●身体全体・・・倦怠感、疲労感、軽作業(植木の水あげ、洗濯干し・たたみ等)でも息が上がる。●味覚・嗅覚・・・異状なし。 ●喉の痛み・・・慢性気管支炎の持病があり、喉をやられたようで、頻繁に咳き込んだ。 三週目ごろから落ち着くが、感染前よりも喉が過敏になり、空咳が増える。 ●食欲・・・発症後一週間程度は熱が下がっていれば食欲はほぼ正常。 その後は空腹感を感じても食欲湧かず。一日の摂取量は感染前の1/2~1/3程度。 発症後一か月で体重が6kg減る。 ●下痢・腹痛・悪寒・・・なし ●呼吸の苦しさ・・・発症後一週間以内は少しの動作で息苦しかった。 この頃の血中酸素濃度は89~90%の時があった。その後は94~97%まで回復。 ●ほか・・・時々軽い吐き気。手足のむくみ(特に足のむくみは痛みを感じるほど)。 緑内障悪化(特に左目の視野が一挙に狭くなり、9月25日時点で回復していない)。 解熱鎮痛剤(ロキソプロフェンNa60mg)について解熱剤として処方されたカロナールは、過去におけるほかの疾病で何度も処方されていますが、解熱・鎮痛効果が低いので、ほかの疾病(関節リウマチ)で処方されているロキソプロフェンNa錠60mgを服用しました。ロキソプロフェンの解熱効果は明確で、服用後2~4時間後には必ず熱が下がりました。ただし、薬効時間は6~10時間程度で、効果が切れると再び発熱するパターンを繰り返しました。 服用の目安は38度越えの発熱時。その都度服用したいところですが、ロキソプロフェンは重大な副作用が多いので、極力服用回数は減らすよう努めました。服用時には消化性潰瘍を避けるため、一緒に胃粘膜保護薬(ムコスタやレパミド。これらがない場合には市販薬のセルベール)を服用。 今回、ロキソプロフェンに頼らずに古来の方法で解熱を試みて、それなりの効果がありました。その方法はまた改めて紹介します。(2023/9/25 記) |