足尾・消えた村の跡地を歩く(栃木県日光市足尾町)   [ Home ]




足尾・消えた村の跡地を歩く

仁田元沢水管橋足尾砂防堰堤(別ページ)|足尾で会った野生動物たち(別ページ)

久蔵沢安蘇沢

(栃木県日光市足尾町)

掲載日:2018/9/8
 栃木県足尾町の「足尾砂防堰堤」は三川合流ダムとも呼ばれています。三川とは仁田元(にたもと)川、松木川、久蔵(くぞう)川のこと。そして、この3つの河川沿いにはかつて仁田元村、松木村、久蔵村がありました。資料によれば、3村共に栃木県上都賀郡にあり、足尾鉱毒事件によって、明治35(1902)年に廃村になったとのこと。
 2018年7月7日、三河川の内、最も東側の久蔵沢沿いの道と安蘇沢沿いの道を歩いてみました。スタート地点は足尾砂防堰堤脇のゲート。駐車は同砂防堰堤を含む「銅親水公園」の駐車場です。一般車両は入れませんが、徒歩での出入りは自由。旧松木村探訪や松木渓谷沢登り、周辺の山々の登山に利用できます。ウェブで探すと、冬季に雪の岩壁を登攀する人などもいて(→こちら)、様々な楽しみ方があるようです。
 ただ注意点として、熊・猿・鹿等の野生動物が生息していること、エリア内にはトイレがないことがあります。何があっても自己責任で歩きましょう。

 訪問した7月7日は厚い雲に覆われた曇天でしたが、山肌は緑で覆われ、道路脇には夏の花たちが咲き、久蔵沢と安蘇沢の水は清く澄み、足尾銅山の煙害に悩まされた当時をイメージさせる姿は見当たりませんでした。


久蔵沢と安蘇沢・歩いたコース

 松木沢を初めて訪れたのは、正確な記憶ではありませんが、およそ30年前。当時の記憶では、周辺の山々は草木が少なく赤茶けて、よく言えば、森林限界を超えた日本アルプスのガレた山岳地、悪く言えば、死の峡谷でした。国や県、市をあげて復活させつつある足尾銅山周辺の山々の自然。その成果が表れていることを実感した散策でした。(2018/9/8 記)

久蔵沢と安蘇沢を歩く 2018/7/7(3分48秒)

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久蔵沢と安蘇沢の合流地点から南方(足尾砂防堰堤の方向) 2018/7/7

現在進行中の工事。久蔵口山腹基礎工事 2018/7/7

白いガクアジサイのような花 2018/7/7

ヨツバヒヨドリの群生 2018/7/7

ジャノメチョウもたくさん飛んでいました 2018/7/7

久蔵口山腹基礎工事現場 2018/7/7

白いガクアジサイのような花 2018/7/7

ヨツバヒヨドリ 2018/7/7


 林道脇でたくさん咲いていたネジバナ 2018/7/7

久蔵沢に架かるコルゲートパイプを使用した簡易橋梁 2018/7/7

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安蘇沢の流れ 2018/7/7

白い草木。イタドリのよう。 2018/7/7

赤い実を付けた草木 2018/7/7

白い草木のアップ画像 2018/7/7


赤い実のアップ画像 2018/7/7

安蘇沢沿いで時々見かけたガレ場 2018/7/7

安蘇沢に整備された砂防ダム

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安蘇沢に整備された一段の砂防ダム 2018/7/7

安蘇沢に整備された二段の砂防ダム 2018/7/7

安蘇沢砂防堰堤

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安蘇沢砂防堰堤の頂部(袖天端) 2018/7/7

安蘇沢砂防堰堤の水通し部 2018/7/7

安蘇沢砂防堰堤の石の標識 2018/7/7

安蘇沢砂防堰堤

・完成 平成20年3月
・天端標高 793.353m
・高さ 16.103m 長さ 55.620m
国土交通省
・施工 株式会社山藤組


林道脇のあちこちで咲いていたホタルブクロ 2018/7/7

えん堤の上流・仁田元沢水管橋

えん堤上流では仁田元(にたもと)川、松木川、久蔵(くぞう)川が合流しています。
この地域には、その昔、それぞれの川名を冠にした村(仁田元村、松木村、久蔵村)があったよう。
足尾鉱毒事件によって、ともに明治35(1902)年に廃村になったとのこと。
現在はそれぞれ仁田元渓谷、同松木渓谷、同久蔵渓谷と呼ばれています。
仁田元沢には仁田元沢水管橋(中央スパンは垂直材付き鋼ワーレントラス)が架かっています。
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荒涼とした風景が広がる堰堤の上流 2018/3/31

仁田元沢水管橋。中央スパンは垂直材付き鋼ワーレントラスです。 2018/3/31

仁田元沢水管橋 2018/3/31

パイプを通すために岩に開けられた穴 2018/3/31




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