越山橋(えつさんばし)は伊勢崎市都市計画道路3・4・44号(伊勢崎駅南・東西通り)の赤坂川に架けられた橋梁です。橋梁形式はスパン長や外観から判断すると単純床版橋のよう。橋梁の東側は伊勢崎市曲輪町、西側は太田町です。 起伏が少なく、山谷の変化に乏しい伊勢崎市において、ここ赤坂川と、赤坂川の西方約500mの位置を流れる平釜川は比較的谷が深く、橋梁は谷筋に架けられているため、道路は橋梁に向かって下り坂になっています。2022年1月現在、拡幅改良工事が進行中の(都)3・4・44号ですが、越山橋の改良がどのように行われるのか、現況標高で拡幅のみ行うのか、標高を上げて新規に架け替えるのか関心が残ります。 当ページでは道路改良に伴う越山橋の変遷を綴って参りたいと考えています。(2022/1/6 記) 越山橋の位置図(伊勢崎市HPから一部切り抜いて加筆) 越山橋 位置図((c)Google map) |
伊勢崎駅・駅南東西通り((都)3・4・44号)の越山橋架け替え工事のうち、上部工工事が6月13日、発注されました。概要は下記の通りです。(2024/6/30 記) ※伊勢崎市契約検査課のウェブサイトから一部抜粋 開 札 日:2024(令和6)年6月13日 発注部署:伊勢崎市 道路整備課 工 事 名:都市計画道路3・4・44号 駅南東西通り(駅西工区) 越山橋上部工事 工事場所:伊勢崎市太田町外地内 工事会社:田中建設(株)さん 工 期:2025(令和7)年3月14日 現場に立つ工事看板 2024/10/11 橋梁諸元 (「ぐんま電子入札共同システム」のウェブサイトに示す積算資料、ほかを参照) ・橋梁形式:プレテンションPC単純桁橋 ・桁サイズ:L=12,940mm、H=500mm (中桁・外桁共通) ・桁重量:8.2t/本(中桁)、8.3t/本(外桁) ・桁本数:23本 ・橋長 L=13.0m ・幅員 W=17.0m |
工事概要工期が延長された越山橋下部工工事 2024/6/29 護岸工(コンクリートブロック積)の数量が360.6uから332.2uへ減っています。 |
伊勢崎駅・駅南東西通り((都)3・4・44号)・越山橋架け替え工事(下部工)の10月11日の状況です。 現場では、2基の逆T式橋台の施工を完了し、型枠が外された姿を見せていました。工事中の仮設処理の流路切り替え工も撤去され、元の河床が現れていました。上下流左右岸4か所のウィングは付いていません。左岸側橋台には踏み掛け版受け台が施工されています。 背面土砂も大方埋め土されていましたが、橋台側面の土砂の処理は分かりません。工事には護岸工(コンクリートブロック積)も含まれているので、その工事で対応すると思われます(2024/10/25 記)。 完成した逆T式橋台。左:右岸橋台、右:左岸橋台。(左岸下流側から) 2024/10/11 完成した逆T式橋台。左:右岸橋台、右:左岸橋台。(下流側から) 2024/10/11 完成した逆T式橋台。後方:左岸橋台、手前:右岸橋台。(右岸下流側から) 2024/10/11 完成した逆T式橋台。後方:左岸橋台、手前:右岸橋台。(右岸上流側から) 2024/10/11 |
やや半年ぶりの伊勢崎駅・駅南東西通り((都)3・4・44号)の越山橋架け替え工事(下部工)現場レポートです。
工期が3月25日で、先日6月13日には上部工も発注されているので(→)、完成した左右岸2基の逆T式橋台の姿を見ることになるのだろうと予想して出かけると、最初に目に入ったのは下部工位置を囲んだ土留工。 「え??下部工の施工が遅れた?既に上部工が発注されたのに?」 現場を一回りすると、橋台の姿はなく、打設を完了した杭基礎を囲むように土留(どどめ)工が設置され、土留工の切梁(きりばり)の間から、杭頭部が見えます。橋台躯体の施工は今後の作業で、杭頭処理、フーチング、竪壁、パラペットと、各部材の施工が残されています。 工期が気になったので工事看板を探すと、3月25日から来年2025年1月31日へ、約10か月延長されていました。上部工の工期は2025年3月14日なので(→)、下部工は延長後工期より早めに完了し、上部工へバトンタッチすると思われます。下部工を請け負ったJVの一社(田中建設(株)さん)が上部工も落札したので、作業調整はし易いかも知れません。(2024/6/30 記) 越山橋・橋台施工現場(左岸側(伊勢崎駅側)の道路センターから) 2024/6/29 打設を終えた杭の頭部が切梁の間から見えます 2024/6/29 左右岸共に下部工位置を覆う土留め工(山留と切梁)(左岸下流側から) 2024/6/29 現場全体に設置された土留工(左岸下流側から) 2024/6/29 河川部の山留と切梁(左岸下流側から) 2024/6/29 越山橋・橋台施工現場(下流から)。後方の高架橋はJR両毛線。2024/6/29 下部工位置を覆う土留め工(右岸上流側から) 2024/6/29 |
伊勢崎駅・駅南東西通り((都)3・4・44号)の赤坂川に架かる越山橋架け替え工事現場では1月9日、赤坂川がコルゲートパイプで切り回され、旧橋は撤去されて全体が埋め土され、地盤面には鉄板が敷かれていました。現場で話を聞くと、数日後から左右岸橋台の杭打設工事が始まるとのこと。 杭打設の出番を待つクローラークレーン 2024/1/9 越山橋・橋台施工現場(右岸側から) 2024/1/9 越山橋・橋台施工現場(左岸側から) 2024/1/9 越山橋・橋台施工現場(下流から) 2024/1/9 越山橋・橋台施工現場(下流から) 2024/1/9 |
伊勢崎駅の南側を東西に走る道路(都)3・4・44号(駅南東西通り)の駅西工区で、赤坂川に架かる越山橋の下部工事が進んでいます。下部工は逆T式橋台2基。基礎工は場所打杭20本。 2023/10/14日現在、現橋は全面交通止めされ、周辺には迂回路の案内看板が設置されています。ただ近隣施設や近隣住民の方は通行可能です。工事概要は下記の通り(2023/10/28 記)。 ■落札日 : 令和5年(2023年)5月11日 ■発注部署 : 伊勢崎市 都市計画課 ■工事名 : 都市計画道路3・4・44号 駅南東西通り(駅西工区)越山橋下部工事 ■工事箇所 : 伊勢崎市 太田町 外地内 ■工事会社 : 田中・萩原(都)3・4・44号駅南東西通り(駅西工区) 越山橋下部工事特定建設工事共同企業体 ■工期 : R5年(2023年)6月26日〜R6年3月25日 |
越山橋逆T式橋台2基 工事看板 2023/10/14 工事数量 |
善應寺の脇に立てられた迂回路案内 2023/10/14 |
善應寺の脇に立てられた工事案内 2023/10/14 |
越山橋・橋台施工現場(右岸側道路センターから) 2023/10/14 越山橋・橋台施工現場(右岸下流側から) 2023/10/14 越山橋・橋台施工現場(左岸側道路センターから) 2023/10/14 越山橋・橋台施工現場(左岸側下流から) 2023/10/14 |
越山橋を下流側から 2022/1/2 越山橋を下流側から 2022/1/2 |
越山橋を東方から 2022/1/2 越山橋を東方から。左後方にメモリード伊勢崎。 2022/1/2 |
越山橋から上流。この少し上流に、旧JR両毛線のレンガアート橋があります。 2022/1/2 |
橋銘板 |
|
橋名(漢字) 完成年月・平成元年9月 |
橋名(ひらがな) 河川名・赤坂川 |